2019年12月20日金曜日

メモ:藤田直哉(編著)『地域アート 美学/制度/日本』(堀之内出版、2016年)

結論があるような論集ではないが様々なトピックが析出されているので、良い論集。
地域アート、アートプロジェクト、リレーショナルアートの違いを勉強できて良かった。音・音楽の話題が皆無なのは示唆的。
遠藤のアート至上主義的思考とか藤田のロマン主義的アート理解には薄い反発を覚えつつも、自分も同類かもしれない、とも思う。
しかし、『芸術の社会/社会の芸術』と同様、ここでも、社会におけるアート(芸術)の社会的役割、あるいは、芸術が「社会」を主題とする場合のエトセトラが扱われている。芸術の実存的役割とか、そういうナイーヴで古臭い話を現代的に論じることは、もはや行われていないのだろうか…。



2019年12月19日木曜日

メモ:東山彰良『流』

〈台湾を舞台にした小説〉というカテゴリーで読んだ小説。長い間積ん読状態だったが、ちょー面白かった。
もっと早く読んでおけば良かった。

2019年12月15日日曜日

告知:大城真のうなりのワークショップ

ショートノーティスですが、今週末15日(日)に野毛のzartというところで、夏の大△などで活躍する大城真さんにワークショップをやってもらいます。
参加者でうなりを体験します。
皆様、どうぞご参加ください。

昨年度の佐藤実(m/s)の共鳴ワークショップの様子はこちらそれ以前のウェブサイトはこちら
大学の授業の学外実施版みたいなものですが、学外の方もどうぞご参加ください。参加料金は不要ですが、準備を手伝ったり記録を録ったり撮ったり取ったりして欲しいかも、です。定員15名程度、というつもりです。
参加者は、事前に、スマホに発振器のアプリをインストールしておいてください。大城真さんの作品のデモンストレーションなんかもあったりするかもしれません。
iPhoneだとこちら
https://apps.apple.com/jp/app/signal-generator-audio-test-tone-utility/id543661843
androidはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.xyz.signal&hl=ja


Facebook上の告知
横浜国大関連の告知:都市イノベーション全学YGSCウェブサイト

2019年12月11日水曜日

メモ『社会の芸術/芸術という社会』

北田暁大・神野真吾・竹田恵子(社会の芸術フォーラム運営委員会)(編) 2016 『社会の芸術/芸術という社会――社会とアートの関係、その再創造に向けて』 東京:フィルムアート社。
芸術とかアートは、アート業界の外側ではどんな存在でどんな機能を果たしていると言えるのだろう、と思って、最近の「芸術社会学」の動向を勉強してみようと思ったが〈最近の芸術社会学〉の本は見つからなかったので、これを勉強した。
〈芸術という社会〉の問題のみならず、〈社会における芸術〉の問題を議論していて勉強になった。表現の自由不自由をめぐる議論、公共性を巡る議論等々。人文学と社会科学とによる「芸術」論は勉強になる。今後の勉強のとっかかりになるものが多く、便利。
論文ではないが、神野真吾による後書き「アートの開かれた王室問題」が出色。

とはいえ、僕は〈社会における芸術の効能〉の分類、みたいなものも考察できるんじゃないか?と思っていた。たとえば、〈個人の慰め〉と〈社会倫理への影響〉と…などに分類するなど。こういう思考はナイーヴなのだろうか。まずはもっと探して、自分でも考えてみよう。

2019年12月5日木曜日

2019年12月05日メモ:奥泉光『プラトン学園』

23:24:12
てっきりミステリーなんだとばかり思って読み始めたら、違った。
1998年の作品とは。セカンドライフ、を思い出した