2025-05-19

[お知らせ] 6月28日(土)にニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します!

概要

サウンド・アーティスト、フィールド・レコーディスト、BBCラジオのDJ・プロデューサーであるニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんによるフィールド・レコーディングのワークショップを横浜国立大学で開催します。本ワークショップでは、キャンパス内での環境音(「宮脇フォレスト」を予定)の録音と、それらを用いた短いサウンドスケープの制作を行います。
横浜国立大学の学生はもちろん、学外からの参加も歓迎します。経験の有無は問いません。初心者から経験者まで、お気軽にご参加ください。
実施言語:英語と日本語(通訳あり)

基本情報

日時:2025年6月28日(土)13:00~17:00
場所:YNU(横浜国立大学)キャンパス:詳細な場所は後日改めて連絡します。
無料です。

参加者の準備物

音声録音機器(普通のスマートフォンあるいはICレコーダーなど)
(可能なら、音声編集ソフトウェアのインストールされたノートパソコンを持ってきてください。自分の録音素材で使って短いサウンドスケープを作成しましょう。)

参加申し込み

申し込み方法:Google Form
申し込み期限:6月26日(木)まで。参加者多数の場合、期日前に受付を終了します。

主催・問い合わせ先

新音響文化研究会(横浜国立大学大学院・都市イノベーション研究院・中川克志研究室):katsushinakagawa (at) ynu.ac.jp

→ニック・ラスコムさんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します! - イベント一覧 - 横浜国立大学 https://www.ynu.ac.jp/hus/cus/33495/detail.html

2025-05-09

GWの終わりの頃に、MIMINOIMIさんにお声がけいただいて「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」DAY2(2025年5月6日(火・祝))でレクチャー・トークしてきました。

サウンド・アートにおける環境音の機能転換とか音楽的素材の拡大とかサウンド・インスタレーション小史とか環境音楽の文脈の話とか、しました。こういうトピックを求めている人の前でリラックスした雰囲気の中でお話しできたので、楽しく充実した気持ちで話せたので、良かったのではないだろうか。

色々な人と知り合えて良かった。山﨑も来てくれたし。

みなさま、またそのうちどこかでお会いしましょう。


イベントは明日と明後日、デカいライブがあるみたいです。ご用事のない方、どうぞご来訪ください。

MIMINOIMI – Ambient / Week – | アンビエント | Japan, 東京都 https://www.miminoimi.me/

会場はチーさんと奥さんの二人のお店(?たぶん)だったのだけど、この前ヨーコさんに教えてもらったロールショコラを買えた! チーさんがヨーコさんにお土産で持っていったみたい。

ロールショコラ プラム | 職人が作る「Roll Chocolat (ロールショコラ)」 https://plum-roll.com/

参考:I am alive.: お知らせ:「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」のDAY2(2025年5月6日(火・祝))にトーク出演します。 https://after34.blogspot.com/2025/04/miminoimi-ambient-week-2025day2202556.html

GWの始まりの頃に扇風機を演奏しました。


なんのイベントか把握しないまま顔出したけど、逗子の仲間たちの「文化祭?」みたいなものだったらしく、でもよく分からないままに、人前で何か芸を見せるのだから芸者根性を発揮せねばならないと思って、扇風機をしっかりとグルーヴィに演奏してきました。扇風機同士で風を吹かせあったり紙テープをなびかせたりトレーシングペーパーで音を出したり不織布を膨らませたり。僕の場合、「グルーヴィに演奏」しないと間が持たないっすね。

高野寛さんがギターと映像と少しボーカルのアンビエントな音楽を演奏していて、数日後にコレクティブMIMINOIMIの人が「最近はギターアンビエントが云々」と言っていたのを聞いて、この演奏のことを思い出したりしました。僕は逗子の人ではないのでなんとなく居場所を見つけられずウロウロしてたけど、高野寛さんが気さくに話し相手をしてくれて、良かった。

あと、「〈高校生とか大学生になった子どもが、小さい頃から知っていた子どもと再会する場面〉を眺める親たち」を見て、エモかった。


参考:I am alive.: 4月30日に瀬藤康嗣さんと三浦秀彦さんの「フル草津」に参加して、扇風機を演奏します。 https://after34.blogspot.com/2025/04/430.html

2025-05-01

Aura Satzによる『PREEMPTIVE LISTENING』(2024)

Aura Satzという人による『PREEMPTIVE LISTENING』というサイレンを特集したドキュメンタリー(The Film - Preemptive Listening https://preemptivelisteningfilm.com/The-Film )があることを知った。エヴェリン・グレニー(ろうのパーカッショニスト)とかクリスティーナ・クービッシュとかBJ Nilsenとかデヴィッド・トゥープとかKode9 (Steve Goodman)とかFUJI|||||||||||TAとかたくさんのアーティストがnewly imagined sirensを作っているらしい(どういうことやろう?)

