2019年12月11日水曜日

メモ『社会の芸術/芸術という社会』

北田暁大・神野真吾・竹田恵子(社会の芸術フォーラム運営委員会)(編) 2016 『社会の芸術/芸術という社会――社会とアートの関係、その再創造に向けて』 東京:フィルムアート社。
芸術とかアートは、アート業界の外側ではどんな存在でどんな機能を果たしていると言えるのだろう、と思って、最近の「芸術社会学」の動向を勉強してみようと思ったが〈最近の芸術社会学〉の本は見つからなかったので、これを勉強した。
〈芸術という社会〉の問題のみならず、〈社会における芸術〉の問題を議論していて勉強になった。表現の自由不自由をめぐる議論、公共性を巡る議論等々。人文学と社会科学とによる「芸術」論は勉強になる。今後の勉強のとっかかりになるものが多く、便利。
論文ではないが、神野真吾による後書き「アートの開かれた王室問題」が出色。

とはいえ、僕は〈社会における芸術の効能〉の分類、みたいなものも考察できるんじゃないか?と思っていた。たとえば、〈個人の慰め〉と〈社会倫理への影響〉と…などに分類するなど。こういう思考はナイーヴなのだろうか。まずはもっと探して、自分でも考えてみよう。

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