2026-01-20

[お知らせ]2月6日(金)に西原尚さんのサウンドウォークのワークショップを開催します!

概要

音を基軸に活動するアーティスト西原尚さんと一緒に、羽沢のYNU BASE HAZAWAから横浜国立大学までサウンドウォークをします。初心者から経験者までお気軽にご参加ください(音響散歩に初心者も経験者もないかもしれませんが)。たぶん何か面白い音を見つけられるんじゃないかと思います。

進行予定

 1300~1330:YNU BASE HAZAWA集合、打ち合わせ

 1330~1530:YNU BASE HAZAWA→横浜国立大学→YNU BASE HAZAWA

 1530~1700:YNU BASE HAZAWAで振り返り (適宜休憩します)

基本情報

日時:2026年2月6日(金)13:00~17:00ごろ

場所:YNU BASE HAZAWA(羽沢横浜国大駅前 HAZAAR 3階)

 定員10名程度(先着順)。学生・一般どなたでも歓迎。雨天決行。晴天祈願。

参加申し込み

フォーム(https://forms.gle/ZRs2TrMSEZLDcQ9C8)より、2月5日(木)までに登録お願いします。

主催・問い合わせ先

横浜国立大学大学院・都市イノベーション研究院・中川克志研究室:katsushinakagawa (at) ynu.ac.jp


フライヤーPDF

Facebookのイベントページ

→報告1:「音響散歩学試論 西原尚さんとサウンドウォークする」を開催しました|横浜国立大学 地域連携推進機構 


(何かの参考:

2026-01-14

お知らせ:2026年1月24日(土)に丸亀市猪熊玄一郎現代美術館で「スペシャルトーク+夜間特別鑑賞会:中川克志と巡る《40声のモテット》」に参加します

スペシャルトーク+夜間特別鑑賞会:中川克志と巡る《40声のモテット》 | イベント | MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 https://www.mimoca.jp/events/cardiff_program/

2026年1月24日(土)18:30-20:00 (18:15開場)に、丸亀市猪熊玄一郎現代美術館にて、企画展「ジャネット・カーディフ 40声のモテット」の関連プログラムとしてスペシャルトークと夜間特別鑑賞会が開催されます。

中川は簡単なトークを行います。直近のお知らせとなりすみませんが、ご都合のつく方、どうぞおいでください。夜間開館(2100まで開館)だし、楽しいと思います!


→中川克志/丸亀市猪熊玄一郎現代美術館「スペシャルトーク+夜間特別鑑賞会:中川克志と巡る《40声のモテット》」 - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2026/01/40-1.html

→スペシャルトーク+夜間特別鑑賞会:中川克志と巡る《40声のモテット》 | イベント | MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 https://www.mimoca.jp/events/cardiff_program/

2026-01-06

お知らせ:FM805たんば『Northの時遊空間』出演:2026年1月15日(木曜日)21:00-21:28

ちょっとしたご縁で、FM805たんば『Northの時遊空間』に出演します。放送は2026年1月15日(木曜日)21:00-21:28(再放送は翌週の同じ時間)です。

先日の関西出張の際に収録しました。その日は午前中に三宮で銅金裕司さんのお話を2,3時間うかがった後、coin spaceで日本サウンドスケープ協会のオンライン研究発表会に参加し、その後、お話ししました。いい感じで疲れた後に話しているので、いい感じで、細かい話はせずにざっくりと要点だけを話せているように思います。

たぶん!

「FM805たんば(https://805.tanba.info/)」はコミュニティ放送局で、サイマルラジオで聴くことができます。サイマルラジオとは、コミュニティ放送局が放送と同時にインターネット配信もするシステムあるいはプラットフォームです。

805たんば - JCBAインターネットサイマルラジオ|コミュニティエフエムのポータルサイト https://www.jcbasimul.com/tanba

アーカイブの有無は不明あるいは未定です。


→中川克志/FM805たんば『Northの時遊空間』出演(サウンド・アートについてお話しします) - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2025/12/fm805north.html

2025-12-31

あけましておめでとうございます

みなさま

本年はお世話になりました。
2026年もよろしくお願いします。



2025年はこんな感じでした。2026年も良い年になると思います。
大学教員としては3月末が一区切りですが、12月末もやはり区切りです。2026年は50代に色々頑張っていくための布石の年にしたい、と思ってます。ここ数年ずっと言ってきた共著が2026年こそ出るはずだし、Keywords in Soundの翻訳も提出できるはずだし、国際学会での発表をきっちりこなして査読論文に繋げていくはずだし、ということは、次の単著に取り掛かれるはず。
とりあえず目指したことの半分くらいは実現するはずなので、色々言っておくぞー!


