2014-03-02

[お知らせ]3月2日1430から下北沢ThreeでFOLK SHOCK FUCKERSと三沢洋紀と岡林ロックンロールセンターのレコ発イベントをやります。

『FOLK SHOCK FUCKERS③』ってCDと、三沢洋紀と岡林ロックンロールセンターの『Comic EP』ってカセットテープのリリースパーティーです。
たくさん出ます。よろしくお願いします。
以下の順番です。
(2014年3月1日出演順など訂正しました。)

■15:00〜15:20 FOLK SHOCK FUCKERS (演奏20分)
(転換0分)
□15:20〜15:50 倉内太 (演奏30分)
(転換15分)
■16:05〜16:35 ラミ子 (演奏30分)
(転換10分)
□16:45〜17:15 Ohayo Mountain Road (演奏30分)
(転換15分)
■17:30〜18:00 ナスカ・カー (演奏30分)
(転換5分)
□18:05〜18:35 有馬和樹 (演奏30分)
(転換15分)
■18:50〜19:20 久土'N'茶谷 (演奏30分)
(転換10分)
□19:30〜20:00 真黒毛ぼっくす (演奏30分)
(転換15分)
■20:15〜20:45 三輪二郎&マザーコンプレックス (演奏30分)
(転換5分)
□20:50〜21:20 ランタンパレード (演奏30分)
(転換15分)
■21:35〜22:15 三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター (演奏40分)

楽しみ。

2014-02-28

huluで『トレインスポッティング』(1996)







たった今初めて見終えたのだけど、見終えて5分しか経ってないのに、もはやあまり何も覚えていない…。
 「ジャンキーな生活」と「普通の生活」との行きつ戻りつという縦糸と、ダチとの交流という横糸のからみ合いが面白い映画になるはずだった気もするが、物語の進行のひとつひとつに必然性がほとんど感じられないし、伏線がイキて回収されることも全くないので、「物語映画を見た」という感触がない。例えば、このチラシの左から二人目のダイアン(ケリー・マクドナルド)という高校生の女の子は、登場する必然性がまったくない。
 短いのは良かった。
 公開当時22だった僕はこの映画を見なかったのだけど、オサレ映画としてもてはやされていたような気がする。もてはやしていた人は何をもてはやしていたのだろう。よく分からん。
 『スラムドッグミリオネア』とこの映画を見る限りでは、ダニー・ボイル監督作品は「主人公たちが街なかを走る」シーンから始まる(そして、「走るシーンから始まる映画は面白そう」と反射的にドキドキしてしまうが、必ずしもそうではないことも分かる)。

◯覚えている限りでのあらすじ
スコットランドのダメなジャンキーの若者が、ヘロイン系のドラッグから抜けだそうとして、失敗してまたドラッグにのめりこんで、そしたらダチの赤ん坊が死ぬという悲劇的なことが起きて、ヤケになって強盗とかするようになって、捕まって、運良く収監されず、またドラッグにはまったけど、とくにこれという理由もなく立ち直ってロンドンでばっちり働き始めて、でも昔のダチと一緒になってまたドラッグに手を出して、ドラッグを売って大金を手に入れたら、みんなと分けるのが嫌になって持ち逃げした。
 明日になっても覚えてるだろうか…。


2014-02-24

【お知らせ】2014年2月24日(月)にYCCスクール(ヨコハマ創造都市センター)にてアラン・フレシェール(ル・フレノワ国立現代アートスタジオ・ディレクター)による講演会(「ル・フレノワと21 世紀フランスのビデオアート」)を開催します。

映画、小説、造形美術、写真という多様な分野で活躍するアーティストであり、ル・フレノワ 国立現代アートスタジオのディレクターを務めるアラン・フレシェールを招き、同スタジオとフランスのビデオアートについての講演会を開催します(第3回「デジタル・ショックーーマシンが夢見るときーー」プログラムの一環です)。
2014年2月24日(月)19時より(開場30分前)
会場:ヨコハマ創造都市センター1階ホール
入場無料、日本語通訳付き
共催:YCCスクール

本件に関する連絡先
アンスティチュ・フランセ横浜(Tel : 045-201-1514)
あるいは、中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院・准教授)(katsushinakagawa@ynu.ac.jp)

