2012年12月31日月曜日

映画館で『007スカイフォール』

面白かった。
最初のバイクの追跡シーンが最高。
ボンド墜落シーンの描写が、サムメンデス! 『アメリカンビューティー』のビニール袋を思い出した。
そういう「映画的な描写」がかっこよかった!物語はどうも腑に落ちないところもあったけど。
良い大晦日だ。

軍艦島は、夏頃に軍艦島をテーマにした実験映画を見ていたので、登場してすぐに分かった。特異な場所なんだな、やっぱ。

2012年12月30日日曜日

memo-相倉久人『至高の日本ジャズ史』(集英社新書、2012年)

帰省の新幹線がうまくとれなかったので、ひかりのグリーン車に乗っている間にチェックした。
以下、簡単にメモ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
これは山下洋輔が病気療養を終えて本格的に活動を開始した70年代頭くらいを頂点とする、その時代までの記述。
日本のジャズ史というより、相倉久人という、70年まで「ジャズの現場」にいた評論家の(思い出)話。
刀根康尚の『現代芸術の位相』みたいなものが、2012年になってやっと書かれたみたいなものか。

1.
この人は1970年にジャズ評論を辞めた人らしい。この人の文章は「論理的には信用出来ない」し、文章は基本的に「自己完結している」と思うけど、この人が話す様子は、きっと、とても面白いのだと思う。

2.
1950-60年代の「ジャズ批評に関わっていた人の言葉」を初めて読んだ。
この種類の言葉―「ジャズ原理主義」とか「ジャズ理想主義」とか言えそう―の典型として、一次資料として面白い。

3.
僕は批評とか評論には本当に関心がないようだ。
渋谷陽一のロックのディスクガイドで「音楽を語る言葉」に目覚めたと思ってきたが…。

4.
「日本におけるゲンダイオンガクの受容」と「ゲージュツとしてのジャズ受容」が、幾つかの局面で絡んでいた事例に言及しているので、参照すること。
1962年のケージ・ショックへの言及や、「新世紀音楽研究所」や「ジャズ・ギャラリー8」の活動など。

至高の日本ジャズ全史 (集英社新書)
相倉 久人
4087206696

現代芸術の位相―芸術は思想たりうるか (1970年)
刀根 康尚
B000J92G5E




2012年12月23日日曜日

五味康祐(ごみやすすけ)『柳生武芸帳』

年末年始の新幹線で読むことになるかもしれないと思ったが、もうこれ以上読み進める自信がない。

オーディオ評論家としての五味康祐の文章を読む前に、小説を読んでみようと思った。
が、この小説は上下巻共に文庫本で700ページ近くあり、100ページほど読み進めたけれど、いっこうに物語が進行しない。
松岡正剛が上手いこと書いている。「この物語には中心がなく、周辺ばかりが肥大する。…周辺が肥大しているのに、そこにフラクタルに細部の襞が複雑に流れこむので、どこにも一つのストーリーラインというものが見えてこない」。
「それなのに多くの読者はおそらくは一種異様な感動のようなものをもった」らしいが、僕はそろそろ挫折することにする。

「読み応え」がない。
山田風太郎とは違うなあ。
古いからかな?

柳生武芸帳〈上〉 (文春文庫)
五味 康祐
4167335131

メモ:
松岡正剛の千夜千冊『柳生武芸帳』上・下 五味康祐:
五味康祐 - Wikipedia
柳生武芸帳 - Wikipedia

初出は昭和31年(1956)2月「週刊新潮」。「週刊現代」「週刊文春」「朝日ジャーナル」「少年マガジン」「少年サンデー」が一斉に登場した年より3年はやく、当時のサラリーマンの多くが読んだらしい。つまり、当時の「大衆娯楽」の最前線だったということらしい。
戦後のいわゆる時代劇モノはこの『柳生武芸帳』に端を発するらしい。

DVDで『ヤング≒アダルト』(2011)

とくに何も、問題が解決したり登場人物が変わったりしない終わり方が素晴らしい。

仕事も恋愛もうまくいかない、高校時代は「クイーン気取りのビッチ」だった30代の女性が、妻子のいる元恋人と復縁しようと大騒動を繰り広げるドラマ。
だけど、これは「ガキのまま中年になったシャーリーズ・セロン演じるメイビスの”イタさ”」を味わうだけのお話じゃない、ってのが、良かった。
最後の最後には逞しい自己肯定に至るステキなお話だった。
最後に、その他の登場人物とか話の伏線とかをほったらかすやり方が素晴らしかった。
ヤング≒アダルト [DVD]
B00A0K9I1M


これ、『マイレージ・マイライフ』や『サンキュー・フォー・スモーキング』の監督の作品かあ。
なるほど!
ジェイソン・ライトマン - Wikipedia:

メモ:デザインあ


デザインあ:ウェブサイト

デザインあ - Wikipedia:

2011年4月から放送されている、デザインを題材とした子供教育番組

総合指導:佐藤卓(グラフィックデザイナー)
映像監修:中村勇吾(インターフェースデザイナー)
音楽:コーネリアス(ミュージシャン)

が中心。

「音響詩」とか「視覚詩」とかと関連させて考えると面白いなあ。
あるいは抽象的アニメーションと。
かつてのアヴァンギャルドは、ポップになったような感じのものとして。でもたぶん影響関係はないんだろうな。
刀根康尚とOvalのようなものか?!