2025-11-10

美学校【サウンドアート・入門と実践】という授業のゲストとしてお話ししました。

記録として

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中川 克志 - 美学校の【サウンドアート・入門と実践】という授業(担当:渡辺愛さん@tsurumakimusic... | Facebook https://www.facebook.com/katsushi.nakagawa.9/posts/pfbid0YyWDxQYsJRCru3QDw3mfAuq9mcshjkyB974XCT5jBuJaAhZwJ8mVQ7wqinmCiyGgl

美学校の【サウンドアート・入門と実践】という授業(担当:渡辺愛さん@tsurumakimusic )に呼んでいただき、「サウンド・アートとは何か」ということと、『サウンド・アートとは何か』(ナカニシヤ出版、2023年)という本は何かということについて、お話ししてきました。
「美学校」(あるいはこの授業)の雰囲気や学生がどんな感じかよく分からないまま話し始めたのだけど、ありがたいことに僕と僕のこの本に対する需要が(局所的に)ものすごく盛り上がっている場所だったので、何の話をしても手応えがあり、60分くらい話すつもりで準備していった話が、100分以上になってしまいました。対面の人もオンラインの人もいたけど、質疑応答の時間をとって、もっと色々お話ししたかったですね。楽しかったです。打ち上げの台湾料理も美味しかった。
美学校って、前に一度横川理彦さんに挨拶しに来てその授業を1時間ほど見学させてもらったことがあるだけで、小杉武久が講師をしていたし歴史ある場所でオンライン受講方式も整備されていて助手がしっかり授業サポートをしている、というくらいの認識でした。まあ、今もまだあんまり分かっていないけど、ここの「学生」さんは、日本の大学生のマジョリティとは違って、働きながら来ている人が多いのかな? 色々な動機で創作活動したい人がいるんだなあ、と思いました。実技を教えられないし僕が美学校の講師になることはなさそうだけど、なんか不思議な場所だし、何か縁があると面白いかもなあ、と思いました。今後ともよろしくです。
ともあれ、何であれ、お声がけいただけるというのはありがたいことです。
渡辺さんは、前に毛利嘉孝さんのネットラジオに僕が出演した回(サウンド・アートとは何か? 中川克志さん(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授)を迎えて | RadiCro(レディクロ)インターネットラジオ放送局 https://www.radicro.com/.../radicro-tokyo/munpare/mori-2405/)を聞いて、この人は声をかけたら来てくれるんじゃないか、と思ったそうです。
そうです、中川はそんな気難しい人間ではないです。何か中川が役に立ちそうなことがあれば、どうぞお気軽にお声がけください。色んな人に会えると面白かろう、と思ってます。
今後ともよろしくお願いします。
Xユーザーの美学校 / 音楽さん: 「【サウンドアート・入門と実践】 講師:渡辺愛(@acousmat) ーーーー 👀今回はゲストに『サウンド・アートとは何か』の著者・中川克志さん(横浜国立大学准教授)をお迎えしました。 音響文化論の立場から、サウンドアートの歴史と現在をわかりやすく解説。 https://t.co/ZVJCs7LPdO」 / X https://x.com/ongakubigaku/status/1987446532568912136


あと実は、久しぶりに自分の本を読み直して、なんてよくできた本なんだろう、注がとても充実しているし、と感心しました。あくまでも研究書で情報量がすごい多いけど、この著者は「サウンド・アート」という言葉で語られるものに対して、ものすごく情熱を傾けて語っているなあ!と感心しました。
あと、この本の文章は、かなりナカニシヤのマイタニさんに赤を入れていただいているのだけど、それがめちゃくちゃ効いていることに改めて気づいたり。本当にありがたい。

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2025-11-09

日本音楽学会で発表しました。

記録として。

中川克志 2025 「吉村弘再考:1980年代日本の環境音楽の文脈をめぐって」 日本音楽学会第76回全国大会「パネル企画①「環境音楽」再考」 札幌大谷大学 2025年11月1日 https://am.musicology-japan.org/76/program.shtml

