2022-03-10

人形焼3と水の江川十志へい

昨日から本格的な引越し準備中です。

3月5日(土)にミングルで、なあちゃんとトムくんとみのくんと、ライブしました。

こんな感じの演奏でした。
2022年3月5日大阪湾by人形焼3atミングル
2022年3月5日ばらぼんby水の江川十志へいatミングル (途中で落ちる)

楽しかった。バンドで楽器を演奏するって面白い。自分で音を出すとか、人と一緒に音を出すと自分の音や他の人の出す音が変わるとか、何回か一緒に演奏すると互いに変わってくるとか、そういう基本的なことを色々と堪能しました。実験音楽とかサウンド・アートを専門分野とする研究者としての僕の核は、たぶん、こういう感じのところにある。


出演者4人で二組出演のところ、結局、なあちゃんとのトリオでもみのくんは演奏したので、出演は、「人形焼3(みのようへい・中川克志・水田十夢)」と「水の江川十志へい(永江孝志・中川克志・水田十夢・みのようへい)←水江川十志(永江孝志・中川克志・水田十夢)」でした。
来てくれた方、ありがとうございました。むーとん、ミングルでやらせてくれてありがとうさんでした。場所があってそこでお客さんが一緒に聞いてくれるから成立する音楽だったんだなあ。
あと、トムくんの息子は、トムくんの良いところを受け継いでいて悪いところは受け継いでいないので、将来出世するんじゃないかな、と思いました。最後に店出る時に僕らが挨拶した後、ムートンと山本精一さんに、今日はありがとうございました、って挨拶してた。父の代わりに? エラいしっかりしとる。
サキちゃんがすっかりお母さんっぽくなっていたことには驚いた。娘さんも面白がってくれたみたいで良かった。


人を殺したらあかん。

2022-03-01

宣伝:3月5日(土)に京都ミングルでライブします。どうぞおいでませ。

 3月5日(土)に京都のミングルで、なあちゃん(永江孝志)とトムくん(水田十夢)とみのくんとライブします。どうぞおいでください。

1830開場1900開演で、出演は水江川十志と人形焼3です。ミングルのポストはこちら

なあちゃんとトムくんと中川が「水江川十志」です。みのようへいくんとトムくんとのデュオ「人形焼」にも中川は参加します。つまり、出演者4人だけどトリオがふたつ出ます。なんてコストパフォーマンスの良い。

よろしくお願いします。

みなさま、どうぞおいでませ。




メモ:sonificationとelectroacoustic musicとの違いについて考察するという問題系列について

 城くんに教えてもらったsonificationのハンドブックというオープンアクセスの本から、sonificationとelectroacoustic musicとの違いについて考察するという問題系列があることを学んだ。


The Sonification Handbook | edited by Hermann, Hunt, Neuhoff https://sonification.de/handbook/
←OpenAccessで公開されている。

ななめ読みした論文はこちら
Barrass, Stephen, and Paul Vickers. 2011. “Chapter7 Sonification Design and Aesthetics.” In The Sonification Handbook, edited by Thomas Hermann, Andy Hunt, and John G. Neuhoff, 145–64. Berlin: Logos Publishing House.
(Sonification Design and Aesthetics — University of Canberra Research Portal https://researchprofiles.canberra.edu.au/en/publications/sonification-design-and-aesthetics)

〈concrete←→abstract〉と〈ars informatica←→ars musica〉というxy軸を設定して、その四象限に、ケージ、ライヒ、ピエール・シェフェール、シェーファー、Hildegarde Westkampなどのみならず、seismogram(地震計)とか海の音とかChua Circuit(カオス発生回路、むかし生成音楽WSのワークショップでやったな)とかを位置づける図は、一見分かりやすそうに見える(が、ちょっと考えると、この図で何が明らかになったのかよく分からない)。
ともあれ、面白い問題系列なので、ほそぼそと勉強していこう、と決めた。
(この論文、なんでこんなにひとつの段落が長いのだろう…。100年前の哲学の論文とかでもないのに。)