2021-05-26

メモ:Kindle Unlimitedで岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』(角川ホラー文庫)

大竹まことのゴールデンラジオに出演して、面白かったので、岩井志麻子というひとの小説を読んでみた。サクサク読める面白い感じだった。

ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

2021-05-22

メモ:Starnes, Sadie Rebecca. 2021. “From Space to Environment, Fluxus to Furniture Music: The Women of Kankyō Ongaku.”

the Brooklyn Railってどういう読者層なんだろう。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Starnes, Sadie Rebecca. 2021a. “From Space to Environment, Fluxus to Furniture Music: The Women of Kankyō Ongaku.” The Brooklyn Rail, April 6, 2021. https://brooklynrail.org/2021/04/music/From-Space-to-Environment-Fluxus-to-Furniture-Music-The-Women-of-Kanky-Ongaku.

———. 2021b. “From Space to Environment, Fluxus to Furniture Music: The Women of Kankyō Ongaku (Part II).” The Brooklyn Rail, May 4, 2021. https://brooklynrail.org/2021/05/music/From-Space-to-Environment-Fluxus-to-Furniture-Music-The-Women-of-Kanky-Ongaku-Part-II.

60年代の日本の女性フルクサス・アーティストと80年代以降の日本の女性のKankyō Ongakuの音楽家にの名前がたくさんあげられている。前者と後者のつながりについてはあまり書かれていないけど、知らない名前も多くて勉強になった。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ヒーリングミュージックの先駆けとなった音楽家・矢吹紫帆インタヴュー   | インフィニティプレス – 最新ニュース・プレスリリースを配信 https://infinity-press.jp/press/18181

如月小春 ft. Ryuchi Sakamoto - 都会の生活 (1986) FULL ALBUM - YouTube



この映像は知らなかった:柴野さつき / Satsuki Shibano - ランデ・ヴ / rendez vous - YouTube

2021-05-21

メモ:ネトフリで『ザ・ホワイトタイガー』

 

インドの階層社会のなかで貧乏人が上昇志向の意思など持てないままに階層を固定化されたままに虐げられている様子を見せる劇物語、とも言えそう。

面白かったけどつらい。人は階層を登るためには故郷や家族は捨てなければならないのか。

「サウンド・インスタレーションとしてのプラネタリウム?」という文章を書きました。

5月28日発売のユリイカのレイ・ハラカミ特集に「サウンド・インスタレーションとしてのプラネタリウム?」という文章を書きました。書いてる途中に横浜から神戸への引越しがあって時間配分に苦心した。

(実はレイ・ハラカミについてはあまり書いていない気もするけど)レイ・ハラカミ特集に参加できて嬉しいです。みなさまどうぞご笑覧ください。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

発売日 :2021年5月27日
価格 : 1,870円(税込)
ISBN : 978-4-7917-0401-9

【インタビュー】矢野顕子/砂原良徳/カルロス・ニーニョ/牛尾憲輔/長谷川白紙【詩・短歌】和合亮一/水無田気流/岡野大嗣【イラスト・マンガ】tomokochin-pro/森泉岳土/伊丹小夜【アンケート・エッセイ・談話】大野松雄/高谷史郎/竹村延和/ルビオラ/山本アキヲ/佐脇興英/原田郁子/七尾旅人/牛尾憲輔/山口一郎/よろすず/colstrains/由良泰人/illicit tsuboi/akiko maie/西郡勲/森田菜絵…【論考】原雅明/佐々木敦/岡村詩野/大谷能生/長門洋平/西田彩ゾンビ/坂本哲哉/吉田雅史/阪本裕文/中川克志/西村紗知/小室敬幸/大西穣/灰街令…【資料】小野島大+木村隆志「レイ・ハラカミクロニクル」

2021-05-13

C.C.C.C. - Live At Broken Life Festival - Taipei, Taiwan September 9th 1995


今年になってから発売された、おそらく1995年9月の台北國際後工業藝術祭(Taipei Post-industrial Arts Festival)(あるいは第二次台北破爛生活節(the 2nd Taipei Broken Life Festival))の時のC. C. C. Cのライブ音源(1995年とあるので、おそらく1994年台北破爛生活節(Broken Life Festival)ではない、と判断)。最近は、“Broken Life Festival”で検索するとこのCDばかり出てくる。

このお祭りは、民主化後の台湾における最初期のノイズで実験でアンダーグラウンドなお祭りで、十組程度の出演者がいた。記録映像のようなものがYouTubeにある。

参考:Post-Industrial Arts Festival / 後工業藝術祭 / 黃明川 / 1995 - YouTube https://www.youtube.com/playlist?list=PLELUjl2CAOX_dgfDukjOEGjPurKz070nj

参考:中川克志 2019 「サウンド・アートの系譜学:台湾におけるサウンド・アート研究序論その2」 横浜国立大学都市イノベーション研究院(編)『常盤台人間文化論叢』5: 51-69。

http://doi.org/10.18880/00012352

https://sites.google.com/site/audibleculture/cv3/2019_03_sound_art_in_asian_countries_taiwan2

野村誠『異能者たちの住むところ――野村誠の香港日記』(わしわしBOOKS、2021)

1000人の入所者が暮らし、1000人の通所者が通い、1000人の職員が働いているJCRC (Jocky Club Rehabilitation Complex)は香港最大のNGOで、知的障害者の複合施設。この施設のアート専門のセクションi-dArt(愛不同藝術)に招聘されて3ヶ月間レジデンスした野村誠さんによる活動記録。私家版? 「障害者」(中国語では「残疾人」)とは「異能者」であり、野村誠は、點心のようにたくさん行った様々な活動――月曜から金曜まで17個?のセッション、最後にトラムで街なかで演奏――を通じて異能者とのコミュニケーションを深め、音楽をした。レジデンスとはこんなに忙しく深く活動するものなのかと驚く。驚きはそれだけではない。異能者と楽しくコミュニケーションを取る才能/能力/性格、スタッフらとのコミュニケーションもなおざりにしない態度(「伝える努力を怠ってはならない」「価値観のすり合わせをするための努力も惜しまなかった」(26))、17個のプロジェクトすべての前提となるこれまでの野村誠の経験の分厚さ、等々。この活動は何なのだろう。異能者の集まる施設で繰り広げられた多幸感あふれるこの活動は。ちょっとした工夫をすれば僕もこんな風に楽しく人と関わることができるんじゃないだろうかと思えてくる。本当は、こんなに人と交わるのは本当に凄いことなのだけど、そんな風に勘違いしてしまいたくなる。素敵な記録だ。