パネルメンバー:大嶌徹、中川克志、鳥越けい子、広瀬正浩

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中川 克志 - 音楽学会パネル企画 ①... | Facebook https://www.facebook.com/katsushi.nakagawa.9/posts/pfbid034zRNuSbqL7fADiepEbNeJsRy16LDYVHv9BjJA96iEBFneqi5PdN86NnYqQnFqu2Ul

音楽学会パネル企画 ① 1330-1500「『環境音楽』再考」、終了。登壇者:大嶌徹、中川克志、鳥越けい子、広瀬正浩。
いつものように緊張しつつ、勢いに頼って、話しました。内容はシンプル(なつもり)だったので、まあ、伝わったのではないかと思います。
パネル企画としてどうだったのかはよく分からない。さっき終わったばっかだし。でもまあ、質疑応答や他のパネルの方に助けられたし、混沌とした感じになったので、良かったのではないか。
25年以上ぶりに参加した音楽学会でした。実は、今回の音楽学会参加においては、カレンダーへの記載を間違えていたので、娘の運動会と重なっているという大問題が生じていたのでした。とはいえ勿論パネル企画通った後にキャンセルはありえないので、今回は、娘の運動会を断念して音楽学会に参加したのでした。
なんと、重い決断なのだろう!
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2025-10-21

メモ:Obsidian:Vault間でファイル移動する場合、添付ファイルをどうするか、という問題

 Geminiに問い合わせたらちゃんとした回答をくれた! AIは嘘つくばっかじゃないらしい。

「Obsidianで二つのVaultを使っています。片方のVaultで当座の色々なメモを扱い、そのメモの用事が済んだら、もう片方のVaultに移動しています。その際に、メモの添付ファイルも同時に移動したいのですが、自動的に移動する方法はありませんか?」と問い合わせたら、下記のような提案を受けた。

https://gemini.google.com/share/7769594c7950

で、「Vault Transfer」というプラグインを探してみたら、実在した。しかも希望通りの動き方をしてくれた。

つまり、Vault「Obsidian_1」を通常使っているのだが、ここで作成したメモをしばらくアーカイヴしておきたくなるとVault「Obsidian_archive」に移動するのだが、その際に、添付ファイルも自動的にVault「Obsidian_archive」に移動してくれる(元のファイルや添付ファイルを削除するかどうかといった動作も、設定可能)。

移動したら、ノート(mdファイル)は削除して、添付ファイルはそのうちJanitorプラグインで掃除すれば良いわけだ。

多分。

2025-10-20

来月頭に札幌大谷大学で開催される日本音楽学会全国大会のパネル企画1「『環境音楽』再考」(11月1日午後)で発表します。

来月頭に札幌大谷大学で開催される日本音楽学会全国大会で、パネル企画1「『環境音楽』再考」(11月1日午後)で発表します。

大嶌徹、中川克志、鳥越けい子、広瀬正浩の四人で、1980年代の日本の環境音楽に対する解像度を高めます。僕は吉村弘さんのことを中心に、1980年代日本の環境音楽と2010年代日本のKankyō Ongakuの文脈の違いについて話します。お声がけありがとうさんです。

色々な人にお会いできるだろうことを楽しみにしています。

日本音楽学会第76回全国大会 https://am.musicology-japan.org/76/program.shtml



音楽学会全国大会には修士の頃に一度参加したことがあり(発表なし)、その後は参加してこなかったのですが、25年ぶりくらいに非会員として参加します。どんな感じなんだろうな。

その一度参加したことがあるものも、札幌だったらしい(と、美学会で25年前の思い出話をしたら、同じくその音楽学会に参加していた人に教えてもらいました)。何も思い出せないけど。

僕は実は日本音楽学会関西支部の例会で発表したこともあるのですが、あれは、その時には何にもつながらなかったなあ…。

2025-09-29

お知らせ:ウェルビーイング・サウンドプロジェクトで講演します

ウェルビーイング・サウンドプロジェクト(すみだ向島EXPO6参加プログラム、主催:KAB Library and Residency)で講演「サウンドアート」を行います。

