2019-02-22

メモ:日本美術サウンド・アート・アーカイヴ、クリスチャン・ヴォルタンスキー、ICC


まずは、谷町六丁目で「日本美術サウンドアーカイヴ──今井祝雄《TWO HEARTBEATS OF MINE》1976年」を拝見。向かい合わせにくっつけられたスピーカーコーン同士に向けて心臓の音がループ再生されていた。
金子くんはちょうど帰った後だったが、+1artの河原木さんと野口さんと、話し込んでしまった。ギャラリーの人がギャラリーを始めるきっかけ、というのは、何人かの人からうかがってきたが、今回もやはり何か不思議だ。
ともあれ、+art1という場所の存在を頭にインプットしました。
https://japaneseartsoundarchive.com/jp/news/
 
 
続いて、久しぶりに国立国際美術館に来て、クリスチャン・ヴォルタンスキーの個展。ある家族のアルバムを丸ごと展示するとかそういう「アーカイヴ作品」(という言い方は適切ではないと思うが)は、ディープラーニングとかデジタル・アーカイヴが浸透していくと、もっと別のあり方になるのだろうけど、古着を数百着提示するとかそういう「アーカイヴ作品」はデジタル化できないよなあ、などと思う。
アーカイヴ作品という点で、ヴォルタンスキーの作品は、クリスチャン・マークレイのある種の作品ーー古い写真から何らかのステロタイプを抽出するような作品ーーに似ていることに気づく。
基本的に、会場は全体的に暗く、全体的に心臓の音が聞こえている。谷町に引き続き、ここでも僕は、心臓の音の録音を聞いている。生きている人間ならばほぼ100%のひとが常に奏でているとされる心臓音を、録音したものを、聴いている。あと、クジラと風鈴の音も聞こえる。
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メモ:ICCで今年度のオープンスペースとゲームスケープの展示
今年度のやつ、やっと行けた。ヴィデオゲームがもつ様々なレベルの感性的経験の諸相、それぞれに探究している作品って、こんなにたくさんあるんだなあ、と感心。ほんと、ぜひともカタログを残していって欲しい。オープンスペースも。
せっかくの企画が、もったいない。

とりあえず僕は、2019年こそ、ヴィデオゲーム機を買いたいものだ!と思いました。思うだけで終わると思うけど。
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