2012年12月20日木曜日

宣伝:12月24日に三沢洋紀と岡林ロックンロール・センターでライブ@渋谷O-nest

よろしくです。
1600-2200のイベントで、5階のほうで1855-1935に出演します。
アニス&ラカンカ」というデュオの企画で、これは「mmm(ミーマイモー)」と「埋火の見汐麻衣」のユニットだそうです(PV見て、なんだこれは?と思った。とにかく英語は達者なようだ)。
[ototoy] 特集: ANISS & LACANCA
今はとにかく「当日の最高気温は9度」という天気予報に、しんなり/げんなりしている。
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http://shibuya-o.com/nest/2012/12/15509
★12/24(月・祝)@渋谷O-nest
「アニス&ラカンカ X'mas party」

open16:00〜close22:00 ¥2500/¥2800(+1D)
5Fと6Fを使って行います。

ACT
アニス&ラカンカ
王舟
フジワラサトシ
insect taboo【虫博士 vo., 宇波拓 g., 足立智美 トモミン, 鍵盤ハーモニカ, 河崎純 b., 下田温泉 dr. 】
FALSETTOS
三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター
麓健一

DJ(ディスクジョーッキー)アニス&ラカンカ/ilojilo

チケット予約
11/10〜
Pコード:184-964
Lコード:77878
nest店頭
THISHEATWEB:info@thisheat.net(日程/お名前/枚数も記入してください。)

※あにかん先輩たちと渋谷でイブイブ〜!!

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タイムテーブル

16:00 OPEN22:00CLOSE

6F
16:0016:30 DJアニス&ラカンカ

17:0517:35 王舟(30min)

18:2018:50麓健一(30min)

19:4020:10ビンゴ  DJilojilo (30min)

21:0021:40アニス&ラカンカ(40min)

21:40DJilojiio



5F

16:3017:00 ファルセッツ(30min)

17:4018:15フジワラサトシ(35min)

18:5519:35三沢洋紀と岡林ロックンロールセンター(40min)

20:1520:55インセクトタブー(40min)
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2012年12月18日火曜日

2012年12月15日生成音楽WSワークショップ-虫の音楽-まとめ

最も元気のよかった蜘蛛とゴキブリの夢の共演
(この黄色のプラスチックの裏に圧電マイクがあり、虫の足音を拾うという仕掛けです。ピンク色で隠した後ろには蜘蛛とゴキブリがいます。アレなのでピンク色で隠してます。)
今年度のスタジオにも生成音楽ワークショップ(Twitter ID: 生成音楽ワークショップ (generativemusic))に来てもらってワークショップを行なってもらいました。先週土曜日が1回目。2回目は2月18日(月)の予定です。近日中に、参加した学生がもう少し詳しくまとめて映像などもつけてレポートを公開する予定です。このポストはとりあえずの記録/メモ。

→記録を公開しました。

ーーーーーーーー
1.
この学部スタジオ授業に、基本的にはハードコアな企画ばっかしてる生成音楽ワークショップに来てもらう主な狙いは「音楽という題目のもとで行われる活動の広さを知ってもらうこと」です。あるいは「音を用いた活動の幅広さに触れること」です。変なコト/モノを”音楽”として提示する活動に接することでポカーンとしてもらえたら良いなあ、と思って来てもらってます。

2.
で、基本的に、企画はお任せで来てもらってるのだけど、今回は”虫の音楽”をやりました。自然豊かな横国のキャンパスのなかで虫を集めてきて、その虫の音を聞こう、という企画でした。
最初聞いたときは「この寒いのになに言ってんだ、こりゃ、この企画はコケるな」と思い、当日は雨も降っていたしとても寒かったのでその疑念はほぼ確信に変わったのですが、「寒いなか落ち葉を掘り返しながら昆虫採集をする」とか「暖かい部屋に戻って割り箸で虫をいじって、虫が動く音を聞く」とかいう作業はけっこう面白かったようで、けっこう盛り上がりました。

3.
「普段は聞こえないけれども拡大増幅して聞こえるようにした音」は、いつもとは違う耳の使い方をさせるものだし、いつもとは違う音の動きに改めて注意をうながすものなので、まあそれなりに面白いものです。まとめると―こういうのは「まとめる」と味気ないもんですが―、「いつもとは違う耳の使い方をすること」と「いつもは気づかない音に改めて注意を向けること」ってのがポイントなんでしょう。まあ、詳しくは近日中に学生たちがうまいことまとめてくれるでしょう。

4.
中川個人の感想を一言。
何よりもまず、虫が気持ち悪かった。ハムスターなら良かったのに(でもハムスターはストレスに弱いのでこういうのに使ってはいけない)。
「虫が動いてカサコソカサコソと立てる音に対して、間髪入れずに”いいねえ”と言う生成音楽WSの感性」を提示できたワークショップとして、良かったのだと思います。中川は「そういう感性は半分くらいは共有できる」という感じの人です。

5.
>当日参加した学生のみんな
では、MLで連絡した要領で、あとのまとめ、よろしく。

ーーーーーーーー
◯メモ:Leif Brush
ちなみにこの”虫の音楽”は、Leif Brushというサウンド・アーティスト(terrestrial wind monitorings)からヒントを得た、もしくはインスパイアされたものらしいです(クレジット関係がどういうことになっているのかよく分かりません。そのうち生成音楽WSのふたりが教えてくれるでしょう)。

虫じゃなくて動物を使う音楽ならアタナシウス・キルヒャーのcat organってのが有名だそうです。

◯メモ:Mira Calix - Nunu
虫を使う音楽としてMira CalixってひとのPVを紹介していました(でもまあこれは虫の音楽じゃないですな。イギリスのWarpってレーベルのミュージシャンなので「エレクトロニカ」とかいわれるジャンルのひとみたい。よく知らないけど)。
05/04/2007 Mira Calix - Nunu (Live In Russia)

2012年12月17日月曜日

memo: コロムビア創立100周年記念企画『文化を聴く〜自作朗読の世界〜』




確かに与謝野晶子の朗読は恐ろしいかもしれん。室生犀星もなかなかのものだと思う。
ーーーーーーーー
『文化を聴く〜自作朗読の世界〜』というCDで大正期以降の詩人による自作の朗読を聞いている。詩人は朗読がうまくない、というか、下手くそ。というか、味わい方がサッパリ分からない。ということが分かった。|Listening to “乃木坂倶楽部・火・沼沢地方” by 萩原朔太郎 ♫
posted at 11:52:02
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曲目リスト