日時:2025年10月18日(土)18:00-20:00

会場:千葉大学墨田サテライトキャンパス4階

入場無料

みなさま、どうぞおいでませ。


10月18日(土)14:00-16:30には、「サウンドウォークとワークショップ」も開催されます(ファシリテーター:三浦秀彦(千葉大学))。

10月24日、25日、11月1日、2日、3日 には「KAB聴覚障害者向けガイドツアー」も開催されます。


詳細はリンク先をご覧ください。

ウェルビーイング・サウンドプロジェクト : Kabair's Blog https://kabair.exblog.jp/33827949/


お知らせ | 横浜国立大学 都市科学部 https://usc.ynu.ac.jp/news/index.html#news-20250930

中川克志先生/ウェルビーイング・サウンドプロジェクトで講演「サウンドアート」を行います。 - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2025/09/mt-preview-987c0ef22083b0bc941e12b819c7e3a4c21c5df3.html


2025-09-04

メモ:Holmes, Thom. 2022. Sound Art: Concepts and Practices

Holmes, Thom. 2022. Sound Art: Concepts and Practices. London, England: Routledge. https://doi.org/10.5040/9781138649491.


著者
は電子音楽史の教科書として定評のある『Electronic and Experimental Music』を書いた人。何度も増補改訂版が出されていて、今はsixth edition。毎回ちゃんと内容も修正更新しているし、頻繁にポッドキャスト?ミックス?をアップロードしていて、その勤勉さに驚く。

そのThom Holmesがsound artの教科書を作成していた。まったく評判を聞かなかったし、アンテナに引っかかってこなかったので、2022年にこういうものが出ていたことに驚いた。でも、それも仕方ない、という感じのものだった。

(そういえば、2010年代後半に、この本が出るらしいと知って注文してしかしなかなか出なくてキャンセルされて…、みたいなこともあったような気がする。)

この本は“Sound Art offers the first comprehensive introduction to sound art written for undergraduate students.” という志らしい。学部生で、かつ、おそらくは、美大でsound artを制作してみたいという学生を念頭に置いているのだと思う。

ただし、褒められそうなのはそれだけ。

Geminiに評判を調べてもらったら

「『サウンド・アート:概念と実践』は、その序文で主張されている「包括的な入門書」としての役割を、客観的な証拠に基づいて果たしていません。その評判は、否定的なものというよりは、むしろ存在しないと表現するのが最も正確です。この本は、この分野の確立された文献に加わることに失敗し、サウンド・アートの学術的言説に、意味のある形で貢献することも議論を喚起することもないままです。」

Google Gemini https://gemini.google.com/app/10f8f156a62d06f7

と言われた。

確かに!

可もなく不可もなく、どころではなく、結構穴がある。年表がけっこうとんでいるし、読み応えのある考察もないし。

なんというか、美大とか芸大で、「サウンド・アート」という授業をしたい先生が、自分で自主的に作成した講義資料、という趣がある。

音へのアプローチの仕方という点で10個ほどに章をわけたようだが、教科書がつまらないと、学生も刺激を受けないので、教科書としての出来は悪い、と考えるべきだろう。

ううん…。

2025-08-22

新聞コラム:「深深」

本日(2025年8月22日)の読売新聞夕刊の「もったいない語辞典」というコーナーに寄稿しました。お題は「深深」です。最近は新聞の夕刊は駅売店などでしか買えないかもしれないらしいですが、どこかで見かけたら皆様どうぞご笑覧ください。

モンベルの創業者に関する記事の横で、なんか嬉しかったです。iPhoneの小さい画面で編集したのでこんな感じになりました。モザイクのかけ方が分からず…。

→新聞・雑誌への掲載(2025年 8月) - 大学案内 - 横浜国立大学 https://www.ynu.ac.jp/about/public/media/newspaper/list.php?y=2025&m=8
→中川克志先生/読売新聞『もったいない語辞典』に「深深」という言葉の意味や表現に関するコラム掲載 - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2025/08/post-74.html

2025-07-14

3月に参加したAudible Futuresのproceedingsが公開されました。

3月の年度末に参加して大変刺激的だったsound studiesの学会のproceedingsが公開されました。17名分ということは3分の2程度の参加者の人が寄稿しています。
学会発表のproceedingsって、今まで、発表用に作成した原稿を読みやすく整形して提出するものしか経験してこなかったけど、今回はフォーマットが決まっていて、「Background, Aims, Methods, Implications」という4つのセクションに構造化してkeywordsとreferencesも付ける、という形式でした。こういうやり方もあるんだあ、と思いました。
International Conference on Politics of Sound and Technology 2025 – 한양대학교 음악연구소 https://mrc.hanyang.ac.kr/audible-futures/

書誌情報はこちら。(なんか変な書き方な気もしますが)
NAKAGAWA Katsushi. 2025. "What Happened to Environmental Music in 1980s Japan When It Was Reevaluated as Kankyō Ongaku in the 2010s?" In: Chung, Kyung-Young (Music Research Center, Hanyang University), ed. 2025. Proceedings of Audible Futures: Media, Ecology, and Art. Seoul, South Korea: SORIZIUM. https://mrc.hanyang.ac.kr/wp-content/uploads/audible-futures-proceedings.pdf.: pp.97-101.


