2022-01-13

メモ:難波祐子『現代美術キュレーターという仕事』(青弓社、2012年)


現代美術キュレーターという仕事 | 青弓社 https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787273161/

日本でキュレーターという仕事が活発になり始めたのは1990年代とのこと。自分が比較的近くにいた業界でそんな新しく活発な面白い動きがあったなんて、気付いていなかった。でも、改めて整理されたこういう本を読むと、色々と気づく。ああ、京都芸術センターがああだったのはこういう流れのなかだったからだな、とか、芸術学の研究者がキュレーターしたりするのはこういう流れだったのかたな、とか。

今までまったくなかったが、大阪のギャラリーの方から声をかけてもらったこともあり、僕もキュレーターのようなことをやってみたい、展覧会という形式でなされる活動をこの世の中にもたらしてみたい、という気持ちになっている。

自分から何かイベントごとを仕掛けること。新音響文化研究会でやり続けていることだ、とも言えるのかもしれない。

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