2024-02-22

メモ:『She's More Wild』(1981)

Sonic Arts Unionに関する文章を漁っていて、変な映像を見つけた。寿司屋さんのアニメーション(?)とデヴィッド・バーマンらしいグリッサンドするシンセサイザー。David Behrmanと(「Dion Casio」さんではなく) Paul DeMarinisさんが音楽を提供した1981年の「She's More Wild」というレコードがあり、2020年にその完全版(全曲収録盤)が発売されたらしい。これはその曲に付けられた映像ということか?

David Behrman, Dion Casio, Fern Friedman, Terri Hanlon, Anne Klingensmith - Japanese Disease - YouTube 


以下、YouTube動画の説明欄の(ChatGPTではなく中川による)要約。

1981年に、David Behrman, Paul DeMarinis, Fern Friedman, Terri Hanlon, and Anne Klingensmithがミルズ・カレッジで録音した『She's More Wild』というレコードがあるらしく、2020年に再販されたらしい。それまでは3トラックが収録された7インチで少数にしか流通していなかったので、今回のリリースで初めて完全版が販売されたらしい(She's More Wild... | David Behrman, Paul DeMarinis, Fern Friedman, Terri Hanlon, Anne Klingensmith | Black Truffle)。

歌詞?言葉?ナレーションを書いたのはFERN FRIEDMANとTERRI HANLONらしく、音はデヴィッド・バーマンとポール・デマリニス。で、その音が「a ‘pop’ formatに近づいている」という説明がなされている。バーマンのクラシック『On the Other Ocean』で聞くことのできる滑らかに周波数を変化させていく電子音や、デマリニスの『Songs Without Throats』で聞くことのできるSpeak n’ Spell(おもちゃのアレ)をハックした音だとかが、ポップだ、という説明の仕方。これに似たものはJacqueline Humbert & David RosenboomのDaytime Viewingくらいだろう、とのこと。



ということで、最後まで分からないのだが、この映像は誰が作ったのだ?

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2024-02-13

メモ『音の行方』


音遊びの会のドキュメンタリーを池袋(東京芸術劇場)でやっと見れた。

なんかむっちゃ良かった。僕のなかに溢れ出る多幸感。
なんつうか、偶然巡り会えた音楽家たちが、予想していなかったようなシナジー効果のおかげで、すごくカッコ良いし、カッコ良いかどうかあまり関係ないかもしれないというタイプの音楽を演奏してしまった、みたいなことだったのだろうか。これはThe Langley Schools Music ProjectとかThe Shaggsとかともまったく違う。公表してもしなくても良いけど公表した方が面白そうだし、子どもたちも楽しそうだ。こういう演奏カッコ良い!と思う人がたくさんいるからこそ、この演奏はカッコ良い、というところもあるので、こういう即興演奏を認める人が少なかった時代には、こういう演奏はどう思われることになっていたのだろうか。「アール・ブリュット」とか呼ばれるしかなかったのだろうか。いやまあ、今でも「即興演奏」が一般的に高く認知評価されてるわけでもないだろうけど。
何か楽器を衝動買いして帰ろう!と思って池袋駅周辺をウロウロしたけど、幸い楽器屋を見つけられなかったので、楽器は買わずに帰宅中。
ともあれやはり、考えずにいられないのは、誰がどんな感じで、彼らの演奏会場や楽器を手配し、セッティングし、片付けているのだろうか、ということである。ドラムセットだけで2,3台あるようにも見えたけど。
電子ドラム買おうかな…。

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