2013年8月10日土曜日

映画館で『風立ちぬ』


見終えて2時間ほどたって、真面目に鑑賞メモを付けるのがバカバカしくなってきた。
ただの破綻したお話だよ、これ「も」。
「どういうお話だったのか」もよく分からない。
とりわけ酷いと思った点だけ、ふたつメモ。

1.
ゼロ戦を作った技術者が「ただ美しい飛行機を作りたかっただけ」と思うのは、別に不思議でもなんでもない。きっとそうだったんだろうと思う。技術者には技術者の倫理とか哲学とか美学がある。それは当たり前。
だけど、それを後世の人間が何か美談のようなものの中に回収するのは許しがたい。
憲法改正反対の冊子とか公開してたけど、宮崎駿は「左翼を自認する右翼」だったんだな(不思議ではないが)。

2.
「震災」をキーワード(らしきなにか)に見せかけるな。
その恋愛ストーリーも無茶苦茶なのだから。
(男は仕事をすることが大事なので、そのためには、女は山奥のサナトリウムから抜けだして寿命を縮めて、男の仕事の区切りがついたら、死ぬために山に戻って行かなければならないらしい。なんだ、その話…、と思った。)


【映画評】風立ちぬ ★★★☆☆ - 倒錯委員長の活動日誌
:いやホント、これくらいしか、この映画を改善する方法はないかもしれない。主人公の男(じろう)は自分勝手なマッドサイエンティストであることをもっと全面に押し出さないといけないと思う。
:この映画の★は、僕はひとつだと思う。

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