2015年11月15日日曜日

メモ:マルティ・ルイツ バシェ音響彫刻修復プロジェクト 展覧会・コンサー ト&映画上映会@京都芸術センター

映画を見て、即興演奏を見て、武満作品の演奏を見て、トークを聞いて、観客皆で実際に楽器に触らせてもらって、京都駅に戻ってマイタニさんとご飯食べて、いま帰りの新幹線。無理にでも行って良かった。思ってたより断然面白いものだった。
細川さんと、思いがけず大城さんにも、会った。三原さんとも初めてお話しできた。

バシェの音響彫刻の最大の魅力は、やはり、あの鉄板のヴィジュアルではないだろうか!と思った。
正方形ではない鉄板に斜めに切れ目を入れて、そこを重ね合わせるように、三角錐のように、メガホンのように、スピーカーのコーンのような、共鳴板として機能するあの部分。
僕は最初、この部分はヴィジュアル的な重要性しかないんじゃないだろうかなんて思っていたけど、終演後、三原さんに説明してもらって納得したけど、この部分は実際に、共鳴板としてかなり重要なようだ。

ともあれ、この外見が何に似ているかをずっと考えていたのだが、分かった。1920年代のカリガリ博士など、表現主義映画の背景に似ている! あるいは、シュビッタースのメルツバウなど。
音だけ聴くと、なんつうか、創作楽器のジレンマ、だった。即興演奏されるとあまり面白がれない。「楽器」としては、明らかに、使いにくいのではなかろうか。それとも、今日の僕には分からなかった深みのようなものもあるのかもしれない。

武満作曲の作品は、武満の作品として面白い/あるいは面白くない。

武満作品演奏時になぜか松本秋則さんの音具のようなものが使われていたけど、あれはなんだったんだろう。まさかほんとに松本さんの音具なのか⁈ アフタートークで柿沼さんが質問したけどそれに対する答えはとっちらかっていったし、自分で後から演奏者に質問しようとしたけど、し損ねたので、分からない。
確かに、バシェの音響彫刻の音だけだと、鉄とガラスの音だけなので、飽きるかもしれないが、どういうことだったんだろう。他にも「木」の音が準備されていたし。

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