ディスク:1
1. 思ひ出|斷章 (MONO)
2. 汐首岬|邪宗門祕曲 (MONO)
3. トラピストの牛|渚 (MONO)
4. 鴨 (MONO)
5. 水上|月夜の風 (MONO)
6. 源氏物語 (MONO)
7. 乃木坂倶楽部|火|沼沢地方 (MONO)
8. こころ|足羽川|蝉頃|春の庭 (MONO)
9. ためいき・故園晩秋の歌 他 (MONO)
10. 中辺路懐古|貴船奥の宮|桜島|八雲旧居を訪ふ (MONO)
11. 塔影 (MONO)
12. 詩の金堂 (MONO)
13. 落花の雪 (MONO)
14. 長歌 干瀬の浪 (MONO)
15. 旅|建設-新律格による-|客人 (散文詩) (MONO)
16. 秋の夕|気候|キュピドの矢 (MONO)
17. 寧楽の第一夜|母の部屋 (MONO)
ディスク:2
1. 南京にて 他 (MONO)
2. みんなみの海のはてより (MONO)
3. 夕暮の空に富士あり 他 (MONO)
4. 上総大原の海辺にて、夏、嵐の後の夜空を仰ぎて 他 (MONO)
5. 昨日より 他 (MONO)
6. ゆふされば 他 (MONO)
7. 箱根に遊ぶ 他 (MONO)
8. 春・夏・秋・冬 (MONO)
9. 近詠 (MONO)
10. 大宮の春|宮城|豐明殿|賢所 (MONO)
11. 俳句の話(一) 「俳句とは何か」~「花鳥諷詠」 (MONO)
12. 俳句の話(二) 「深は新なり 古壷新酒」~「特異な詩」 (MONO)
13. ベニスの商人 (MONO)
14. 「ハムレット」より 生死疑問独白の場 (MONO)
15. 土と兵隊 (MONO)
16. はじめの詩|汽車の窓にて|おわりの詩 (MONO)
コロムビア創立100周年記念企画 文化を聴く
V.A
B004717G0U

2012年12月13日木曜日

メモ:永井均『マンガは哲学する』

この吉田戦車の4コマ―「新しい字を発明しました」―への言及をチェックしたかったので読んだ。軽い本だったしさらっと読めた。けっこうコジツケなお話も多かったけど。
マンガは哲学する (岩波現代文庫)
永井 均
4006031831


2012年12月6日木曜日

American BandstandにはP.I.L.も出演していた。

懐の深い番組だ。40年近く続くとそりゃ色々変わるだろうが。

American Bandstandについて


1952年から1989年まで続いた、ティーンの視聴者参加型のダンス番組。
いわゆる1959年に死んだロックンロールの代わりに(正確にはそれ以前から流行っていたので「代わりに」と言うべきではないだろうが)、当時のアメリカのポピュラー音楽のなかで抜きん出て影響力を持つようになったらしい。
1956年以降はDick Clarkがホスト。

1.いわゆる1959年のロックの死 のオルタナティヴのための場所のひとつとして認識しておくこと
2.視聴者参加型音楽番組のハシリとして認識しておくこと(これが『ソウル・トレイン』とか『アメリカン・アイドル』にそのままつながるのかどうかは知らないが)
3.映画『ヘアスプレー』は、この番組をめぐる当時(1962年)の状況の一端を教えてくれるものかもしれない。これは面白い映画だった。
ヘアスプレー (2007年の映画)


ヘアスプレー [DVD]
B0021ZMHQM


2012年12月3日月曜日

メモ:DVDで『レス・ポールの伝説』(2007)

・多重録音開始前はジャンゴラインハルトからの影響が大きくて、ジャズギタリストとして活動していて、ビングクロスビーから多くを学んだらしい。
・1950年代前半にマルチトラック録音が可能になっていて、マイルスデイビスもいて、シュトックハウゼンの電子音楽もあったわけだ。色んな「音楽」があったと考えるべきか。
音楽界の革新者/発明家 レス・ポールさん死去
レス・ポールの伝説|08・8・23ロードショー
レス・ポールの伝説 - Wikipedia

・予告編

・何回も聴いているうちにすごくかっこよく聞こえてきた。






2012年11月24日土曜日

DVDで『アメリカン・ティーン』(2008)

本当のアメリカの高校生5人のドキュメンタリー、という帯につられて内容も知らないままに借りてみたところ、とても面白かった。
どこか演出臭いところもあるし全部ドキュメンタリーじゃないだろうけど、アタリだった。

どうしても『桐島、部活やめたってよ』のことを思い出すし、自分の高校生活時代を思い出しもする。
確かに、クイーンとかギークとか「プロム」とかあるし、大学進学できるかどうかはっきりと別れる、明確な階級社会は生活しにくそうだけど、でもやっぱり、日本のほうが抑圧的なんだろうと思う。
だいたい、高校で底辺にいるオタクでさえ、自分の通学用の車を持っていても何もおかしくはない社会なのだから。
走り出すのにバイクを盗む必要はないのだから、アメリカ(中西部)には、尾崎豊は生まれてこないわけだ(ハマショーは生まれるのかもしれない)。
じゃあ何が面白かったのか?
なんやかんや言って、やっぱ「18歳の物語」だから面白かったんだろうなあ。
「おとな」として自分の人生を自分で選択し始める最初の頃のお話、なので、面白かったのではなかろうか。

最後のエンディング曲、かっこよかった。

アメリカン・ティーン - タマフルたまり場 - livedoor Wiki(ウィキ)
TBS RADIO ザ・シネマ・ハスラー (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル):

