リポジトリに公開されました。
2017年8月の台湾調査の内容までまとめました。2018年9月の調査内容はまだです。
中川克志 2019 「サウンド・アートの系譜学:台湾におけるサウンド・アート研究序論その2」 横浜国立大学都市イノベーション研究院(編)『常盤台人間文化論叢』5: 51-69。
→[PDF](機関リポジトリへのリンク)、本文
昨年度と同じことを書きますが、サウンド・アートをめぐる日本とアジアの状況を比較考察することで、「サウンド・アート」という概念、ターム、レッテルが、どんな機能を持つものか、を明らかにできるんじゃないか、と思ってます。あと、サウンド・アートを研究すれば、音楽と美術というジャンル間の関係性を考えるのに役立つんじゃないか、と思ってます。たぶん、中国語の「聲音芸術」という言葉の語義が、「sound art」や「サウンド・アート」よりかなり広い、ということが色々なことの原因なのだけど、じゃあ、それはなぜで、それはどういうことなのか、について考えていこうと思っています。
稲盛財団の研究助成にも採択していただいたので、継続して着実にやるぞ!
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