僕は国際学会で発表する際には、ずっと、1980年代日本の環境音楽と2010年代のKankyō Ongakuのことを考え続けてきたのですが、問題をけっこう整理できてきたし、今年から来年にかけて何度かこの主題について論文と発表とでまとめる機会があるし、そろそろ取りまとめます(と宣言してみます)。
来年度にコペンハーゲンで発表したら、きっちりと査読誌に投稿できる準備が整うのではないだろうか。

2025-07-04

メモ:中島みゆきはVocaloidより凄いかもしれない

2025年4月19日放送の「新プロジェクトX~挑戦者たち~ 情熱の連鎖が生んだ音楽革命 ~初音ミク 誕生秘話~ 」を、NHKオンデマンドでやっと見た。初音ミク現象について、多方面に触れていて良いドキュメンタリーだったし、最終的には中島みゆきの偉大さに想いが至るドキュメンタリーだった。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2025145869SA000/? 


最近、大学院生とNina Sun Eidsheim, The Race of Sound, 2019 (Open Access: https://library.oapen.org/handle/20.500.12657/22281) を読んでいて、ch4ではヴォーカロイド文化が取り上げられていた。そこでは、Vocaloid技術を用いたLEONとLORAという奴らが先にデビューしていたが、それらはキャラクター化されておらず、ソウル・ミュージックのバックシンガーとして使われるシンセサイザー音源の一種として、販売された。が、ソウル・ミュージックで使われた事例は全くなく、ただし、ファンたちが自由に勝手にキャラクターをつけて盛り上がったりしていた、ということが語られていた。で、その後、初音ミクが爆発的に普及したのだ、というお話だった。

このドキュメンタリーでは、初音ミクの前にMEIKOがいたことには触れられていたけど、LEONとLOLAのことには全く触れられていなかった。
 Eidsheim 2019では「初音ミクはLEONとLOLAに影響された」とは明言されていなかったので、直接的あるいは事実として、初音ミクとLEONとLORAは、あまり関係ないのかもしれない。どうなのか。

NinaさんはLEONとLORAの役割を過大評価しようとしているとか、プロジェクトXは初音ミクの役割を過大評価しようとしている(ので先駆者の存在を無視している)とか、そういうことはどうでも良いのだが、事実としてはどうだったんだろう。


突然COMPOSTELLAが流れて、びっくりした。一聴して分かる。初音ミクの成功に向けて活躍した一人が、音楽好きであることを示すために再生された事例として、再生された。

初音ミクに関するプロジェクトXの番組でも、やはり、中島みゆきの地上の星が流れるのであって、初音ミクに歌わせたりはしないんだな、と思った。ヴォーカロイドの曲を人間が歌うようになった例としてAdoを紹介する際に、Adoの歌声と中島みゆきの「ヘッドラーイトー」という歌声が交差したり、中島みゆきだけになったり、という場面で終わった。 その最後のところがすごかった…! 
(プロジェクトXって初めて見たかもしれん。なんか、すごいフォーマットやな…。)

2025-06-27

[お知らせ] 6月28日(土)にニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します!

概要

サウンド・アーティスト、フィールド・レコーディスト、BBCラジオのDJ・プロデューサーであるニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんによるフィールド・レコーディングのワークショップを横浜国立大学で開催します。本ワークショップでは、キャンパス内での環境音(「宮脇フォレスト」を予定)の録音と、それらを用いた短いサウンドスケープの制作を行います。
横浜国立大学の学生はもちろん、学外からの参加も歓迎します。経験の有無は問いません。初心者から経験者まで、お気軽にご参加ください。
実施言語:英語と日本語(通訳あり)