TATEで三日間のシンポジウムとパフォーマンスも行ったらしい(Preemptive Listening Day Three: Symposium and Performance | Tate Modern https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/preemptive-listening-day-three )。

出版物もあるようだ(Preemptive Listening The Sonic Politics of Emergency on Disclaimer https://disclaimer.org.au/contents/preemptive-listening )。が、入手方法が分からないぞ。

調べてみたら、なんと、この2月に東京都写真美術館で上映されていた。全然気づいていなかった。残念!

恵比寿映像祭2025 Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2025 https://www.yebizo.com/program/1475

2025-04-23

4月30日に瀬藤康嗣さんと三浦秀彦さんの「フル草津」に参加して、扇風機を演奏します。

扇風機といえば、タワシと並んでアヴァンギャルドな音響芸術にとって欠かせない重要な楽器です。いよいよ初夏を迎えるにあたり、扇風機を操作する腕前もきっちり整えていかねばいかんな、と思っているところです。

よろしくお願いします!
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瀬藤 康嗣 - 先月に続いて、来週4/30にもフル草津の出番があります。 今回は、前から演ってみたかったPauline... | Facebook https://www.facebook.com/kohji.setoh/posts/pfbid02aFesvb97K12zh4A8zzLir2QDJBfrFyDwzkJYUwbnti98HiE6o7oqkzwjnQaJSPzjl

先月に続いて、来週4/30にもフル草津の出番があります。
今回は、前から演ってみたかったPauline Oliveros《Tuning Meditation》と、我々のお得意の楽器「扇風機」(2つの動画は過去の作品です)を使った新作にチャレンジします。
2部構成で、以下のようなタイムテーブルになっています。
1500〜 瀬藤によるDJ
1545〜 第1部:Pauline Oliveros 《Tuning Meditation》[15分]
1730〜 第2部:扇風機を使った新作《風を吹かせる》《風に吹かれて》[30分]
2部のほうは3台の大型扇風機を使うので、「扇風機には思い入れがある」というサウンドアート研究の第一人者・中川克志さんを扇風機の使い手としてゲストにお招きしました。
高野寛さんによるHAAS名義でのライブも楽しみです!
ご予約 → https://peatix.com/event/4364743/
「コ々絶対世界」
- MY博 2025 -
場所:逗子文化プラザ さざなみホール(1F)
日時:4月30日(水)15:00 〜21:00
<LIVE>
ソコシャネル?
フル草津
<Spacial LIVE>
HAAS a.k.a Hiroshi Takano
HAAS a.k.a. Hiroshi Takano
1988年、高橋幸宏プロデュースのアルバムでシンガーソングライターとしてソロデビューし、23枚のアルバムを発表。ギタリストとしてもHASYMOや坂本龍一など様々なプロジェクトに参加、サウンドプロデューサーとしても数々のアーティストの作品を手がけている。
HAASは「ポップ」の外側にあるものを表現するプロジェクト。2024年春には写真とアンビエント/ミニマル・ミュージックの展覧会「Calm : hibinohibiki 」を開催。同タイトルのアルバムをカセットでリリース。映像を交えたライブ活動もおこなっている。
フル草津
瀬藤康嗣と三浦秀彦による、即物的で意味や解釈を限定しない「出来事」を奏でるユニット。
美術や音楽、詩などの広い領域にまたがる1960年代の芸術運動「フルクサス」の作品を主にモチーフとしている。
ソコシャネル?
一切の思い込みと不自由と否定的要素を逃れた音楽的一人言の集合体。
ノイズポップな要素と共に、即興に含まれる違和感の正体が空間を包む事でしょう。
あるいは修羅の砂遊び
#フル草津 #ソコシャネル
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中川克志先生/「コ々絶対世界- MY博 2025 -」参加、扇風機を演奏 - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2025/04/--my2025--.html

2025-04-22

献本御礼:福島真人『「実験」とは何か』(東京大学出版会、2025年)

https://www.utp.or.jp/book/b10087847.html

ご恵投いただきました。最初は送られる心当たりがなかったのだけど、そう言えば、2,3年前にメール連絡が来て福島先生に博士論文をPDFで送ったことを思い出しました。科学、社会、芸術、という三つの領域における「実験」について研究する本で、広い視野のもとで骨太な議論を展開し、新しい展望を開拓する研究を見て、感嘆しています。