アメリカン・ティーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
B0037X4YYA

◯トレイラー

◯エンディング曲

◯ハマショーのまねー

2012年11月23日金曜日

2012年11月18日日曜日

録画してあった『タバコロード』

何とも、面白かった!
パンキッシュなコメディながら、南部のプアホワイトたちを主人公に、人間の生命力の逞しさとかふてぶてしさとかいい加減さとかを描く。
「子どもはの数は17-18にんで、全員の名前は覚えてないが…。」とか。
中学生くらいの頃に小説を読んだことがあった。小説も面白かったけど、映画も面白かったな。

cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=2204

タバコ・ロード スタジオ・クラシック・シリーズ [DVD]
アースキン・コールドウェル
B000LZ6FAI


=?cp932?Q?=81hNov_18,_2012=81h_by_davinci_note?=

こんにちは

davinci noteで作ったノートを送ります。

上のイメージをタップするか、以下のURLを開いてください。 http://davin.ci/p/ec67ee4ea0dd5b2d7c115e4e6c31dd2f44e015eb
このコンテンツは非公開で、URLを知っている人だけがアクセスできます。

Created with davinci note on iPad.



iPadから送信

2012年11月16日金曜日

TFCC

かもしれないから、手首専門の整形外科医がいる木曜午前に来てください、って言われた。春にも聞いた単語だ。
ICC、もう無理だなあ。
保険証持ってかないと診察代って高いなあ。取り返しに来る時間あるかなあ。

2012年11月10日土曜日

Port B@新橋

現実空間と演劇的空間が融合するPort Bの作品は素晴らしい。
イェリネクの台本(?)がさっぱり分からないけど。



iPhoneから送信

2012年11月8日木曜日

ご恵投:西欣也『〈文化〉の思想:現代日本の位置から』(春風社)

ご恵投いただきました。
「文化」概念の変容を導き手に近代日本思想史をたどる思想史研究。強靭な思考を明快に圧縮した論理的な文体が、西さんらしくて、素晴らしい。
西さんは大学院の先輩です。
西さんの紀要論文の論理的な文体を参考にして、自分も初めての学術論文(紀要論文)を書こうとしていたことを思い出す。
西欣也『〈文化〉の思想:現代日本の位置から』(春風社)
4861103231

2012年11月3日ミュージサーカス@足立市場、後日のニュース映像

11月7日のニュース映像

TOKYO MX NEWS

前のニュース
約300人が出演 市場で音楽コンサート?!
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2012年11月7日


動画
 今月3日、足立区にある魚市場で公募などで集まったおよそ300人が出演するコンサートが開かれました。サーカスのようなコンサートを目指したという何とも珍しいイベントは、果たしてどんなものになったのでしょうか。



2012年11月7日水曜日

20121107-1108-東京国際音響詩フェスティバル

音響詩、ヴォイス・パフォーマンス、音楽、それぞれは何か?と考えると、色々な言葉が出てくるが、それはともかく、目の前で「音響詩が行われる」のは、なかなか見応えがあって面白かった、

詩ノート: 作者が誰か分からんが、とっかかりとしては最良(だが長い)。
亀十 かめじゅう - 浅草/和菓子 [食べログ]:どら焼き!








2012年11月3日ミュージサーカス@足立市場、前日のニュース映像

ケージやミュージサーカスのことを噛み砕いて説明するのは大変だ。
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TOKYO MX *TOKYO MX NEWS:
前のニュース
サンバに落語に鍋? コンサートの会場は、○○?!
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2012年11月2日


動画
 あす3日に開かれるコンサートを前に、先月、会場の下見会が開かれました。公募などで集まった出演者が向かった先は、なんと、足立市場でした。
 市場での音楽コンサートで繰り広げられるのは、バンド演奏、三味線、ダンス、ハンドベルの演奏など全く統一性がありません。それもそのはず、これがこのコンサートの狙いです。
 芸術監督の足立智美さんは「とにかくいろんな人が同時に自分の音楽を演奏して、音楽だけではなくてダンスもあれば食事を売ってもいいし、同時に多発して起こるという形式のコンサート」と話します。
 開かれるのは、「ミュージサーカス」。アメリカの作曲家、ジョン・ケージが考えたコンサートの形式で、音楽=「ミュージック」とさまざまな演目が同時に行われる「サーカス」とを掛け合わせて名付けられました。この日は、ミュージサーカスをイメージしたミニコンサートが開かれました。コンサートでは、個人やグループがぞれぞれが決めた音楽を「同時に」「さまざまな場所で」「独立して」演奏します。コンサートホールのような並んだ客席はありません。聴衆は移動しながら、好きな場所で好きなように楽しむことができます。出演者に渡されるのは、場所と時間が書かれた紙だけ。それぞれ指定された開始時間に演奏を始め、終了時間が来たら終えます。そして守ることが、ひとつ。
 「もう自分の演奏を周りで何が起ころうが完遂すると」「非常に面白い形をしているんですよね。足立市場というのは。つまり改築を繰り返していたので、かべがあるけれど、向こうに何もないみたいな環境があったりして、ぱっと見通すことができない」と足立さんは話します。
 会場として選ばれた足立市場はミュージサーカスを演じるのに適した場所だそうです。それぞれの演奏時間や場所は、意図的ではなく、ランダムに乱数で決められました。あすのコンサートには、82組およそ300人が参加します。サンバに落語、ねぎま鍋の提供にマグロの解体ショーといった、コンサートとは思えない演目も披露されます。
 出演者の方々は「いやー、想像したことない、つかないよね」「いつもと違った感じで新鮮ですね」「気持ちよく演奏ができそうで楽しみです」惑わされないようにいつも通り演奏できればと思っています」「なんとか気持を強くして頑張りたいと思っています」などと話しました。
 足立さんは「これはね、リハーサルしないんですよ。すればいいのにとも思うんだけれど」「どうなるか全然わからない、どきどきしているんですけれども面白いと思いますよ」と話します。
 前代未聞不思議なコンサートは、あす足立市場で午後3時から開演します。足立区では、先月下旬から来月上旬にかけて、千住周辺で音楽に関連したイベントを行っていて、市場のコンサートもこのイベントの一環なんです。コンサートは明日午後3時からですが、雨が降った場合は4日正午からとなります。主催者側は、当日1000人の来場者を見込んでいるということです。

