2014年10月6日月曜日

中華菜館 同發新館で『セデック・バレ 』(2001)

一部と二部で合計四時間半あったけど、その「長さ」をまったく感じさせなかった(正確には、同發新館のイスで観たので、腰にキタ)。なんか、すごかった。
映画館で見れて良かった(同發新館だけど)。

日清戦争後に日本に割譲された台湾に住んでいた台湾原住民(あるいは先住民)による、1930年の抗日運動霧社事件を題材に脚色した物語で、彼らが自分たちの「掟」とか「神話」とかのために生きるお話だった。日本軍が侵略してきてから数十年は艱難辛苦の時を耐えていたが、首を狩って自分たちの狩場を守る勇者だけが祖先が住まう楽園に入ることができるのに今や若者たちはそんな機会がないので勇者になれないし、日本人の首を狩って自分たちの狩場を守ることで祖先が住まう楽園に行くぞ!というお話だった。で。
やたら人が殺し殺され続けるお話しだった。「こんなに人が死ぬことは正しいことなのだろうか?」とか「自殺って良くないのでは?」とか、いわゆる「ヒューマニズム」とか「お涙頂戴な展開」がほんの少しもないという点で、ある意味清々しくも爽快な物語だった。ひとが簡単に死ぬし、簡単に殺されるし、女子供も殺されるし。

主人公がやたら眼力の強いかっこいいおじさんだった。若い頃はTOKIOの長瀬くんを彷彿とさせて、年とった後は古谷一行を彷彿とさせた。この人は台湾現地の牧師さんでプロの俳優じゃない、というのはホントだろうか?
ライムスター宇多丸のポッドキャスト情報)(ライムスター宇多丸のシネマランキング2013! の一位らしい)

セデック・バレ - Wikipedia
セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋【通常版 2枚組】[DVD]
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