学会発表のproceedingsって、今まで、発表用に作成した原稿を読みやすく整形して提出するものしか経験してこなかったけど、今回はフォーマットが決まっていて、「Background, Aims, Methods, Implications」という4つのセクションに構造化してkeywordsとreferencesも付ける、という形式でした。こういうやり方もあるんだあ、と思いました。
International Conference on Politics of Sound and Technology 2025 – 한양대학교 음악연구소 https://mrc.hanyang.ac.kr/audible-futures/
書誌情報はこちら。(なんか変な書き方な気もしますが)
NAKAGAWA Katsushi. 2025. "What Happened to Environmental Music in 1980s Japan When It Was Reevaluated as Kankyō Ongaku in the 2010s?" In: Chung, Kyung-Young (Music Research Center, Hanyang University), ed. 2025. Proceedings of Audible Futures: Media, Ecology, and Art. Seoul, South Korea: SORIZIUM.
https://mrc.hanyang.ac.kr/wp-content/uploads/audible-futures-proceedings.pdf.: pp.97-101.
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僕は国際学会で発表する際には、ずっと、1980年代日本の環境音楽と2010年代のKankyō Ongakuのことを考え続けてきたのですが、問題をけっこう整理できてきたし、今年から来年にかけて何度かこの主題について論文と発表とでまとめる機会があるし、そろそろ取りまとめます(と宣言してみます)。
来年度にコペンハーゲンで発表したら、きっちりと査読誌に投稿できる準備が整うのではないだろうか。