2012年11月6日火曜日

2012年11月3日ミュージサーカス@足立市場のメモ:そのうちまとめること


以下の事項は、そのうちちゃんと事実関係とか資料を参照しつつまとめること

◯メモ:CDのロアラトリオとは何か?
なんだろなあ。

◯メモ:ケージの理念に基づく説明
以下の幾つかのキーワードを参照しつつ、まとめること
:”オブジェはプロセスになる”
:"Here Comes Everybody"
:「アナーキー」
:「社会モデルの提示」

2012年11月3日ミュージサーカス@足立市場のメモ

以下、ミュージサーカスが面白かった理由を説明する練習。
書いてみて少しピントがずれた気もするけど、どうかな―全然関係ないけど、書いてみるとピントがずれていくってのは面白い現象だなあ―
もっかい体験してみたいけど難しいだろうなあ。



◯短いバージョン:1168
ミュージサーカスは野毛の大道芸フェスティバルみたいで面白かったです。ひとつの演目に集中するんじゃなくて同時に幾つかの演目を鑑賞する場所でした。なのである演目を見る時、それだけじゃなくて他の演目の音や動きも同時に耳と目に入ってくるのが面白かったし、ある演目に飽きたらすぐに別のタイプの演目を見物しに行けるし、今まで触れてこなかったタイプの演目に触れることができたのが面白かったです。
ミュージサーカスの肝は演目の配置の仕方だったんだと思います。演目の場所と順序はランダムに、しかも厳密にランダムに(=主催者の好みを交えずに)決められています。その結果、全体はカオティックだけど完全にデタラメではない感じになります。場所と順序は厳密に規定されているので抜きん出たパフォーマーとかデカイ音が好き勝手に周囲を蹂躙して圧倒することはありません―実際には多少はありましたが。やっぱ灰野敬二は抜きん出るもんですね。良し悪しは別として―。だからこそ個々のパフォーマンスの自律性はしっかりと確保され小さい音のパフォーマンスもアマチュア・ミュージシャンも確固たる存在感を示すことができる、というシステムがミュージサーカスの肝なんだと思います。このシステムは実は、ケージが理想とする社会モデルを提案したものでした。ケージは「アナーキー」な状況と呼びます。政府なしでも、個々の参加者たちが互いを侵食せずにうまく共存して自分たちを活き活きと表現することが可能な社会のことです。
このようなシステムを持つ点で、ミュージサーカスはただの大道芸フェスティバルとは別物です。また、このシステムがあるからこそミュージサーカスにはもうひとつ面白い効果があったように思います。それは、来客者のただの日常的な動作が非日常的なパフォーマンスのように見えてくるという効果です。駄々をこねる子どもと父親との親子の情景が「親子の情景のパフォーマンス」に見えてきたりしたわけです。ミュージサーカスでは世界の見え方が変わります。世界の見え方を変えるという機能を持つ点でミュージサーカスは優れたアート作品なのだと思います。
実際にこのようなお祭り騒ぎを実現するのはかなり大変だと思います。演者を集めたり場所を確保したりそのために各方面と交渉したり。それぞれのパフォーマンスが電源を必要とするかどうかといった配慮を個人的な好みを介入させずに行うシステムを考案しなければいけないし、この作品は「リハーサル」もできません。参加者の大半は「ケージの理念」にはあまり興味も関心もなかったはずですし。だから、アートアクセスあだち「音まち千住の縁」(通称「音まち」)と音楽監督の足立智美さん、すげえなあ、と思います。でも、これは「録音」とか「録画」では全く追体験できないタイプのものなので、またやって欲しいなあ。

◯その他の幾つかの動画

◯その他の幾つかの写真

◯ウェブ上の感想など
みんなツイッターで細かく感想を述べるからか、ブログなどで雑感をまとめているひとがあんまりいなかった。
ちなみに、ツイッターを「ミュージサーカス」で検索すると色々な意見が出てくるけど、まとめるのはなかなか難しい。傾向としてはみんなけっこう楽しんだみたいだが、ツイッター上で発言している人の大半は参加者のようにも思われる。

◯メモ:灰野敬二ダッシュ事件について:1145
「灰野敬二ダッシュ事件」って勝手に呼んでるだけだけど、灰野さんがパフォーマンスを始めてすぐ、ちょっとした事件があって面白かった、という話です。
灰野さんがひとつめの音を出した後、広場の向こう側からドラムの爆音が聞こえてきて、そのことについて近くのスタッフにちょっと文句をいうような顔をした後、突如、そっちにダッシュして行きました―そしてどうやら向こう側にいたバンドのひとに文句を言ったらしい―。
素早くてかっこ良かった。僕は後から追いかけて行ったのだけど、もう冷静になって歩いて戻って来るところでした。
後から見たツイートによると、この「灰野敬二ダッシュ事件」は他の人にとっても面白かったらしく帰り道で「灰野ダッシュごっこ」しながら帰ったものもいたらしいけど、真相は、他のバンドの演奏が終わったと思ったので灰野さんが演奏し始めたらそのバンドの演奏がまだ終わらずドラムロールが始まったのでダッシュで止めにいった、というものだそうです。

「@shiyooo: 一応説明。今日のミュージサーカスで灰野さんが開始早々、ダッシュで他のバンドの所に行った理由は。そのバンドが終わった後に灰野さんが始まる予定で待機していて、時間通りに終わったと思い灰野さんが演奏し始めたら、またドラムロールが始まったので、ダッシュで止めに行ったというのが真実です。」らしい。

1.灰野敬二ダッシュは素早くて素晴らしかったので、とりあえずステキだった。
2.演奏順序や場所は「乱数表」で決めてあるということになっているのだから、ミュージサーカスでは他のバンドの音(の場所や大きさや時間)に神経質になる「べき」ではないのにもかかわらず、「終わったはずの他の音がまた始まったことに怒る」ということは、そこにはミュージサーカス的ではない何かがあった、と推測すべきかもしれない。
3.でもとにかくこういうイベントに灰野敬二が出ていることがスゴイあるいは珍しい気もするし、「ミュージサーカス的な何か」と「灰野敬二的な何か」がぶつかりあった様子が明確に見えたことはとても面白かったので、そんなことで目くじらを立ててはいけない。
4.このミュージサーカスのような「ひとりの表現者のエゴを維持することが極端に困難な状況」で「自分の表現」を邪魔するものに対して怒ってダッシュできる「灰野敬二という表現者」はステキだと思った。ミュージサーカスには「不適切な振る舞い」だとは思うけれど。

