2018-12-26

自分への励みと促しとして、2018年の仕事と2019年の予定(願望)の備忘録


自分への励みと促しとして、2018年の仕事と2019年の予定(願望)の備忘録。
振り返ってみて思ったことことは、物足りない、細かいことばっかやってるなあ、ということ。小忙しかったけど、小忙しかっただけあって細かいことしかしていないのではないか。来年(度)に向けた野望も、もう少し高く掲げたほうが良いのかもしれない。頑張れるうちは頑張らねば。
詳細は https://sites.google.com/site/audibleculture/ を参照のこと
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◯とりあえず業績リストに掲載できるもの
紀要に台湾のサウンドアートに関する研究ノート →2019年3月に続報発表予定
中川克志 2018 「サウンド・アートの系譜学:台湾におけるサウンド・アート研究序論」 横浜国立大学都市イノベーション研究院(編)『常盤台人間文化論叢』4: 115-126。
北京で国際学会(IAPSM)発表 →いちおう教育学部紀要に発表、関連内容を来年の国際美学会(ICA2019)で発表予定
英文共著の論文 ←書いたのは5年前だが…
NAKAGAWA Katsushi. 2019. "A Brief Consideration About the Relationship Between Sound Art and Tactile Sense." In: Suzuki, Yasuhiro, Katsushi Nakagawa, Takashi Sugiyama, Fuminori Akiba, Eric Maestri, Insil Choi, and Shinya Tsuchiya. Computational Aesthetics, Springer, 2019: 53-65.
◯書いたけどまだ出ていないもの(含まだ書いていないもの)
美学辞典に2項目執筆 →公開いつ?
JASPMに書評 →2019年度に公開?
音耳班で発表 →2019年度に論集に寄稿:個人的にはこの発表がここ数年間のなかで一番のものだった
台湾のサウンドアートに関する研究ノート →2019年3月刊行予定
◯2019年の予定(理想)
論文4本(音耳班、SA論文2本、美学会発表の投稿)、発表(海外1、国内1)、事典項目、
(1)サウンドアート論文2本を紀要に発表 →単著に入れるために書く →2019年のうちに単著の企画書を作る
(2)音耳班に論文寄稿
(3)国際美学会(ICA2019)で発表
(4)台湾におけるサウンドアートについて国内の美学会で発表 →論文を投稿する:個人的にはこれが(なぜだか)一番心理的なハードルが高い
(5)新音響文化研究会:何かする
(その他)都市科学事典に2項目執筆
大学に来るのは、年内は今日で終わり。
明日から10日間ほど怒涛の年末年始仕事(帰省とか娘のお世話とかアレの世話とか。何とか少しは読書とか研究とかも)。
今年は忘年会なかったなあ。
SITES.GOOGLE.COM
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メモ:キャロル・バッデン、トム・ハンフリーズ 2016(1988) 『新版「ろう文化」案内』 森壮也、森亜美(訳) 東京:明石書店



メモ:キャロル・バッデン、トム・ハンフリーズ 2016(1988) 『新版「ろう文化」案内』 森壮也、森亜美(訳) 東京:明石書店
地球の歩き方のようなものかと思っていたら、充実した文化人類学的な本で、予想外の大収穫だった。身近だけど馴染みのない文化の有り様を記述する言葉というのは、まったくドキドキさせるものである。
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2018-12-22

メモ:小澤勲『痴呆を生きるということ』(岩波新書、2003年)


メモ:小澤勲『痴呆を生きるということ』(岩波新書、2003年)
痴呆(認知症)の人間にとっての日々の生活を、丁寧に分かるように説明してくれている。認知症の人の心の動きから、その人を取り巻く人たちの心の動きまで。15年前の新書だけど、なんとも有難い本。最初の一冊として最適だったろうけど、今読んでも役に立つ。
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2018-12-15

告知:佐藤実(m/s)の共鳴ワークショップ



○2018年12月17日

昨日、無事終了しました。参加していただいた人、ありがとうさんです。共鳴音をみんなでじっくり聴く、ってのは、思った以上に面白い経験でした。
(写真は、参加者みんなでお菓子の包装ビニールの共鳴音を聞いている様子。)
近日中にワークショップの記録を作成してウェブで公開しておきます。
来年もこんな感じで何かのイベントをできたらいいな、と思ってます。その時はぜひとも皆様よろしくお願いします。
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参加者が15人を超えましたので、ひとまず締め切らせていただきます。

新音響文化研究会としては、また何かやります。その時はまたよろしくお願いします。
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佐藤実 (m/s)さん(https://www.ms-wrk.com/)は1989年からm/s名義で活動をしているアーティストで、物理現象とその受容に関心を持ち、パフォーマンス、録音作品、展示作品等々を通じた活動をしています。Wrkというレーベルも運営していました(1994-2006)。学芸員としても展覧会やアートイベントの企画をしてきた方で、ここ数年は、アルヴィン・ルシエ(Alvin Lucier)の著書『Chambers』の翻訳を行っています。ルシエはジョン・ケージの次世代くらいの作曲家/実験音楽家で、音響という物理現象の面白さを可視化/可聴化させる作品に長けたアーティストで、実は必ずしも「サウンド・アーティスト」ではない佐藤実(m/s)さんも、今年の4月におそらく最後の来日公演を果たしたルシエからは大きな影響を受けているようですし、今回の来日の前にルシエを日本に招聘した方でもあります。
ともあれ、12月16日に、空間を持ち寄ってみんなで共鳴に耳を澄ませます。参加希望の方は、11月末日までに中川(katsushinakagawa at ynu.ac.jp:atを@に変更してください)までご連絡ください。
大学の授業の学外実施版みたいなものですが(以前のウェブサイトhttp://ynutokiwadai.web.fc2.com/)、学外の方でもどうぞご参加ください。参加料金は不要ですが、準備を手伝ったり記録を録ったり撮ったり取ったりして欲しいかも、です。定員15名程度、というつもりです。

野毛Zartのウェブサイト

Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/199435377601764/?active_tab=about

メモ:大学関連の告知ページ
YGSCスタジオ
http://www.ygsc-studio.ynu.ac.jp/topics.php?id=197

地域連携推進機構
http://www.chiiki.ynu.ac.jp/hus/chiiki/21155/

大学全体
http://www.ynu.ac.jp/hus/urban/21185/detail.html

都市イノベ
https://www.urban.ynu.ac.jp/?p=3955