(←
大学ウェブサイトに掲載した同内容の宣伝です。メモ代わりに。
人間文化課程ウェブサイト:2014年2月24日(月)YCCスクール(ヨコハマ創造都市センター)にてアラン・フレシェール(ル・フレノワ国立現代アートスタジオ・ディレクター)による講演会(「ル・フレノワと21世紀フランスのビデオアート」)を開催します。 | ニュース | 横浜国立大学 教育人間科学部 人間文化課程:
YGSCウェブサイト:Y-GSC Studio | TOPICS | 2014年2月24日(月)YCCスクールにてアラン・フレシェール(ル・フレノワ国立現代アートスタジオ・ディレクター)による講演会が開催されます

2014-02-14

huluで『哀しき獣』



途中やけどおもろい。モノローグの少なさなと、初めての題材。朝鮮族ってのがいるのだね。主人公が実はそんなにスーパーなやつなわけでもない、ってのが面白い。
でも途中でブログにメモしとこうとしたり、外眺めたりしてる。
雪、すごいね。

いや、だんだんスーパーになってきた。
みんな、痛そう…。


2014-02-12

長門洋平『映画音響論 溝口健二映画を聴く』(みすず書房、2014年)

ご恵投いただきました。今後の日本の「映画の音研究」は俺に任せろ、的な気概溢れる研究書です。とくに第一章、トーキー映画分析のための方法論の議論が、ムチャ勉強になりました(溝口映画分析の本体はまだ目を通してないのですが)。「映画の音研究」の先行研究を丁寧にサーベイして整理してくれていて、使えそう。
映画における音の分類に関する丁寧な議論や、映画の音楽の効果を「投錨と異化」に分ける議論など、納得。
図書館に入れてもらわねば。

2014-01-25

「オーロラの音の不思議は解明されたらしい」のレジュメ

丸男
「電子音楽のスタディーズ VIII. 電子音楽のマラソン・リスニング 」でたった今話した内容のレジュメです。
話し終える頃に気づきましたが、僕、電子音楽の話してませんでした。実験音楽と電子音の話をしてた。
(あ、僕もSkype参加したんです。)
(画像は、Skype出演中にバックにいたハムスターのヌイグルミです。2年前にロンドンで買ったもので、丸男と名づけて可愛がってます。)
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2014-01-25-電子音楽のスタディーズ:3枠:担当:中川克志(横浜国立大学)

オーロラの音の不思議は解明されたらしい

1. はじめに:電子音ってなんだ?→オーロラの音ってなんだ?

「電子音ってなんだ?」と考えているうちに「電子音みたいだけど電子音じゃない音」について考え始め、「オーロラの音」のことを思い出したので少し調べてみたら、「オーロラの音の不思議は解明された」というニュース記事を見つけてしまった。

◯参考事例

2. 「オーロラの音」について


3. オーロラの音の記録(?)

◯事例

4. オーロラの音の不思議は解明されたらしい

◯2012年7月上旬のニュース記事
日本語での紹介サイト:オーロラの音 - サイエンスあれこれ

◯事例

5. まとめ

とくにない。

では、じゃあ、電子音ってなんだ?
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以下は、説明があるバージョン。配布はしませんでした。

2014-01-25-電子音楽のスタディーズ:3枠:担当:中川克志(横浜国立大学)

オーロラの音の不思議は解明されたらしい

1. はじめに:電子音ってなんだ?→オーロラの音ってなんだ?

「電子音ってなんだ?」と考えているうちに「電子音みたいだけど電子音じゃない音」について考え始め、「オーロラの音」のことを思い出したので少し調べてみたら、「オーロラの音の不思議は解明された」というニュース記事を見つけてしまった。

◯参考事例

2. 「オーロラの音」について

オーロラの音は聞こえないはずだが、「オーロラの音を聞いた」という証言は無数にある。
ただし、科学的に証明されたことはない。

3. オーロラの音の記録(?)