ところで、僕はあの場で「灰野敬二という表現者個人の表現」を長時間鑑賞することはできませんでした。
ミュージサーカスという場でなされる「個の表現」はすべて、つまらないものにならざるをえないのだと思います。ミュージサーカスというのは、過剰な「個の表現」は吸いとってしまうシステムをもつ場所なのだと思います。インクの吸い取り紙みたいなもんですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯長いバージョン:3481
1.
11月3日に、北千住の足立市場で行われたミュージサーカスに行って来ました。「アートアクセス 音まち千住の縁」で企画されたイベントのひとつです。足立智美さんが監督のこれです(あるいはこことかここも参照)。

イリノイ大学で行われたミュージサーカスの写真
ミュージサーカスとはジョン・ケージが60年代後半に始めたお祭り騒ぎです。できるだけたくさんの人を集めて同時にパフォーマンスしてもらう、ただし、パフォーマンスを行う場所と時間は個人的な好みは介入させずにランダムに決めるというものです。ランダムに、しかし個人的な好みを介さずに決めることで、全体的にはカオティックだけど何か厳密な規定があるかのように感じられる状況を作り出すことを狙ったものです。全体を支配統御する統治者はいないけれど、完全にデタラメではないからこそ、抜きん出たパフォーマーやデカイ音が周囲を圧倒するということもなく個々のパフォーマンスの自律性はしっかりと確保されている状況。ケージは「アナーキー」とか「サーカス」の状況と呼びます。僕は知らないのですが、アメリカにはこのように色々な場所で同時に色々な演目を見せるサーカスがあるそうです。少なくともケージはそういうサーカスに親しんでいたそうです。だから、ミュージック + サーカス = ミュージサーカス。
色々なタイプの音楽やパフォーマンスが同時進行しているごった煮状態が午後三時から午後五時まで続いて、壮観あるいは躁感で、とても楽しかったです。

2.
いろんな種類の音楽やパフォーマンスが足立市場のなかでバラバラに、どれかひとつだけが浮き立ったりすることはなく、行われていたわけです。
だから、ひとによって経験したものは全く異なります。例えば、僕はこんな感じでした。

和服で琴を演奏している20メートルほど先ではクラシック音楽の歌い方でアリアか何かが歌われていて、遠くからはエレキギターでフュージョンを演奏する音が聞こえてくるし、ひとりだけで踊っているひともいれば、数人が演劇をしていたり、地面においたコタツに入って自分たちの脚本を朗読している四人組もいて、空手の演武をするグループもあれば、ベンチャーズのようなエレキなロックが演奏されている近くでは、キーボードとボーカルの女性デュオが自分たちの音楽を固定客のようなひとたちのために歌っていたり、シタール王子がコスプレしてインド音楽もどきの歌謡曲を演奏していたかと思えば、KORGの電子機器やMacBookを駆使したエレクトロニクスな即興をしている人もいて、あるパフォーマーがシャボン玉が吹き始めると、それを追いかけて子どもたちが駆けまわってました。さらにその向こう側の別の区画では、ガムランが演奏されている近くで落語や読経もあって、その区画では灰野敬二のパフォーマンス―と灰野敬二ダッシュ事件―と、「スピースピー」と小さい音で鳴り続ける「スライド・ホイッスル・オーケストラ」ってのが集団で集まって「スピースピー」とやってました―このパフォーマンスはそれ自体はあまり見応えがないし音も小さいので目立たなかったけどなんとなく「スピースピー」という音は聞こえ続けるので面白かったです。これから「大きい音は目立つけれども小さい音もそれはそれで目立つということ」を学びました―。
十分過ぎる量が無料配布されたねぎま鍋も、マグロの旨味がなんとも絶妙にネギと絡み合っていて、美味しいものでした。
こういうのが二時間。

3.
ガチャガチャしてて面白かったし「ケージのミュージサーカス」を経験できて嬉しかった。なので僕は楽しかった。他のお客さんはどうだったのかというと、意外だったけど、近所の家族連れ(とくに子ども)もけっこう楽しんでいたみたいで、17時の終演が近づいてきても、来場者数は半分にはなっていなかったように思います。だから、この催し事はけっこうみんな楽しんだようです。
では、これはどんな風に面白かったのか?

基本的にはまず第一に、ミュージサーカスはお祭り騒ぎの場所だったので面白かったです。コミケとかMake: MeetingとかCEATEC JAPANみたいに。でも、同人誌や奇妙な自作エレクトロニクス機器や最先端のIT総合展はあまり楽しくないという人でも、いろんなタイプの音楽―アマチュアの演奏するジャズとかロックとかガムランとかサンバとか―があればどれかには近づきやすいし、楽しめたんじゃないでしょうか。要するに野毛の大道芸フェスティバルみたいな場所だったわけです。周りが騒がしいと楽しくなるものです。
また第二に、ミュージサーカスは「ひとつの演目を集中して鑑賞するための場所」ではなかったので面白かったです。「ミュージサーカス」では何かひとつの演目を集中して見ることは可能だけど、必ず他の人の音が聞こえてきます。ミュージサーカスは「同時に幾つかの演目を鑑賞するための場」でした。これは2つの効果をもたらします。
ひとつは、個々の演目の「質」についてはあまり考えなくなるという効果です。常にどこかから他の音が聞こえてきているし、簡単に他の方向に注意が逸れていくのだから、そんなこと(個々の演目の「質」について考察すること)は不可能だしあまり意味はありません。ひとつの演目に飽きたら他の演目を見物しに行けば良いわけです。飽きっぽいあなたにピッタリです。それに、これほどバラエティに富んだ演目をほぼ同時に鑑賞できる場所は自分のiTunes以外には思い当たりません。集中的に鑑賞すべきパフォーマンスは、そのように鑑賞できる場所で鑑賞すべきです。ミュージサーカスはそのための場所ではないということです。
またもうひとつは、色々なタイプのパフォーマンスがあるがゆえに馴染みのないタイプのパフォーマンスに親しむ可能性が増えるという効果です。例えば、なんだか変な電子楽器―コルグのKaossilatorなどの既製品からジョウロにエレクトロニクスを組み込んだものまでありました―や、ノートパソコンを駆使したエレクトロニクスを使った即興演奏や、地面に何十分も寝転んだままのパフォーマーも、アマチュアのジャズやロックあるいはママさんフラダンスチームなどのなかに紛れれば、なんとなく面白そうなものとして鑑賞することもできます―「そういうヘンな音楽を不思議そうにのぞき込む近所のおばあちゃん」とかをたくさん見れたのは面白かったです―。逆もまた真で、そういったタイプの即興演奏に慣れている人間でも、ママさんフラダンスチームのダンスを新鮮な眼で見て、ああ世の中にはこういう活動もあるんだなあ、と思って楽しむこともできたんじゃないでしょうか。

