2024-03-22

つやちゃんさんに書評してもらいました

turntokyoというメディアプラットフォームで、「つやちゃん」さんに本をとりあげてもらいました(フィメールラッパー批評原論の方だ)。アカデミックにしっかり系譜学を書いていることと、注とか文の狭間とかに僕の見解をたくさん潜ませていることを、きっちり読み取ってもらえていて、とても、嬉しい。

【From My Bookshelf】Vol.22『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』中川克志(著)歴史を整理し系譜学を打ち立てた画期的な書 | TURN https://turntokyo.com/features/from-my-bookshelf-22/

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

最後に宣伝させてください。

『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』が出ました。音響彫刻など視覚美術のことだけではなく、実験音楽などアヴァンギャルドな音楽のことだけでもなく、包括的に「サウンド・アート」について整理した唯一の本です。

四つの領域におけるサウンド・アートの系譜を整理しました。それぞれ、音響彫刻小史、実験音楽としてのサウンド・アート小史、メディア・アートとしてのサウンド・アート小史、サウンド・インスタレーション小史として読めます。この領域への解像度を高めてください。

サウンド・アート(音のある美術やアヴァンギャルドな音楽など)について語る語彙と概念が更新されるはずです。『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』が広く、長く、読まれますように。

サウンド・アートとは何か - 株式会社ナカニシヤ出版 https://www.nakanishiya.co.jp/book/b10044931.html

2024-03-20

メモ:ニーナ・サン・アイズハイム『声の人種[The Race of Sound]』、Jimmy Scott

いま、ジョナサン・スターンのある論文を翻訳するために、ニーナ・サン・アイズハイムという人の『声の人種[The Race of Sound]』という本を確認している。この本は、声を通じて人種を想定する行為がいかに文化的な営為であるかを、きちんとした理論的整備といくつかの事例分析を通じて検証しようとするものらしく、序文で提唱される〈声は単一的なものではなく集合的なものである、声は内的な発露ではなく文化的に規定される、声の源は発話者にではなく聴き手にある〉といった命題も魅力的で(どうやってこういうことを説得的に論じるのだろう?という知的好奇心を掻き立てる)、面白そうである。ヴォイス・スタディーズな人に噛み砕いて訳してもらいたいところ。

ともあれ、この本では、カルマン症候群にかかったので声変わりしなかったJimmy Scottという歌手のことが分析される。この歌手はスターンの論文でも人名が言及されていたのでapple musicで検索して聴いてみて、なるほどこんな感じね、と思っていた。で、今日またちょっとググってみたところ、この人はツイン・ピークス最終話のクーパーの夢世界みたいなところで歌っていたことを知った。

Jimmy Scott-Sycamore Trees (Twin Peaks) - YouTube

クーパーが若い!
数十年前に初めてこの歌う場面を見た時の記憶はもうないけど、確かに、この声が男声か女声かは、すぐには決定できないかもしれない(リンチなのだから、歌う演技をする男性の俳優に女性歌手の声を重ねる、という演出も十分あり得そうだし)。声の源の性別や人種を決定するのは発話者ではなく聴き手なのかもしれない。


アイズハイムの本はこちら。オープンアクセスがある。 Eidsheim, Nina Sun. 2018. The Race of Sound: Listening, Timbre, and Vocality in African American Music. Duke University Press. https://doi.org/10.1215/9780822372646. (オープンアクセス版はこちら:https://library.oapen.org/handle/20.500.12657/22281 こちらの出版年は2019年になるらしい。)

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
最後に宣伝させてください。
『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』が出ました。音響彫刻など視覚美術のことだけではなく、実験音楽などアヴァンギャルドな音楽のことだけでもなく、包括的に「サウンド・アート」について整理した唯一の本です。
四つの領域におけるサウンド・アートの系譜を整理しました。それぞれ、音響彫刻小史、実験音楽としてのサウンド・アート小史、メディア・アートとしてのサウンド・アート小史、サウンド・インスタレーション小史として読めます。この領域への解像度を高めてください。
サウンド・アート(音のある美術やアヴァンギャルドな音楽など)について語る語彙と概念が更新されるはずです。『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』が広く、長く、読まれますように。

サウンド・アートとは何か - 株式会社ナカニシヤ出版 https://www.nakanishiya.co.jp/book/b10044931.html

2024-03-07

メモ:Leonel Vásquez

 https://www.facebook.com/katsushi.nakagawa.9/posts/pfbid0ntfEGrRAKv2Hj5wvx6RXMB7VHAVWj25LXzu35b3ytEZM112cVFKA5P2DYD5wvfckl

Leonel Vásquezというコロンビアのアーティストさん。名前を覚えておくべし。
藤田クレアさんの貝殻の作品を思い出したが、音だけなら藤田クレアさんの作品の方が、かそやかで面白い。こちらはなんだか、リバーブが強すぎる(なぜリバーブ音が出ているのだろう???)(リバーブ音じゃないのか?!)。
ただし、Vásquezさんは他の作品も面白そう。まとめて作品を見たい。

→コメント:何言っているか全くわからないが、たぶんVásquezさんの個展なのではないか、と推測。|“Templo del agua: río Bogotá” de Leonel Vásquez - YouTube

→コメント:藤田クレアさんの作品はこちら。|InvisibleSoundscape - YouTube

→コメント:「かそやか」という言葉はないそうです。|かそやか - Google 検索 https://www.google.com/search...

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

最後に宣伝させてください。

『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』が出ました。音響彫刻など視覚美術のことだけではなく、実験音楽などアヴァンギャルドな音楽のことだけでもなく、包括的に「サウンド・アート」について整理した唯一の本です。

四つの領域におけるサウンド・アートの系譜を整理しました。それぞれ、音響彫刻小史、実験音楽としてのサウンド・アート小史、メディア・アートとしてのサウンド・アート小史、サウンド・インスタレーション小史として読めます。この領域への解像度を高めてください。

サウンド・アート(音のある美術やアヴァンギャルドな音楽など)について語る語彙と概念が更新されるはずです。『サウンド・アートとは何か 音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』が広く、長く、読まれますように。

サウンド・アートとは何か - 株式会社ナカニシヤ出版 https://www.nakanishiya.co.jp/book/b10044931.html