2015-12-28

メモ:峯村健司『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』(小学館、2015年)

権力闘争の日々のお話としても面白く読んだ。

日本におけるサウンド・アートの成立過程」の比較対象として、アジア諸国のことにボチボチ関心を向けている。
僕はアジア諸国の近現代史のことをほとんど何も知らずに生きてきたので、何を勉強しても新鮮で面白い。
来年か再来年には北京で何かを調査したいと思えど、最近の「北京の大気汚染のニュース」を見るたび、行きたくねえなあ、と強く思う。

十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争
峯村 健司
4093897549

2015-12-27

メモ:藤田孝典 『下流老人 一億総老後穂会の衝撃』(朝日新書、2015年)、安田浩一『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書、2010年)

どちらも最近読んで、大変面白かった。

藤田孝典 『下流老人 一億総老後穂会の衝撃』(朝日新書、2015年)
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
藤田孝典
4022736208

:一方的にお上のせいにするわけではなく、自分の経験だけではなく具体的で実証的なデータに基づき、直截に問題提起している文章は、とても読みやすかった。論旨が明確で一貫している文章は読みやすい。

安田浩一『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書、2010年)
ルポ 差別と貧困の外国人労働者 (光文社新書)
安田 浩一
B00M968T3S

:きっと自分のかなり身近な世界のことなのに僕は全然知らない世界のことを描き出している。なぜか、今年の後半はそういうルポとかドキュメンタリーをkindleで何冊も読んだ。これもそのひとつ。

2015-12-25

memo:『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』 ☆注意:ネタバレあり

妻が見たがったので、Amazonビデオで見ました。
数年前に見た時は、エピソード1,2,3も続いて(あるいは先に)見たので、その特撮のひどさ(スムーズに動けば良いと思っているみたいな特撮)と比べて、4,5,6(R2D2とかC-3POの動きがガチャガチャしてとてもスリリングで、動くために新しいリアリティのレベルが開示されていくかのように思ったこと)を高く評価していたけど、今日見なおしたら、物語としてかなり無理のあるお話だなあ、と思った。
とはいえ、1977年にこの映画が公開された時はムチャクチャ衝撃的だったんだろうなあ。

特に以下の三点が気になった。

・ルークがオビ=ワン・ケノービに心酔する理由とか過程がほとんど描かれていないので、なんでルークがジェダイにシンパシーを抱くに至ったのかがさっぱり分からない。なんだか「正義に酔っ払う中学2年生」のようでもある。ほんの数日前まで田舎でおじおばの手伝いをしていてだけのルークが、最後、己の正義を信じて疑わず、しかも「故郷の星で一番の操縦士だった」という後出しジャンケン的な設定も加えられてデススター攻撃に参加する時の言動は、なんというか、第二次世界大戦時に日本の愛国少年もかくやと思わせる感じだった。
・ハン・ソロは、なぜ、最後、デススター攻撃に戻ってきたのか? ちゃんと逃げれば良いのに。
・デススターもろすぎ。

2015-12-22

大和田俊《unearth》、ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある @ ICC


ICC ONLINE | ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2015/JohnWOOD_and_PaulHARRISON/index_j.html


明日から展示!大和田俊《unearth》(エマージェンシーズ! 027)
http://www.ntticc.or.jp/TOPICCS/2015/12/027_unearth.html




ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある
オモロイ! そして確かに説明しにくい。
なんつうか、かゆいところに手が届く感じの映像が盛りだくさん。
今までの人生で謎のままだったたくさんのことが、ここでは解き明かされている!
世界の神秘を求める諸君、答えはここにあるぞ! 急げ!
無響室
にもやっぱ、行っときたいわけで。
アコースモニウムな音響体験だよなあとか思いながら楽しみました。
Fiona Leeさん、大城 真さん、Motohide Taguchiさんが「いいね!」と言っています。
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中川 克志
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大和田俊《unearth》
化石を溶かすと二酸化炭素が生じるから、その微小な音をマイクで拾う。
ってそりゃなんだ⁈と思ってたのだが、なんつうか、展示の仕方とか見栄えが違うと作品の印象は全然違うなあ、と思いました。
なんつうか、楽しく音を聴いていられます。
なんだろ、これ。
梶山 暢子さん、日高 良祐さん、畔柳 寿宏さん、他8人が「いいね!」と言っています。
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中川 克志

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カールステン ・ ニコライ個展 12/4-12/23 at ART FRONT GALLERY

カールステン ・ ニコライ個展 12/4-12/23 | 展覧会 | ART FRONT GALLERY
http://artfrontgallery.com/exhibition/archive/2015_12/1436.html

メディアアーティスト カールステン・ニコライ、日本初となる作品を公開 #ブレーン http://www.advertimes.com/20151203/article211644/

carsten nicolai at 代官山
カールステンニコライの作品は、家電や何かの音を記録したレコードを4台のターテーブルで再生してちょっと遊べる、というやつで、まあ、まあ、そんな感じ。
それより、初めて代官山に来た。ご立派なところだなあ。
一之瀬 ちひろさん、Ayumi Adachiさん、他2人が「いいね!」と言っています。
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中川 克志

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2015-12-21

メモ:『 噛 み 切 れ な い 物 音 ・2』@幡ヶ谷フォレストリミット

遅れて行ったので、Tomoko Sauvageさんを最後の数分しか見れなかった。残念。
Noise, Water, meatという名著がある以上Tomokoさんが「水の音」をやってるのだとすれば誰か「肉の音」をやったりするのかなあと思った



    今日学んだ最も大切なこと:
    キクハラさんはヤシロさんではない。
    (そもそも名前が違う!)
    幡ヶ谷フォレストリミット
    ローカルビジネス東京都 渋谷区
    5.0
    33人がチェックインしました
    大城 真さんが「いいね!」と言っています。
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    中川 克志
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    池田謙+ 中島 吏英
    なんつうか、ハムスターが駆け回っているようだ。
    0:00/0:31
    大城 真さん、中島 吏英さん、すず えりさん、他8人が「いいね!」と言っています。
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    中川 克志
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    ニュースフィード

    大城 真さんと川口さんの二人組で机の上のものをあれやこれやしているうちに、サイレンが鳴り響きはじめた。
    スティーブ・ライヒみたい…?
    0:05/0:32
    すず えりさんと大城 真さんが「いいね!」と言っています。
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    中川 克志
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