2016-10-27

高橋健太郎さんからの批判に対する谷口文和くんからの応答

以下、谷口くんからの応答です。本人から許可を頂いたので転載しておきます。うまくまとめてくれていて、ありがたいです。
高橋健太郎さんから頂いた批判(高橋健太郎さんによる『音響メディア史』批評。)に対する感謝、それへの応答方法(問題の切り分けが必要であること、すべてに拙速に反応すべきではないこと、ツイッターでやり取りすべきものではないこと等々)に賛同します。
僕もツイッターは時々眺めるという使い方しかしていないので、この谷口くんのツイートも妻がたまたま見つけてくれたものでした。
高橋健太郎さん、ならびにこの問題に関心を持っていただいたみなさまに、これが敬意を欠いた応答に見えないことを望みます。



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2016年10月26日(水)10 tweetssource



@taninen
まず、すでに書いたとおり、『音響メディア史』に批判されるような瑕疵が多くある点については認識しており、指摘を受けて恥じ入るような箇所も多々あります。しかし、書籍としてどのように対応するのが妥当かということは、2、3日で結論の出るものではありません。
posted at 21:23:03
@taninen
いただいたご指摘の中にはさまざまなレベルのものが含まれており、適切な対応方法もそのレベルによって異なります。高橋さんも言われているように、すべての批判をそのまま受け入れれば良いというものでもありません。「こう言われたので直しました」と拙速に応じるのも望ましくないと考えます。
posted at 21:25:43
@taninen
次にツイッタ上で何らかの反応をすべきかという点ですが。本をどうするかとは別に、もっと議論を深めたいと思うご指摘もあります。しかしやはり、提起された問題がさまざまなレベルにわたっているため、それを丁寧に切り分けつつ答えるのにツイッタは適さないと個人的に考えています。
posted at 21:32:22
@taninen
また、応じなければならないかのような空気があることにも、少々抵抗があります。高橋さんによる当初の一連のツイートは、書名を繰り返し間違うような勢いでなされています。そういったテンションで次々投げつけられた言葉を逐一打ち返すことが著者の責務だとは、僕は考えません。
posted at 21:35:32
@taninen
ただ、そうした物言いで感情を害したといったことは一切ありません。僕は高橋さんのことをレコード史の研究家として尊敬してきましたし、その方からご意見をいただけたことをありがたく感じています。しかし、敬意を抱きつつ(ある特定の局面では)関わらない、という姿勢もあると思っています。
posted at 21:38:00
@taninen
これはあくまで谷口個人の見解であることは改めて強調しておきます。個人対個人であればいろいろな選択肢があり得ると思いますが、今回は複数の人間による本に関することであり、さらに直接関係のない広範囲な方が言及されています。その状況に対して以上のように書いたことをご了承ください。
posted at 21:42:09
@taninen
そもそも自分の場合、ツイッタではたまたまある時間に目に入ったものを読むということしかしていないので、あるツイートに反応しないことが何かしらの意味を持つような使い方はしたくないのです。
posted at 21:57:34


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