2018-11-18

メモ:小澤勲『痴呆を生きるということ』(岩波新書、2003年)、 池谷裕二『パパは脳研究者』(クレヨンハウス、2017年)


両方同時に拾い読み。感慨深い。
小澤勲『痴呆を生きるということ』(岩波新書、2003年)
池谷裕二『パパは脳研究者』(クレヨンハウス、2017年)
後者は、新進気鋭の美学者・森功次くんに、この前の美学会でご推薦していただいもの。

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2018-11-13

メモ:鈴木大介『家のない少女たち』(宝島社、2010年)

結局のところ、日本における児童福祉の充実を願うと同時に、人間の強さを思い知らずにはいられなくななるという、思いもかけない良書だった。

2018-11-05

メモ:『ゆきゆきて、神軍』

和歌山日帰り。日帰りはしんどい。11月になったのに順調に仕事は伸び越されている。ポイントが溜まってグリーン車で帰宅中。初めて『ゆきゆきて、神軍』を見ている。凄いドキュメンタリー映画。写真のこの場面では、シロブタとクロブタの話が出てきた。
僕はいつまで、精神的に充実した状態でエネルギーを発散させていくことができるだろうか。いつまでも力いっぱい生きていくのは、充実しているのと同時に大変だろう。
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メモ:鄧富權(Fu Kuen Tang)(編)『噪集:灣聲響藝術家選集(Noise Assembly: A Selection of Taiwanese Sound Artists. )』(書林出版有限公司、2018年)



台英の両方の言語で記述されているので、半分の分量なので、かなり簡略化された記述だった。だから逆に、シンプルで分かりやすいともいえるけど。
林其蔚(LIN Chi-wei)さんや王福瑞(WANG Fujui)さんや、羅悅全(Jeph LO)さんの「台湾サウンド・アート」概観などが、かなりシンプルに要約されている。
〈新しく知ったこと〉ってあまりなかったけど、短かな記述なのでなおさら一層、”sound art in Taiwan(聲響藝術)"が、欧米日の"sound art"とも「サウンド・アート」とも意味内包が少し異なるのが明白だった。
聲響藝術は、主としてstrange music or Nosieであって、visual art using sound which is based in the art galleryはメインではない、ってだけのことだが。

鄧富權(編) 2018 『噪集:灣聲響藝術家選集』 台北:書林出版有限公司。(=Tang, Fu Kuen. 2018. Noise Assembly: A Selection of Taiwanese Sound Artists. Taipei: Bookman Books Co., Ltd.)