オーロラが発する音ではなく、オーロラの発する電磁波を音として記録したものは存在する。

◯事例

4. オーロラの音の不思議は解明されたらしい

2012年7月上旬に、「オーロラの音の不思議が解明された」というニュースが登場した。それによると、オーロラは地上70mほどの位置で音を発生させるらしい。ただし、これは「電磁波音」であって、従来語られてきた「オーロラの音」の全てではない。

◯2012年7月上旬のニュース記事
日本語での紹介サイト:オーロラの音 - サイエンスあれこれ

◯事例

5. まとめ

とくにない。
3は「実験音楽における、知覚不可能な遍在的存在の可聴化」の系譜に属しているように思う。3も4もどちらもそれなりに心地良いドローン音であるように思う。

では、じゃあ、電子音ってなんだ?
少なくとも19世紀末ごろに「音の世界」が拡大した、ってことは言えるような気はする。

2014-01-03

2014-01-01

あけましておめでとうございます

昨年は下の画像のような感じでした。
今年も良い年になると思います。
本年もよろしくお願いします。

2013-12-31

和歌山で『gravity』

今回の大晦日の映画は息もつかせぬ映画だった。
面白かった!
映画館で見ないとな、これは。しかしまあ、どうやって撮影したんだろ。
邦題、だっせーなー、と思った。

2013-12-28

2013-12-28-来世に送る紅白歌合戦@横浜山手ゲーテ座


新美桂子
新・方法
大道寺梨乃(快快)
林家きく麿(落語)
東京縛音舞(有末剛・沢田穣治・田沢麻紀)

休憩

池田拓実
つむぎね
松本祐一(+岡野勇仁、亀井庸州)
白波多カミン
安野太郎(ゾンビ音楽)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、メモ
画像は、僕のFacebookの12/28/2013のログをご参照下さい。

新美桂子:2
「愛があれば大丈夫」

新・方法:3
2013.12.22の神保町から、北島三郎の祭りの歌をお届けしていた。

大道寺梨乃(快快):2
大道寺莉乃「アジフライ定食ドバイ
ある種のワークショップだが、あまり面白くなかった

林家きく麿(落語):3
林家きく麿、かたせ梨乃の写真集と唐揚げと放置自転車な落語。
生の落語、むちゃ面白い。

紅白かどうかと言われるとよう分からんが


東京縛音舞(有末剛・沢田穣治・田沢麻紀):0
音楽と緊縛の融合を果たしているようだ。まだ日は高いのに。

池田拓実:5
僕好みのかっこいーデジタルノイズ。に載せて、何か歌ってる。何を歌ってるかは分からない。


つむぎね:2
YouTubeではよく分からなかったが、繊細な声のアンサンブルだった。誰がメレデイスモンクなのか、みたいな。

声ってなあ、器用なもんだ。

松本祐一(+岡野勇仁、亀井庸州):3
ヒップホップとスムーズ現代音楽とアンケート・アート

面白いリミックスに聞こえてしまう。

白波多カミン:2
ギターを弾き語りしている!
初音階段のライブの時にボカロと融合歌唱したらしい。

安野太郎(ゾンビ音楽):3
安野太郎は、人間と触れ合いたいと思ってこのイベントを企画した、というのもあるらしい。
安野太郎さん、シェリーを熱唱中。いや、マジで。
なんて斬新なアレンジ。

◯司会のポチョムキンコさんと安野太郎さん
「われわれはもはやアセンションしている

ジャンルなどバラバラな演者が出場していて、面白かったー。来年も行なわれるそうです。

審査員コメント、ひとことでどうこうするのは難しいもんだ。
あと、山手ってすげーおシャンな場所だなあ、と思いました。


『来世におくる紅白歌合戦』
「QUARTET OF THE LIVINGDEAD」CD NEW ALBUM リリース先行イベント

会 期:2013年12月28日(土)13:00-19:00

会 場:山手ゲーテ座(岩崎博物館B1)
神奈川県横浜市中区山手町254

みなとみらい線 元町・中華街5・6番出口 徒歩 3分
根岸線 石川町 南口 徒歩15分/根岸線 桜木町 バス「港の見える丘公園前」下車

出 演:
【白組】安野太郎(ゾンビ音楽)/松本祐一(+岡野勇仁、亀井庸州)/池田拓実/新・方法/林家きく麿(落語)

【赤組】大道寺梨乃(快快)/白波多カミン/つむぎね/新美桂子/東京縛音舞(有末剛・沢田穣治・田沢麻紀)

