2020年7月5日日曜日

メモ:宮台真司, 永田夏来, かがりはるき『音楽が聴けなくなる日』


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〈音楽の流通〉について僕は最終的には最大限の関心を持っていないのかもしれない。が、おそらく〈音楽の流通〉こそが「ポピュラー音楽」の本質なのではないだろうか。
「ただ、このロジックを意識しているユーザーはほとんどいないでしょう。レコード会社側でさえ、これが自分たちの都合で作ったシステムだと理解している人間は少ないかもしれない。今のユーザーの多くは、曲ではなくアーティストを消費しているんです。『アーティスト自体が作品』というシステムを音楽業界が作り、ユーザーも無意識に受け入れているのが今の実態です。だとすれば、『作品に罪はない』というのはどの口が言うのかということになりますよね(笑)。例えば以前の佐村河内守さんの件なんて、この構造の最たるものです。作品に罪がないのなら、ゴーストライターがいようがいまいが、本人が障害者であろうがなかろうが、どっちでもいいはずだけど、佐村河内さんの作品が市場から消えても誰も怒らないでしょう」」

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