基本情報

日時:2025年6月28日(土)13:00~17:00
場所:YNU(横浜国立大学)キャンパス:詳細な場所は後日改めて連絡します。
無料です。

参加者の準備物

音声録音機器(普通のスマートフォンあるいはICレコーダーなど)
(可能なら、音声編集ソフトウェアのインストールされたノートパソコンを持ってきてください。自分の録音素材で使って短いサウンドスケープを作成しましょう。)

参加申し込み

申し込み方法:Google Form
申し込み期限:6月26日(木)まで。参加者多数の場合、期日前に受付を終了します。

主催・問い合わせ先

新音響文化研究会(横浜国立大学大学院・都市イノベーション研究院・中川克志研究室):katsushinakagawa (at) ynu.ac.jp

→中川克志先生/ニック・ラスコムさんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します! - Y-GSC https://ygsc-studio.ynu.ac.jp/2025/05/nick-luscombe.html
→ニック・ラスコムさんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します! - イベント一覧 - 横浜国立大学 https://www.ynu.ac.jp/hus/cus/33495/detail.html

→ニック・ラスコムさんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催しました!|横浜国立大学 地域連携推進機構 https://www.chiiki.ynu.ac.jp/news/000574.html

ジョナサン・スターン+メハク・ソーニー「アクースマティックな問いとデータ化の意志——Otter.ai・低リソースな言語・機械聴取のポリティクス」 中川克志(訳)  『メディウム』5号(2024年12月):163-196。

ジョナサン・スターン特集号の『メディウム』5号(2024年12月)に掲載した、ジョナサン・スターンの論文の翻訳を公開しておきます。訳者解題も公開しておきます。みなさま、どうぞお読みください。面白い論文ですよ。スターンの佳品、という趣があります。PDFを提供していただいたメディウム編集部に感謝します。


ジョナサン・スターン+メハク・ソーニー「アクースマティックな問いとデータ化の意志——Otter.ai・低リソースな言語・機械聴取のポリティクス」 中川克志(訳)  『メディウム』5号(2024年12月):163-196。

https://drive.google.com/file/d/1QbBSLXeHvTEcPeStJw8-RRPhE_mwK_Kj/view?usp=sharing


原著論文は「CC BY-NC-SA」で公開されているので(コモンズ証 - 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 - Creative Commons https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/deed.ja)、翻訳文もそのまま公開します。

原著論文はこちら→ (coauthored with Mehak Sawhney) “The Acousmatic Question and the Will to Datafy: Otter.ai, Low-Resource Languages, and the Politics of Machine Listening.” Kalfou: A Journal of Comparative and Relational Ethnic Studies 8:1-2 (Fall 2022): 288-306.

あるいはこちら→ “The Acousmatic Question and the Will to Datafy: Otter.ai, Low-Resource Languages, and the Politics of Machine Listening.” – Sterneworks https://sterneworks.org/text/sterne-sawhney-acousmaticquestion/

2025-06-22

メモ:川上未映子『夏物語』


去年の10月(241023)に購入して、それ以来、夜に時間のある際に一章ずつ読んできた。2025年6月22日22:25に読了。ゆっくり読んだ。  

主題や構成もそうだが、各章の構成や塩梅や配分も含めて、傑作。関西弁も素晴らしい。

2025-06-21

メモ:高妍『緑の歌』

 高妍『緑の歌』を読んだ。日本文化(細野晴臣や村上春樹)に憧れることで自分の世界を広げていった台湾の若者のお話。「風をあつめて」をしっかりと聴き直しながら読むなど。

「日本文化に親近感を持つ台湾の若者の話」なので「台湾のお勉強」の一環と思って読み始めたのだけど、何より、「若者の話」として繊細でよくできていて、アラフィフのおじさんとしては、もはや自分には関係ない(=こういう心の動き方をすることはない)けど過去の自分には似ていたかもしれない、とか思って、良かったです。若者としての僕の同時代の作家ではないけれど、読んで良かった。もはや、これにとてつもなく動かされるという感じではないけど、良いマンガでした。でも『隙間』も読もう。

と思ったら、ちょうど、高橋源一郎「飛ぶ教室」のゲストだったそうです。今(2025年6月23日10:04)から聴き逃し配信を聞いてみよう。


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Xユーザーの高橋源一郎さん: 「明日の「飛ぶ教室」、1コマ目は温又柔(おん・ゆうじゅう)さんの『台湾生まれ 日本語育ち』を読みます。3歳で日本に来た台湾人作家が台湾語・中国語・日本語3つの「母語」の間で揺れ動く物語。2コマ目のセンセイは台湾出身の漫画家・高 妍(ガオ・イェン)さん。傑作『隙間』が完結したばかり。」 / X [https://x.com/takagengen/status/1935641636115263784](https://x.com/takagengen/status/1935641636115263784)