僕の博士論文は、芸術における「実験」を考察する土台の一つに使ってもらっています。博士論文は単体では発表していないけど、そのようなものでも何かの役に立つ仕事をできていたってことなので、大変嬉しい。僕も、共著と共訳書を出したら、次の単著を作るぞー。

(ただし、pp.208-209は、中川(2007)ではなく中川(2008)です。文句とかではなく、間違いに気づいたので、記しておきます。)

2025-04-16

JASPMの学会誌『ポピュラー音楽研究』のvol.28で、中川克志『サウンド・アートとは何か』の書評を掲載していただきました。

評者はヲノサトルさん。ものすごくきっちり内容をまとめていただいています。恐悦至極の恐縮です。ありがとうございました。

JASPMに「サウンド・アート」の書評が掲載されるって、場違いに見えると思いますが、JASPMは僕のメイン学会のひとつです。全ての音楽は人間(people)によって聞かれるものなのだから、全ての音楽はポピュラー(popular)音楽です。なので、サウンド・アートもポピュラー音楽です(サウンド・アートは必ずしも音楽だけではありませんが)。

ヲノサトルさんに自分の本が届いて感慨深いです。たぶん京都の左京区に住んでいた頃、00年代前半に、ヲノサトルさんの『ビキニ・ムーン』(1998)、『エルニーニョ』(2003)、『マセマティカ』(2003)の3枚を同時に入手して、「ゲンダイオンガクの作曲家なのにこんなにスイートな人もいるんだな」と知ったはず。どうやってこの3枚のアルバムと出会ったのかは覚えてないのだけど、恵文社かメディアショップに置いてあったのをジャケ買いしたんじゃないだろうか。まだちゃんとお話ししたことないので、ぜひ、次のJASPM(長崎)かどこかでお会いできますように。

2025-04-07

自分への励みと促しとして、2024年度の仕事と2025年度の予定(願望)の備忘録

 2024年度は「色んな人に会って話をしよう」をできるだけ実践しようとして、それなりに多くの人に会えた。でももっと色んな人に会って話してみたいとも思う。2025年度も継続しよう。

2025年度の目標は、懸念の共著と共訳の出版です。90年代Xebec調査は落とし所を考え始めましたが、もっとずっと調査し続けても良いかもしれない。visual musicとsoundwalkのことを継続的に考えています。次の単著を構想し始めました。

ということで、以下は2024年度にやった仕事のメモです。書誌情報に不備はあります。

2025年度はどんなことをできるかな。

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書いたものなど

書評

中川克志 2024 「[書評] 豊田泰久(語り手)、林田直樹(聞き手)、潮博恵(解説)『コンサートホール×オーケストラ 理想の響きをもとめて』(アルテスパブリッシング、2024年)」 『週刊読書人』(2024年6月7日号)
中川克志 2025 「[書評] 庄野進著『聴取の詩学 枠と出来事 庄野進音楽美学論集』(春秋社、2024年)」 週刊読書人(2025年3月14日号)
←週刊読書人ウェブサイトより、転載許可フォームに入力していない。一ヶ月したら入力して、PDFを公開
転載許可について | 読書人WEB https://dokushojin.net/reprint/

論文

中川克志 2025a 「<研究論文>音楽認識論序説 ジョン・ケージ以降の音と音楽の境界線をめぐって[2/2]」 『常盤台人間文化論叢』11: 107–123。→機関リポジトリへのリンク
---. 2025b 「[依頼論文]音楽と視覚美術:試論 ――三つの契機――」 『関西美学音楽学論叢』第九巻:2-20。 →本文リンク電子ジャーナル - aesthetics-musicology)

翻訳したもの

ジョナサン・スターン+メハク・ソーニー「アクースマティックな問いとデータ化の意志——Otter.ai・低リソースな言語・機械聴取のポリティクス」 中川克志(訳)  『メディウム』5号(2024年12月):163-196。

学会発表

NAKAGAWA Katsushi. 2024. “The comparative study between environmental music in 1980s Japan and Kankyō Ongaku in 2010s Japan.” at IASPM-SEA & IAPMS Joint Conference 2024 (Bansomdejchaopraya Rajabhat University, Bangkok, Thailand), July, 27th, 2024. (English)
NAKAGAWA Katsushi. 2025. “What Happened to Environmental Music in 1980s Japan When it was Reevaluated as Kankyō Ongaku in 2010s Japan?” at. Audible Futures: Media, Ecology, and Art(International Conference on Politics of Sound and Technology 2025) (Hanyang University, Seoul, Korea), March, 29th, 2025. (English)

その他の話したこと

1.

