2018年8月27日月曜日

メモ:野中広務、辛淑玉『差別と日本人ーーまだ差別の歴史は終わっていない』(角川新書、2009年6月9日)

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メモ:野中広務、辛淑玉『差別と日本人ーーまだ差別の歴史は終わっていない』(角川新書、2009年6月9日)
実家から持ち帰ってきた本のひとつ。まだ元気な頃の父親が、出たばかりのこの新書を買って、2009.11.26に読んだらしい。部落と在日のさまざまな差別について、野中広務と辛淑玉が互いに違う立場から語り合っている。
「差別」の解消のために真正面から取り組んできたと政治家が語る言葉は、今や珍しくも新鮮で、頼もしく感じられた。また、自民党の政治家の言葉なのに「直截な言葉」に聞こえた。この新書から10年も経ってないのに。
〈どんな屁理屈こねても差別が正当化されるわけなんかないのに、なのにいつまでも解消されないくらい「差別」問題は人間の自尊感情などに根深く潜むものなので、せめて(自民党に限らず)政治家は、イデオロギーの違いはあれど、その程度のことは分かったうえで、自分の支持者以外の人も含めたたくさんの人のために働くべきだ〉というのは「常識」だと思っていたけど、ここ数年でそういうのが「常識」じゃなくなってきたことを、改めて気付かされた。
薄ら寒く恐ろしい。
僕が戦後民主主義的なイデオロギーの色濃い両親に育てられた「良い子」だったからでもあるだろうけど。
 

 
最後にふたりとも家族のことに言及している部分で少し泣きそうになってしまった。そこも含めて良い対談本だと思いました。
  

 
死んだ父親は左寄りの高校教師で、戦前生まれだけど徴兵はされなくて、高校出てしばらくどこかの工場で働いてから大学に行って演劇やってた人で、丸山眞男の全集があるけど読んだ形跡はない、みたいな人だったけど、この新書は読んだらしい。年取ってから読書量減っていたけど、この新書は短かったし。僕も二時間くらいで読んだ。
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