2011-01-23

memo-『ソーシャル・ネットワーク』について


ライムスター宇多丸は「紛れもない傑作」と絶賛してるけど、これを物語映画として語るのは間違いだと思う。だから、この映画をすごい映画としてホメるのは、カテゴリーが違うものを無理してホメてるみたいなもんだ。
でも世界中でベタボメされてる。
僕の感想、間違えてるか?

ソーシャル・ネットワーク (映画) - Wikipedia

マーク・ザッカーバーグにもエドワルドにもショーン・パーカーにも、あるいは、エスタブリッシュメント出身でボート部の双子やその双子にくっついているインド系にも、全ての登場人物に感情移入できるし、誰が悪い云々というう結論はだしていない、という構造は分かるし、複雑な時間構造もわかり易く丁寧な映画であることも分かる。
が、世界最年少の億万長者とはいえ、実在のまだ20代の人間の大学生時代のお話は、それがどんなによくできたフィクションであっても、フィクションとして見れない。
それは同時代の証言(みたいなもの)でしかないのだから、それを物語映画として語るのは、何かおかしい。
他のひとは、僕が感じた疑問は感じなかったのか?

トレント・レズナーが音楽作ってるのであった。
昨日、ほほう、と思ったけど、忘れてた。


TBS RADIO ザ・シネマハスラー「ソーシャル・ネットワーク」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

来週、『その街の子ども 劇場版』らしい。
見たいな。
僕、すっかり「映画好き」やなあ。

0 件のコメント: