2013年10月30日水曜日

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メモ:林其蔚(Lin Chi-Wei)『超越聲音藝術:前衛主義、聲音機器、聽覺現代性』(藝術家出版社、2012年)

台湾で出版された、ゲンダイオンガクとか実験音楽とかサウンド・アート関連の本。
漢字文化圏ではこれがある種のバイブルらしい、という噂を聞いた。
初めて中国からモノを買って、少しドキドキ。
漢字ばっかで内容は読めない。図版も4つだけ。
しかし、目次を見ると、色々と食欲が湧いてしまう。
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◯目次メモ
目次はここを参照:博客來-超越聲音藝術:前衛主義、聲音機器、聽覺現代性:

第一部 前衛之聲(Sounds of Avant Garde)(原著では「章」だが、内容的に「部」)
いわゆる現代音楽の歴史ならば誰が書いても同じようなものになるだろうが、けっこう違う。ダダやシュルレアリスムにも少し言及しているし、シュトックハウゼンとクセナキスのために一章ずつ使っているのに、トータル・セリエリズムやジョン・ケージは簡単に処理されている(ケージはフルクサスの同時代人、として処理されている)。
かと思えば、音響詩、パンク、インダストリアル・ミュージック、ジャパノイズのために一章ずつ使っている。
これは、どういう基準で構成された文書なんだろう?

第二部 聽覺現代性(Modernity of Hearing)
よく分からない。聴覚の近代性を論じる理論的な部分に見えるが、第一部の構成を見る限り、この本がさほど「理論的な内容」を記述しているとは思えないのだが。

第三部  聲音機器(Sound Machine)
音響機器ーー通信機器、音響記録再生産機器などーーについて説明しているように見える。

第四部  超越聲音藝術(Beyond Sound Art)
なんだろう。メディア・アートやテクノロジー・アートについて語っているように見える。

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本書使用方法 - 感謝名單 (Acknowledgements)

本書特有名詞解釋 (Glossary of Technical Terms)

簡介(Introduction)
前言(Foreword)
楔子(Prelude)

第一章  前衛之聲 (Sounds of Avant Garde)
1. 未來主義(Futurism)
2. 俄國前衛主義(The Russian Avant-Garde)
3. 達達主義(Dada)
4. 超現實主義(Surrealism)
5. 皮耶.夏飛、皮耶.亨利 (Pierre Schaeffer and Pierre Henry)
6. 許鐸克豪森(Karlheinz Stockhausen)
7. 謝納奇斯(Iannis Xenakis)
8. 聲音詩(Sound Poetry)
9. 原生音樂(Musique Brute)
10.激浪前後(Fluxus and It’s Contemporaneousness)
11. 龐克運動(Punk Movement)
12. 工業音樂(Industrial Music)
13. 日本噪音(Japanese Noise)
14. 科技電音(Techno Music)
15. 解構電音(Electronic Deconstructive Music)
16. 聲音裝置(Sound Installation)
17. 音景(Soundscape)

第二章  聽覺現代性(Modernity of Hearing)
1. 視覺主體(Visual Subjectivity)
2. 聽覺主體(Hearing Subjectivity)
3. 前衛之聲與擴張聽覺(Sounds of Avant Garde and Listening Expansion)

第三章  聲音機器(Sound Machine)
1. 聲音機器(Sound Machine)
2. 通用機器(General Machine)
3. 傳輸機器(Transmission Machine)
4. 紀錄機器(Recording Machine)
5. 合成機器(Synthesis Machines)

第四章  超越聲音藝術(Beyond Sound Art)
1. 超越聲音藝術
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「日本と中国におけるサウンド・アートの状況」を比較するために、この著者とコンタクトをとりたい!
こちらの準備がもう少し整ったら、英語でメールを送ってみよう(読んでくれるかなあ)。
Nam June Paik, One for Violin Solo, 1962
だけど、何の機会のパフォーマンスなんだろうなあ。
◯書誌情報
林其蔚(Lin Chi-Wei) 2012 『超越聲音藝術:前衛主義、聲音機器、聽覺現代性(Beyond Sound Art: The Avant Garde, Sound Machines, and the Modernity of Hearing)』 台北:藝術家出版社。(検索用に新字体で記しておく:林其蔚 2012 『超越声音芸術:前衛主義、声音機器、聴覚現代性』 台北:芸術家出版社。)

著者のウェブサイトも漢字だけ。英語無いんだよなあ。 → 2014-09-04修正:英語ありました。見落としていた。

2013年10月29日火曜日

Memo: Gascia Ouzounian 2008. “Sound Art and Spatial Practices: Situating Sound Installation Art Since 1958.” Doctoral Thesis. UC San Diego.

2008年にサウンド・アートやサウンド・インスタレーションにおける空間の問題を扱った博士論文。
この人は、ヴァイオリニストだしサウンド・アーティストでもあるらしい。
今、クイーンズの大学で教えているらしい。

博士論文:Ouzounian, Gascia. 2008. “Sound Art and Spatial Practices: Situating Sound Installation Art Since 1958.” Doctoral Thesis. UC San Diego.
ウェブサイト:OPTOPHONO | gascia
職場(?)の紹介ページ:Sonic Arts Research Centre(SARC) - Dr Gascia Ouzounian:

見つけた動画:フツーのヴァイオリニストに見えるなあ。



memo: Stan VanDerBeekのウェブサイト

Stan VanDerBeekは、Expanded Cinemaの代表的な作家とされることが多い。
彼のウェブサイトには、『Film Culture』誌などに発表した文章がPDFで公開されている。

wuemme experimental film: Who's Who ; スタン・ヴァンダービーク

Lou Reed & Metallica, Lulu, 2011

ルー・リードとメタリカのコラボアルバム。
全く興味なかったのだけど、かっこいいやん、これ。

"ヴェルヴェット・チルドレン的なドローン多めのロック"をやってたらこんな感じの音になると思うので、あんまり意外性はない。ヴォーカルがひとりだけならけっこう怠惰に聞こえるかも。
メタリカファンからしたらヌルいのかもしれん。



Lulu
Lou Reed & Metallica
B005LNCMIE

2013年10月23日水曜日

メモ:秋庭史典『あたらしい美学をつくる』(みすず書房、2011年)

自分が必要とするやり方で「美学」の目的と方法を記述した本という点で、迫力ある。
「美学を本書のような仕方で論じる人はほとんどいない」(206)という点で、それから、「美学のジャーゴン」を可能な限り最大限排除した理解しやすい文体という点で、スゴイ。
確かに、美学は芸術学でも感性論でもなく、カントが構想したように、自然科学が見せてくれる世界理解の新しさを説明する学問なのかもしれない(大いに読み間違っているかもしれないが)。
ただし、僕は、そのような意味での美学に関心を持つのは、なんだか難しい。

ラディカルなことは間違いないのだから、「美学」の専門家からの書評がもっとあるべきだと思う。
つうか、「美学会」に浸透させるべきだろう(「美学会」の現状をどのように判断しているにせよ)。

あたらしい美学をつくる
秋庭 史典
4622076020

2013年10月20日日曜日

DVD:フィルム・アンデパンダン1964: ぼく自身のためのCM (REF DVDシリーズ)

1リール約2分間の公募部門から選ばれた作品を50年ぶりにDVD化したもの。
フィルム・アンデパンダンというグループは、読売アンデパンダン展中止の延長線上に構想されたもので、アメリカのアンダーグラウンド映画の本格的な紹介の前に行われた動きとして先駆的とのこと(フィルム・アンデパンダン | 現代美術用語辞典ver.2.0)。
とはいえ(あるいは、にもかかわらず)、作品の多くは、「アメリカのアンダーグラウンド映画」で見たことがある意匠が多い気もする。
これは、1.実は既にアメリカのアンダーグラウンド映画の紹介はなされつつあったから か、2.2分間程度の実験映画を撮影すると似たような意匠にならざるを得ないから か、3.日本のフィルム・アンデパンダンな流れは実にオリジナルだったから なのか、分からない(なんとなく、2(と1)が原因な気もするが、どうだろう)。

「刀根康尚の映像作品」なんてあるんだなあ。Fluxfilmにあってもおかしくないタイプの作品だなあ。

フィルム・アンデパンダン・マニフェスト
Kino Balazs 93  Taka's_documents

フィルム・アンデパンダン1964: ぼく自身のためのCM (REF DVDシリーズ)
飯村 隆彦 赤瀨川 原平 刀根 康尚 岡 美行 風倉 匠 小池 竜 鈴木 利明 永岡 秀子 平田 穂生 大林 宣彦 富田 勝弘 ドナルド・リチー メリー・エヴァンズ 河合 政之 宇川 直宏 ジュリアン・ロス 佐藤 重臣 グループ・フィルム・アンデパンダン
477388035X


Huluで『シティ・オブ・ゴッド』(2003)

なんとなく見始めたところ、どえらい面白かった。
子どものギャングを脅して二人のうち片方をxxxする場面で、本当にxxxさせたり。

シティ・オブ・ゴッド - Wikipedia


シティ・オブ・ゴッド [DVD]
B009CU1VMA



2013年10月19日土曜日

Huluで『ブラス!』(1996)

フルモンティと間違えて、こいつらがいつヌードになるのかなあ、と思いながらみていたが、ならなかった。
話の進行は、なかなかのご都合主義で、あんまし面白くなかった。
背景にはイギリスでの炭鉱閉鎖に伴う大量の失業問題がある、とか、ご都合主義で扱いようもない問題があるとうたっているので、なおさら…。

2013年10月3日木曜日

memo: Lawrence Jordan (ローレンス・ジョーダン)

研究室の机の上にいつのまにか積み上げてあった(そして見るのを忘れていた)DVDに気づいたので、鑑賞。

「リリカルな実験アニメーション」という印象。
版画作品のコラージュをアニメーションにしている。1枚の版画の一部の拡大ショットの連続や、そのうえで人物や動物の切り抜きを動かせたり、太陽を光らせる演出をしたり(アラン・レネの『ゲルニカ』(1950)か、あるいはむしろ松本俊夫の『石の詩』(1963)のような、あの演出)。

ビシビシいろいろな刺激を感じて興奮するといった感じで面白いのかというと全くそうではなく、ぼんやり眺めているうちに、版画作品の細部とコマ撮りアニメーションのギクシャクした動きを見る心地よさに身を任せている自分に気づくという感じ。
この面白さは何だろう。
上手く説明できないな。

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1934年生まれ、50年代以降実験映画を制作。主にサン・フランシスコで活動。
ヴィクトリア朝時代の版画などのコラージュを用いた実験アニメーションで有名。Joseph Cornellの助手(?)としても活動。
今はchairman of the film department at the San Francisco Art Instituteとのこと。

コロラド州デンバーの高校でStan Brakhageと一緒だったらしい。で、Morton SubotnickJames Tenneyとも一緒の高校なわけで、四人でthe Gadfliesというグループ(劇団?)を組んでいたらしい(どんな高校だよ)。



An Evening with Lawrence Jordan, Pioneer of Experimental Animation from Fandor Keyframe on Vimeo.
蝶々とマックス・エルンストが好きらしい。
サウンドトラックを決めるのが先で、映像制作はその後、とのこと。
恵比寿映像祭で来日したことがあるらしい。

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