ネットラジオ『毛利嘉孝のアート・リパブリック』に出演(0528の2300-2330,0604−0609タイムフリー)
毛利嘉孝さんのネットラジオ『毛利嘉孝のアート・リパブリック』に出演してお話しさせてもらいました。2024/5/28(火)23:00-23:30にリアルタイム放送、2024/6/4(火)~6/9(日)にタイムフリー放送
I am alive.: ネットラジオ『毛利嘉孝のアート・リパブリック』に出演(0528の2300-2330,0604−0609タイムフリー) https://after34.blogspot.com/2024/05/05282300-233006040609.html

2.

5月31日にKOIAS(神戸雰囲気学研究所)のアート・プロジェクトが開催するシンポジウムに登壇
「レクチャー」

KOIAS アート・プロジェクト「thinking with ears」のパフォーマンス&シンポジウムに登壇。レクチャーを行う。
2024年5月31日(金)1400-1800開催。会場:KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)
神戸雰囲気学研究所(KOIAS)のアート・プロジェクトが開催するシンポジウムに登壇。20世紀における都市音響を聴取する諸実践についてレクチャーした。

Events | KOIAS - 神戸雰囲気学研究所 http://www.lit.kobe-u.ac.jp/koias/events/
KOIASアート・プロジェクト#2 sam + katrinem <br>Thinking with the ears 神戸を歩く、神戸を聴く | SCHEDULE | KIITO https://kiito.jp/schedule/rental/articles/68925/

3.横浜関内でトーク

8/22 横浜サウンドスケープトークセッション 〜川崎義博・Marcos Fernandes・岩崎佐和・中川克志・中野圭とともに〜【オンライン視聴あり】 | Facebook https://www.facebook.com/events/1730259184215494/?ti=ls

4.Benjamin Piekutさんイベント

特別講義: ベンジャミン・ピケット「トランスーション:ヘンリー・カウ、ロック、インプロヴィゼンーション、実験音楽、サウンドアートの発展史 」 | 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻 http://ga.geidai.ac.jp/2024/08/13/benjamin-piekut/

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日時:2024年9月3日(火)18:00-20:00
会場:東京藝術大学上野キャンパス 国際交流棟 4F GA講義室
報告者:ベンジャミン・ピケット(コーネル大学音楽学部教授)
登壇者:横川理彦(音楽家、After Dinnerなどに参加)、中川克志(横浜国立大学准教授)
司会:毛利嘉孝(東京藝術大学教授)
通訳:植田悠
主催:東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室
言語:日本語/英語(逐次通訳あり)
本研究会はJSPS科研費基盤C24K03444「サウンド・アート勃興期における音楽と美術とサウンド・アートの関係性の解明」(研究代表者:中川克志)の助成を受けたものです。
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5.美学会で司会:10月14日一般E-2音楽3で司会

6.JASPM36で司会:11月30日個人発表Bで司会

7.12月16日:トーク@本町文化堂

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【大分類】トークイベント
【項目タイトル】中川克志『サウンド・アートとは何か』出版記念トークイベント
【日時・期間】2024年12月16日
【会場】和歌山市本町文化堂
【説明文】
本学准教授・中川克志の著書『サウンド・アートとは何か』(ナカニシヤ出版、2023年)の刊行を記念し、聞き手に奥村一郎(和歌山県立近代美術館・学芸員)を迎えて、和歌山市の文化的ハブとなりつつある本町文化堂でトークイベントを開催した。音楽ではない音を含む表現に対して使われるこの言葉を4つの領域に分けて概観する中川による講演の後、サウンド・アートのアクチュアリティをめぐりフロアとの活発な議論が行われた。
【添付画像の有/「241216_SAとは何かトークイベント241216_フライヤー_241121制作.jpg」】
【画像のキャプション、コピーライト表記】キャプションは「トークイベント・フライヤー」、コピーライト表記不要
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8.CAP ARTS STUDY 2024(2025年3月19日)で下田さんの聞き手役


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【大分類】公開講座
【項目タイトル】人と場所(神戸)と状況2-1970s~1990s
【日時・期間】2025年3月19日
【会場】Urban Picnic(神戸)
【説明文】
C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)主催による全36講座ARTS STUDYの一回に、本学准教授・中川克志が聞き手として参加します(この文章を書いているのは2025年2月7日です)。参加するのは、下田展久(XEBEC元ディレクター)が講師を務める「XEBEC と神戸」(ポートアイランド)の回です。阪神淡路大震災から30年の今年、戦後から50年間の間に神戸の現代アートがいかなる展開を経てきたかを辿る同講座において、サウンド・アートが果たした役割について諸々紐解く予定です。
【添付画像の有無/ファイル名】「250319_ArtsStudy.png」
【画像のキャプション、コピーライト表記】キャプションはお任せします、コピーライト表記は不要
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参考

