2016-05-25

くさか里樹『ヘルプマン! 認知症編(第11〜12巻) 』

認知症のひとの心の動きがとてもリアルに描かれていて、とても怖かった。こんな風に、過去の自分と現在の自分が混乱し続け、その混乱は自宅にいてもどこにいても終わりがないのかもしれない。
認知症のひとは、事実を覚えていられないことが多いけど、どんな気持ちでやり取りしたかは覚えていることが多い。それは分かってる。だからこそ色々なことは大変なのだから。
このマンガの主人公は介護士だけど、11-12の認知症編では主人公はほとんど出てこない。なので、このマンガ全体についてはあんましよく知らない。面白そうな気はする。浦沢直樹みたいな絵柄だなあ。

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