司 会:
安野太郎/ポチョ★ムキンコ(公魚)

審査員:
中川克志(横浜国立大学准教授)/三橋圭介(白楽在住音楽批評)/渡邊未帆(前衛音楽学者・公魚)/渡辺明美(ACY)

助 成:アーツコミッション・ヨコハマ

フード:アナーキーママ

入場料:¥1,500(当日受付)

お問い合わせ:pboxx

〒104-0061 東京都中央区銀座7−13−22磯部ビル2F
7-13-22-2F Ginza Chuo-ku Tokyo
Tel : 03-5148-5821/Fax : 03-5148-5822
Email:pboxx@pierota.co.jp/ HP:http://pierota.co.jp/

2013-12-22

【お知らせ】2013年12月22日(日)にYCCで生成音楽WSによるワークショップを開催します。

音響空間スタジオ(担当:中川克志)では2013年12月22日(日)に、生成音楽WS(城一裕+金子智太郎)をお招きしてワークショップを開催します。
午後1時から5時頃まで。
馬車道のYCCスクール(ヨコハマ創造都市センター)にて。

横浜国大で生成音楽WSにワークショップを開催してもらうのは今年で三年目になります。
今回は、イラストレーターとカッティングマシンを使って、紙のレコードを作ります。
詳細は、YCCスクールの「生成音楽ワークショップ 紙のレコード」のページをご参照ください。 

関心のある方は事前にご連絡ください。
若干名(5−10名程度)の一般申込を受け付けております 。
なお、受講に際しては、Adobe Illustrator(CS以降・体験版可)がインストールされたPC/Macを持参してください。 

参考
生成音楽WS
2011年11月19日生成音楽WS:Broken Music
2011年12月3日生成音楽WS:チュア回路
2012年12月15日生成音楽:虫の声を聴く』あるいはここ
2013年2月18日生成音楽WS:鳴釜神事

本件に関する連絡先
中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院・准教授)
katsushinakagawa@ynu.ac.jp

2013-12-20

【宣伝】12月20日(金)に「サイレントのとんがりショウ~横浜・中華街ファイナル編~」を横浜中華街・同發新館でやります。

12月20日用のPVです。
よろしくお願いします!

今度はメンバーが写ってます。僕はネクタイの代わりに手ぬぐい巻いてますな。

三沢洋紀と岡林ロックンロール・センターの『サイレントのとんがり』リリース・パーティーです。
開場18:00 / 開演19:00
<スペシャルゲスト>テニスコーツ
<点心タイム>DJ : 佐々木敦 a.k.a. WEATHERMAN
料金:前売:2,000円(1ドリンク付)/ 当日:2,500(1ドリンク付)
です。
みなさま、どうぞお越しください。
前売予約:HEADZ info@faderbyheadz.com
問い合わせ:HEADZ 03-3770-5721




4人のときの写真(今は6人です)。

同發新館について
細野晴臣(かティン・パン・アレイ)の「北京ダック」のこの映像は、同發新館のものらしいです。へー。

北京ダック-細野晴臣 投稿者 rosa1987

2013-12-16

memo: James Turrellについて

ジェームズ・タレルPerceptual Cellが、次の春にLACMAで公開されるようなのだが、もうチケットが売り切れているらしい…!!!
James Turrell's Perceptual Cell and Dark Matters | LACMA: May 26, 2013–April 6, 2014: sold out !!!

これは、視覚と聴覚をできるだけ剥奪してしまうハコみたい。また、 James Turrellは"There never be no light"という言葉を残しているらしい(OpenURL.ac.uk Stat explorer | Homepage: in "James Turrell: interview by Esa Laaksonen")。
なので当然、これはsensory deprivationな実験の系譜とか、John C. Lillyisolation tankとか、ケージの4'33''とかと比較すべきものなのだった。

あと、ジェームズ・タレルがやってるRoden Craterというランド・アートを初めて知った。
なかなか壮大なひとだ!

ーーーーーーーーーーーーー
さっき、積んでおいたこの論文(というかエッセイ)読んで、相変わらずとても面白かったので、メモ。
Kahn, Douglas. 2013. “14 Let Me Hear My Body Talk, My Body Talk.” in: Cubitt, Sean. Relive: media art histories. Cambridge, MA: MIT Press, 2013: 235-256.