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追記:

あとがきが良かったな。一生創作し続けることを決意した若き創作者の言葉として。

2025-06-16

メモ:ObsidianのiOSとMac miniとの同期:設定フォルダを使い分けてみる

Obsidianは起動に時間がかかることが分かった。とりわけ、iOSのアプリは、起動が遅すぎる。メモアプリとしては致命的な遅さなので、すぐに何かの思いつきをメモするには、デフォルトの「メモ」アプリを使うべし。

ただし、「.」から始まる設定ファイル(通常はVaultの中の隠しファイルになっている)を、Mac miniとiOSとで、使い分けると、少し早くなるような気がする。つまり、iOSアプリの方で読みこむ設定ファイルを準備して、そちらにはあまりプラグインを入れなければ、少し早くなるような気がする。少なくとも1分以上待たされたりは(今のところ)していない。


同期が少し遅いので、次は「Self-hosted LiveSync」というプラグインを試してみるべし。しかし、これ、設定が結構面倒くさそう。

2025-06-09

メモ:Obsidianのデータの置き場所:模索中

250621:

NAKAGAWA Katsushi: "ObsidianのデータをGoogleドライブで同期して、辞めたので大量のtempファイルができたことが原因だった。一度Googleドライブの同期を外したら、治った。" — Bluesky https://bsky.app/profile/nk09.bsky.social/post/3ls36r7hjsk2q

NAKAGAWA Katsushi: "macのシステムデータが400gbもある…。セーフモードで起動しても何も変わらん。どうしたらええのやろう。" — Bluesky https://bsky.app/profile/nk09.bsky.social/post/3lrxnr735gk2q

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250615:iCloud50GBを契約(月150円)して、そこに置いた。iOSでも使うファイルと、archiveファイルに分けた。

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内蔵SDDと外付けHDDのどちらに置くべきか

今のMac miniは256GBだがEvernoteデータが無くなったので、内蔵SDDに30GB弱のObsidianのデータを置いても、通常は40GBほど空いている。ただし、時々、何か大きな処理をした時に残り容量が足りなくなる。

また、僕はGoogleドライブを外付けHDDにあるフォルダで同期しているのだが、シンボリックリンクをGoogleドライブに置いても、Googleドライブは「シンボリックリンク」というファイルを同期するだけなので、Obsidianのデータを同期してくれない。

また、内蔵SDDに置くからといって、起動が速くなるわけではない気がする(つまり、遅い)。

なので、いろいろ触ってみたけど、やはり結局、外付けHDDのGoogleドライブの中に置こう!


2025-06-03

メモ:evernoteからobsidianへの移行メモ

 Evernoteの暗号化ファイルの確認(これは手作業で移動せねばならないから)

:Evernoteで暗号化したものだけを検索する方法 https://pentan.net/evernote-angouka-kensaku/ ←最後の半角ハイフンを忘れないように!

Evernoteのデータはシンボリックリンクで外付けHDDに置くことが可能

:もう使わないけど、過去データ活用のためにEvernoteでも検索できる状態を保持しておこうと思った。ら、HDD容量が足りなくなったので、調べてみたら、外付けHDDに移動できることを今さらながら知った。

:(昨日試してみたら、保存先変更の機能がMacアプリにもできたみたいだが、できなかった。データがデカすぎるから? なので、シンボリックリンクを作成した)

:【Mac】Evernoteのデータ保存場所の変更方法 | Gallagher Note (ギャラガーノート) https://today-is-the-first-day.com/evernote-mac

:Evernote for Mac の保存先をシンボリックリンクで変更 – Usual Tools https://usual.tools/memo/entry/130

evernoteから移行すると、やたらできたタグ(ウェブクリップにあったTwitterのポストにあったハッシュタグなどがタグとして認識されてしまう)は、いちいちバックスラッシュなどで処理できないので、「9-無視タグ」の中に入れた


メモ:

バックスラッシュでエスケープする (\#):

短い場合は、インラインコードブロック (``) を使う

長い場合は、コードブロック (```) を使う