序文、東日本大震災の後に、本書の構想を全て変更したい、と語る序文が面白い。
内容は、東浩紀が「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」以来継続的に取り組んできた情報社会論のある種の結実らしいが、ルソーのラディカルな読み直しとフロイトを用いた補足から構想されていて、「政治」とか「民主主義」の在り方を根本的に再構想するという意欲的なもの。
なのだが、実際に何をどのように実装すれば、たとえば、利益誘導型でどこそこに橋を造る、みたいなプロジェクトを「政治」として考えることができるのか、まったく予想できないので、後半はあまり真に受けずに斜め読みした。
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iPad読書。タブレット読書でも読めたな。
すごい要約力だなあ。
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