「リリカルな実験アニメーション」という印象。
版画作品のコラージュをアニメーションにしている。1枚の版画の一部の拡大ショットの連続や、そのうえで人物や動物の切り抜きを動かせたり、太陽を光らせる演出をしたり(アラン・レネの『ゲルニカ』(1950)か、あるいはむしろ松本俊夫の『石の詩』(1963)のような、あの演出)。
ビシビシいろいろな刺激を感じて興奮するといった感じで面白いのかというと全くそうではなく、ぼんやり眺めているうちに、版画作品の細部とコマ撮りアニメーションのギクシャクした動きを見る心地よさに身を任せている自分に気づくという感じ。
この面白さは何だろう。
上手く説明できないな。
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1934年生まれ、50年代以降実験映画を制作。主にサン・フランシスコで活動。
ヴィクトリア朝時代の版画などのコラージュを用いた実験アニメーションで有名。Joseph Cornellの助手(?)としても活動。
今はchairman of the film department at the San Francisco Art Instituteとのこと。
コロラド州デンバーの高校でStan Brakhageと一緒だったらしい。で、Morton SubotnickとJames Tenneyとも一緒の高校なわけで、四人でthe Gadfliesというグループ(劇団?)を組んでいたらしい(どんな高校だよ)。
An Evening with Lawrence Jordan, Pioneer of Experimental Animation from Fandor Keyframe on Vimeo.
蝶々とマックス・エルンストが好きらしい。
サウンドトラックを決めるのが先で、映像制作はその後、とのこと。
恵比寿映像祭で来日したことがあるらしい。
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