2020年7月6日月曜日

メモ:小野龍一《SOUNDSCAPE OF ANXIETY 不安のサウンドスケープ》

https://www.soundscape-anxiety.com/

コロナ禍で稼働していないコンサートホールのサウンドスケープを、ブラウザ上で聴取できる。20箇所以上のコンサート・ホールのサウンドスケープを収集している。6月24日に公開されたもので、これは、7月15-22日の作家の個展に引き継がれるらしい。

〈コロナ禍で稼働していないコンサートホールの「沈黙」〉は確かに今の状況を特徴づけるものかもしれないので、小野の言うように、この「沈黙」が今般のコロナ禍における「特異点」だ、と述べても良いのかもしれない。でも、それより、〈コンサート・ホールが稼働していない時間帯のサウンドスケープ〉を大量に聴けるのが珍しく面白い。コンサート・ホールの写真をクリックすると、それぞれのコンサート・ホールの「沈黙」のサウンドスケープがループ再生されるので、それらをいくつかクリックして複数重ね合わせたものを聴けるのが、なんとも楽しい。

野外空調の音や工事の音やカラスの鳴き声や靴音などが聞こえている。休業中だから改装とかしてるのかもしれない。個々のホールの録音はループされているのかな? 数分再生すると同じ音が聞こえてきたりもするのだけど、ループするタイミングはこちらがクリックするタイミングで異なるので、いわゆるひとつの〈結果的に生成される音響が毎回異なる不確定性の実験音楽〉ってやつになる。
こんな「楽しい感じ」で聴くものかどうかは知らないけど。

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