2015-05-30

関根秀樹『縄文人になる』(山と渓谷社、2014年)

共同研究(日本におけるサウンドアートの展開の調査)の一環で、縄文人の活動を実際に復元する本を読んだ。
火を起こしたかったらマッチかライター使えば良いじゃないか、木を切り倒すなら石器じゃなくて鉄器を使えば良いじゃないか、と思うのだが、ひたすら縄文人の生活を復元する文章を読んでるうちに、なんだか、「世の中には色んな人がいるのだなあ」と思うようになった。

この関根さんというひとは80年代のSound Garden展にかかわっており、その頃の日本における「創作楽器」とか「民族音楽」の流行を読み解くために、関根さんからお話をうかがう予定なのです。
2001年出版。これは文庫本。表紙のひとは関根さんではない。

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