これ自体は、John Cage, James Turrell, James Tenny, Williams Burroughsをとりあげ、それぞれの「自分の体の音の聴き方」を比較している。
この四人をとりあげて比較すること、とくに、こうしたアートの背後にある軍事技術の発展史やsensory deprivationの実験の展開を指摘することが、カーンの面白いところ。
僕が2005年にUCDで聞いた授業では、ケージについて一瞬こういう話をしていただけだったので、あの後、けっこう話を育てていっただろう。
でも、最後をバロウズで締めるのはなんか無理矢理だ、と思った。



2013-12-15

【お知らせ】2013年12月15日(日)に横浜国大で足立智美さんの講演会を開催します。

音響空間スタジオ(担当:中川克志)では2013年12月15日(日)に、ベルリン在住のアーティスト足立智美さんをお招きして講演会を開催します。
午後1時から5時頃まで。
教育人間科学部講義棟8号棟206にて。

日本唯一(!)の音響詩人にして、パフォーマー、作曲家、インスタレーション・アーティスト、イベント・オーガナイザー(「音楽の複数次元」シリーズや、2012年11月3日足立区でのミュージサーカス企画など)等々、様々な顔を持つ足立智美さんに、その明晰な知性でこれまでの活動を振り返ってもらいつつ、パワフルでダイナミックな素晴らしい滑舌で喋り倒していただきます。パフォーマンスもあることでしょう。

関心のある方は事前にご連絡ください。
大学外部からの参加も歓迎いたします。

参考
ADACHI Tomomi performer composer sound poetry video
あるいはこちら
2012年11月3日ジョン・ケージ「ミュージサーカス」@足立市場:芸術監督:足立智美
Tomomi Adachi | Louisiana Channel
Berlin Sound Poets Quoi Tête, collective poetry performances 


本件に関する連絡先
中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院・准教授) katsushinakagawa@ynu.ac.jp

2013-11-26

ジェームス・M・バーダマン『黒人差別とアメリカ公民権運動 ―名もなき人々の戦いの記録』(集英社新書、2007年)

公民権運動の概説書として手軽に読めそうなもの、として読み始めた。
1954-68年の間の公民権運動の動きを簡潔にまとめた新書として、とても面白かった。
入門書としては最上級ではなかろうか。
もう少し勉強すると、どういう記述が不足しているかも分かるんだろうな(今わかることとして、この本には、1964年から68年の間の記述がほとんどない気がする)。

学校教育や選挙人登録における差別が具体的にどのような段階を経て縮小されていったかを「名もなきひとびと」の活動に焦点を当てつつ、描き出されている。マーチン・ルーサー・キング牧師やマルコムXを主役にしなくても十分にドラマティックに描かれている(二人が暗殺されたことに関する記述はどちらも2,3行に過ぎないが、「軽すぎる記述」には見えない)。
エピローグに書かれた、この本を書かねばならなかった筆者の個人的な動機の話まで、多すぎず少すぎない記述で飽きずに読んだ。

ただ、年表が欲しいな。
どの州で誰がどういう抵抗運動を展開したか、とか。
固有名詞はすぐに頭のなかから抜け落ちてしまうので、とても欲しい。

黒人差別とアメリカ公民権運動 ―名もなき人々の戦いの記録 (集英社新書)
ジェームス・M・バーダマン 水谷 八也
4087203921
ジェームス・M・バーダマン 2007 『黒人差別とアメリカ公民権運動 ―名もなき人々の戦いの記録』 水谷八也(訳) 集英社新書 東京:集英社。

2013-11-22

2013-11-02

Oldest Surviving Recording of Family at Christmas in 1904 Discovered

最古の「クリスマスの家族の録音」が発見された、というニュース。
100年以上前のロンドンで録音されたものらしく、写真から判断すると、大家族である。
「クリスマスの家族の録音」って何だ?
コメント欄でDavid Winterさんが、あなた(この動画をアップロードしたひと)をがっかりさせて申し訳ないが自分は1899年という日付のあるシリンダーを持ってるぞ、と言っている。