I am alive.: 自分への励みと促しとして、2024年度の仕事と2025年度の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2025/04/20242025.html
I am alive.: 自分への励みと促しとして、2023年度の仕事と2024年度の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2024/04/20232024.html
I am alive.: 自分への励みと促しとして、2022年度の仕事と2023年度の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2023/04/20222023.html
I am alive.: 自分への励みと促しとして、2021年度の仕事と2022年度の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2022/04/20212022.html
I am alive.: 自分への励みと促しとして、2020年度の仕事と2021年度の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2021/04/20202021.html
I am alive.: 自分への励みと促しとして、2019年度の仕事と2020年度の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2020/07/20192020.html
I am alive.: 自分への励みと促しとして、2018年の仕事と2019年の予定(願望)の備忘録 https://after34.blogspot.com/2018/12/20182019.html

お知らせ:「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」のDAY2(2025年5月6日(火・祝))にトーク出演します。

MIMINOIMIさん(https://www.miminoimi.me/)からお声がけいただき、都市型アンビエントフェスティバル「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」第3弾"Sense of Gradation"にトーク出演させていただくことになりました。概要は以下の通り。


イベント名:サウンド・アートにとってアンビエント・ミュージックとは何か 〜環境に向かう音響芸術の系譜〜
日時:2025年5月6日(火・祝)DAY2 Open 16:00 / Start 17:00
会場:PHYSICAL STORE (ORGANIC MUSIC + PLANET BABY, 下井草)(https://organicmusic.jp/
出演者:中川克志(レクチャー、トーク)、Chee Shimizu(トーク、DJ)
チケット代:¥2,000+1drink (https://miminoimi20250506.peatix.com/)

「著書『サウンド・アートとは何か』により、サウンドアート研究を世の中に印象的な形で提示した、音響文化論を専門とする中川克志氏を迎え、レクチャー「サウンド・アートにとってアンビエント・ミュージックとは何か〜環境に向かう音響芸術の系譜〜」を開催します。
サウンド・アートと、ある種の共通点を持つと考えられるアンビエント・ミュージックですが、実際どのような関係性を持っているのかが解説される予定です。また、トークの後には、東京のDJシーンにて特異なポジションで活動を続けるChee Shimizu氏と中川氏との対談が予定されており、最後にChee氏がサウンドアートをテーマにした特別なミュージック・セレクトをお届けします。」
とのことです。
他の日と違って中川の出演回はトーク主体ですが、Chee Shimizuさんのお店でDJもあるようです。
みなさま、どうぞおいでください。


MIMINOIMIさんは、面識はないですが、何度かこの「都市型アンビエントフェスティバルをやっていて、継続できるってすごいな、と思ってました。お声がけいただいて光栄です。毎週ポッドキャストも作ってるし(https://soundcloud.com/miminoimi)、この一週間のお祭り以外にも頻繁にイベントやってるし、すごいな、と。
今回の「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」は2025年5月5日(月・祝)~11日(日)の期間に開催され、テーマは「Sense of Gradation / グラデーションの感覚」とのこと。そして「本イベントは、音楽のフェスであると共に、音や音楽を起点に未知の感覚を体験したり、新たな思考を育んでいく為の開かれた実験の場です。固定化したカテゴリーや二元論を超え、「グラデーション」に対しての感性を育んでいくことは、個々人が自身の感覚を開き、深い体験を得ていく上で重要な契機になるとMIMINOIMIは考えます」とのこと。企画者も出演者も来場者も一緒になって色々な刺激を感じられる場所を作り出そうとするイベント、に見えています。なので、なんか面白そうだなあ、と。
Chee Simizuさん(https://organicmusic.jp/pages/chee-shimizu)と初めてお会いできるのも楽しみです。実は韓国のAudible Futures(https://mrc.hanyang.ac.kr/audible-futures/)でやった発表でも、少しだけ言及させてもらいました。どうやらこれは、僕は今年こそ(環境音楽/Kankyō Ongaku」だけでなく)「アンビエント・ミュージック」について語るべし、ということなんだろうな、と思っています。まずはこの5月のイベントで、次は8月に台北で、そして来年デンマーク(https://rmc.dk/en/news/ambient-music-conference-2026-call-papers-performances)で。

→中川克志先生/「MIMINOIMI - Ambient / Week - 2025」のDAY2にトーク出演 - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2025/04/miminoimi-ambient-week-2025day2.html