つまりミュージサーカスは「色々なタイプの演目をほぼ同時に同じ場所で鑑賞する経験」と「ひとつの演目に集中せずに様々な演目を並行的に鑑賞するという経験」と「様々な演目に親しむ可能性」を与えてくれる場所として面白かったのだ、と言えるかもしれません。

最後にもう一つ、ミュージサーカスでは、様々な日常的な動作もパフォーマンスに見えてくるという経験が生じることを指摘しておきたいと思います。これもまた、ミュージサーカスの非日常性の原因です。ミュージサーカスのようなカオティックな場で、僕は、見物しているだけの人も何かパフォーマンスしているかのように見えてきました。例えば、パフォーマーたちの「間」で、お父さんに連れられた男の子が駄々をこねて座り込んだり、友だちの家族に女の子が両手を上げて飛び跳ねながらさようならをしていたりする様子が何かのパフォーマンスに見えたのです。非日常的な動作に取り囲まれていたからこそ、ただの日常的な動作が非日常的なパフォーマンスに見えてきたのだと思います。この意味で、ミュージサーカスは世界の見え方を変えてしまう装置として非常に優れたアート作品なのだと言えるでしょう。

4.
実際にこのようなお祭り騒ぎを実現するのはかなり大変だと思います。演者を集めたり場所を確保したりそのために各方面と交渉したり。それぞれのパフォーマンスが電源を必要とするかどうかといった配慮を個人的な好みを介入させずに行うシステムを考案しなければいけないし、この作品は「リハーサル」もできません。参加者の大半は「ケージの理念」にはあまり興味も関心もなかったはずですし。
だから、アートアクセスあだち「音まち千住の縁」(通称「音まち」)と音楽監督の足立智美さん、すげえなあ、と思います。でも、これは「録音」とか「録画」では全く追体験できないタイプのものなので、またやって欲しいなあ。





2012年11月5日月曜日

メモ:マイク・モラスキー『ジャズ喫茶論』(2010)

に、京都のろくでなしへの言及があることに気づいた(212-214)。
文章になると、ひとは真人間みたいに見えることもあるなあ、と思った。

あとSterne2003の引用があったのだけど「ジョナスン・スターン」で引用されていた。確かに「ジョナスン(Jonathan)」と記すほうが発音は近いと思うけど、ファミレスに敬意を評して、今後も「ジョナサン(Jonathan)」でいこうと思った。

ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く
マイク・モラスキー
4480873619

マイク・モラスキー(Michael S. Molasky) 2010 『ジャズ喫茶論―戦後の日本文化を歩く』 東京:筑摩書房。

2012年11月4日日曜日

ジャズ喫茶:ちぐさ

ジャズ喫茶なるものを体験しようと思って野毛に来て、日本最古(再建されたものらしいが)のジャズ喫茶らしい「ちぐさ」に来た。
ジャズ喫茶というのは、お喋りしてはいけないとか酒は駄目とかそういう決まりがあるところもあるらしいが、今のところ、隣の席のおっさんとおっさんのカップル(いちおう女装はしてる。カバちゃんみたいな感じ)が、飲みながらずっと喋っていてうるさい。
ジャズ喫茶じゃなくてもうるさいと思うレベルでうるさい。
デューク・ジョーダンのピアノの音を聴く気にならんくらい、うるさい。
でも、デカイスピーカーは気持ち良い。

ニョキニョキしいたけ:1日目

今年はケージ生誕100周年なのでキノコ好きの偉大な作曲家ケージを…(中略)…ということで、ニョキニョキしいたけの栽培を始めた。
30分ほど水につけた後は数日ほったらかしておくだけらしい。
寒いほうが良いみたいなのでベランダに置いておく。



DVDで『ドライブ』(2011)

スタイリッシュな映画で各方面(妻やライムスター宇多丸)から絶賛の声多数。ただ僕はあんまり分からんかった。
ケネスアンガーのScorpio Risingみたいなものなのだろうか。

2012年11月3日土曜日

DVDで『おとなのけんか』(2011)

面白かった。
ハムスターが出てくるというだけの理由で、これはハムスター映画として認知された。

2012年11月1日木曜日

The Animated Score, The Animated Sheet Music

これ、面白いなあ。
昨日The Animated Sheet Musicなるものを知って、今日はThe Animated Scoreなるものを知った。
The Animated Sheet Musicのほうは、ジャズの即興などを五線譜で書き記して、さらに、音響(演奏)とともに、その五線譜の音符を並べていくアニメーション。
The Animated Scoreのほうは、クラシック音楽作品の五線譜という音響指示記号を、色と図形に置き換えて、アニメーションで時間情報を表現したもの(参考:Beethoven’s 5th: The Animated Score | Open Culture)。
どちらも視覚的情報を通じて音楽を理解しようとするものだが、The Animated Score(クラシック音楽)の方は、音の動きとそもそも視覚的記号である五線譜をアニメーション化している。The Animated Sheet Music(ジャズ)の方は、音の動きを理解するために、五線譜という視覚的記号をアニメーション化している。
いずれにせよ、視覚的記号を経由したほうが音の動きは理解しやすい、ということか。

◯The Animated Score: Beethoven, 5th Symphony

◯The Animated Sheet Music: Miles Davis, So What, 1959

2012年10月27日土曜日

池田亮司@www(渋谷)

なんか、甲斐のないイベントだったな。ただ映像見ただけで、本人は最後に一瞬顔見せただけ。
夏前にチケット予約したので、ダブルブッキングしてしまったが。
荒川河川敷にいたら良かったな!

フライング・オーケストラ

まだ「ふつう」の演奏だけど、ちょっと離れて眺めてると、面白い。
河川敷で演奏しててその周りをたくさんの人が取り囲んでいて、周囲ではやたら凧が飛んでる。
今日は途中離脱しないといけないので凧と地上の演奏の融合は見れなさそうだが、せめて凧の演奏だけでも見たいものだ。

おとまちパレード

仕込んでたかのように子どもたちが群がってきた(仕込みじゃないけど)。
ところで、はやく河川敷に着かないものか。

まちなかパレード

二つめは、サンバパレード。
まだどちらも「ふつう」な感じ。

まちなかパレード1

最初のは、映画『アンダーグラウンド』を思い出させる。
http://www.youtube.com/watch?v=VF4HWRB5rYA


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音まち千住オーケストラ

パレード開始
ここのコロッケ屋、美味しい!

2012年10月26日金曜日

memo: Dirty Projectors - Stillness Is The Move (2009)

サビあとの数小節、抜群にかっこいい。
ただ、このPVはもちっとどうにかならんかったのか?と思うぞ。


◯歌詞
Dirty Projectors – Stillness is the Move Lyrics | Rap Genius:
このサイト、便利だな)

Dirty Projectors – Stillness is the Move Lyrics

How it works

  • Click the orange lyrics for explanations of Dirty Projectors – Stillness is the Move lyrics
  • Highlight white lyrics and explain them to get Rap IQ™ (help)
When the child was just a child
It did not know what it was
Like a child it had no habits
No opinions about anything


Maybe I will get a job
Get a job as a waitress
Maybe waiting tables in a diner
In some remote city down the highway

[Hook]
After all that we’ve been through
I know we’ll make it, I know the way
The question is it true
There is nothing we can’t do
I see you along the way baby
The stillness is the move

On top of every mountain
There was a great longing
For another even higher mountain

In each city longing for a bigger city

[Hook]
After all that we’ve been through
I know that I will always love you
From now until forever baby
I can’t imagine anything better

Isn’t life under the sun just a crazy dream
Isn’t life just some mirage of the world before the world
Before the world
Why am I here and not over there
Where did time begin
Where does space end
Where do you and I
Where do you and I begin


















































◯日本語訳
子供がただの子供だった頃
それがどういうことかなんて知らなかった
子供には何の癖も
何に対する考えもないように

わたしはきっと仕事をするんだわ
ウェイトレスの仕事をね
食堂でテーブルに食事を運ぶの
ハイウェイの先の、どこか遠い街で

あらゆることを通り抜けて
わたしたちはもう一度やり直すでしょう
その質問は真実
それ以外にできることなんてない
あなたをそばで見つめているわ
変わらないことこそが前進

どんな山の頂に立っても
もっと高い山を求めてしまう
どんな街にいても
もっと大きな街を

あらゆることを通り抜けて
わたしはあなたを愛するでしょう
これからもずっと
それ以上のことなんて考えられない

太陽の下の暮らしなんて馬鹿げた夢なの?
人生は前世の幻?
どうしてわたしはそこではなく、ここにいるの?
時間の始まりはいつ?
宇宙の果てはどこで、
あなたとわたしは、いつ始まるの?


下のサイトのもの
[検証] Dirty Projectors「Stillness Is The Move」に元ネタが? | Monchicon!:
ちなみにこの記事によると、この曲の歌詞は、ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』(1987)に登場する詞を元ネタにしているらしい。

◯カバー:Solange- Stillness is the Move
ビヨンセの妹がカバーしているらしい。
ピンと来ない。

2012年10月24日水曜日

昨日知った音楽-DE DE MOUSE

かっこいー。
民謡を切り刻んでサンプリングして「うたのようなもの」に変えてしまっているらしい。

ファーストアルバムは大ヒットしたし有名らしい。
対して、僕にとっては「足立智美」のほうがビッグネームである。
世の中には色んな「世間」がある、ということか?
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DE DE MOUSE / baby's star jam (PV) - YouTube

2012年10月21日日曜日

映画館で『桐島、部活やめるってよ』

素晴らしかった。予想外のクライマックス!
面白かった。

日本の高校生活は地獄だ、しかし楽しく過ごすこともできる、みたいな話かと思いきや、最後のクライマックスでは笑いながら感動したのであった。


◯2012-10-21のFacebook

人は必ず何かの社会に属して生きていく必要があるので学校の内部にドラマを限定する作劇術は効果的だけど、学校は実在するものだし、またこの映画はとても良い映画なのでなおさら、「学校の外側にも世界と社会はある」という認識が大事だと思う。
じゃないと「学校の内部にドラマが限定されること」は事実で真実みたいに見えてしまうじゃないか。

ところで、映画部「武文」役の「前野朋哉」は若い映画監督らしい。実はこっちのほうが「前田」っぽいらしい。http://ow.ly/eDYOt
ありふれた時間が校舎に流れる、「金曜日」の放課後。1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター”桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと。彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、桐島と同様に学校ないヒエラルキーの”上”に属する生徒たち、そして直接的には桐島と関係のない”下”に属する生徒まで、あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。校内の人間関係に緊張感が張り詰める中、桐島に一番遠い存在だった”下”に属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。
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