2011-10-29

DVDで小津の『お早う』(1958)

お早よう [DVD]
野田高梧
B0009RQXIW
を見たが、外国映画のようだった。
長屋じゃなくて文化住宅が舞台なのだけど、こういう狭い世間を体験したことはないし、こういう子どもを見たこともないし。
物語としては、なーんにも起こらない。「日常のちょっとした描写」が続く。面白かったのにちょっと眠ってしまった。

作中、電子音はゼロ。
せいぜいテレビの音くらい。

ひろせ家から

バイクで十分だった。
バイクでぶらぶらしてひろせ家の近くにいることに気付いたので久しぶりに電話してちょっとお茶したのだが、十分で帰ってこれた。

横浜に来て半年以上たって初めて知った。

2011-10-24

大阪駅

は、右側。
京都に寄って帰れない。
阿闍梨餅もキットカット生八橋も、次の機会。

2011-10-22

やっぱ

ワンルームマンションを改装したとこだった。ビジネスホテル新大。
でもなんだか快適。

声明と鍵盤ハーモニカ

が、即興演奏始めた。
面白いけど、声明を、こんなに美的に自律しているものとして扱っても良いのか?

おそらく鍵盤ハーモニカだけが、即興演奏してる(のだと思う)。声明が即興演奏するって、わけが分からんし。

豊山派声明と鍵盤ハーモニカ

が、講堂で鳴り響いている。
このシンポジウム、なんだ?と思うしかないが、しかし!
両手で演奏する鍵盤ハーモニカがすごい。
松田昌という人らしい。

会場のどこかから、携帯の着信音が鳴り響いてきた。クラシックの着信音。

2011-10-20

memo-勅使河原宏『動く彫刻 ジャン・ティンゲリー』(1981)

1963年春に日本で一ヶ月間滞在制作したときの映像を、1981年に勅使河原宏がまとめ直したもの。15分モノクロ。
ジャン・ティンゲリーの「動く廃物彫刻」を見ることができる。
なぜ20年近くあとになってまとめ直したのか分からないが、大岡信が書いたモノローグを中村吉右衛門が読み、一柳慧が音楽をつけた勅使河原プロダクションの作品。
U B U W E B - Film & Video: Jean Tinguely - Sculpture Mouvante (1981)

2011-10-15

エオリアンハープ

完成。
鳴ってる!

エオリアンハープ

を製作中@黄金町かいだん下。
工作、工作。

DVDで『我等の生涯の最良の年』

我等の生涯の最良の年 [DVD] FRT-146
B000LXINT6
War Veteranの社会復帰は大変だ、というお話にも見える。
アカデミー賞受賞というわりになんか変なバランスがあるようにも思った。帰還兵3人の社会復帰をめぐる話で、なかでも元銀行員アルの娘ペギーと帰還兵フレッド(妻帯者)の恋の行方が中心的な物語のひとつなのだけど、元銀行員アルの息子ロブが出てくる必然性はゼロだった、とか。
でも、見終えたときはちょっと長いけど100分くらいだったかな、と思ったが、実際は180分近くたっていたので、やはり出来のいい物語だったんだろう。

1946年の映画ってことは、リアルタイムに帰還兵の現実復帰の物語を描いた話ってことだから、そういう速報性とか時事性がすごいな、と思った。
あとやっぱりなんといっても、実際にWWIIに従軍して両腕をなくしたハロルド・ラッセルの演技に驚愕。特撮か何かで撮影してるだけで、この人は演技のうまい俳優に違いない、と思ってた。


我等の生涯の最良の年 - Wikipedia:

2011-10-14

バイクに

いたずらされて、何かの線を切られた。ブレーキなどは大丈夫だが、走行距離とガソリンの残量が変化しなくなった。
月曜日に修理に行けると良いのだが。

2011-10-13

中目黒の駅

は、道路の上にある。

東横線、混んでるなあ。

ビールを一口飲んだ

ので、なんだか眠い。
お借りしていた資料を返しに来て夕飯を頂いた。
で、よーこさんの若き日の転職の話などを聞いたのだが、さすがアーティストの妻だけあってアグレッシブなもんだなあ、とか思った。
六十年代後半の宝石販売業界は、とっても好景気でとっても給料が良かったらしい。
とか。

2011-10-11

かりんとうを

もとながさんに頂いた。
そういや、なぜくれたのかは分からないが(長野みやげ?)、とにかく頂いたので、ありがたく頂戴する。
なので、ダイエットはこのカリントウの後からすることにしよう。

memo-嵯峨篤《Still White - Corridor》(2011)

ヨコトリで面白かった作品。横浜美術館の通路にあったもの。
この写真みたいにすたいりっしゅな感じじゃなくて、とても存在感があった。
通路にあるので、それが作品であることに気づかないままたくさんの人が「なんだか変な壁だ」と思いながら通り過ぎていってた。
そういう「人に気付かれずに通り過ぎられていく作品」として写真撮影するほうが面白いと思うのだが、どうだろう。もっかい横浜美術館に行く機会があれば自分で撮影しておこう。ヨコトリは写真撮影可だし。

おそらく、社会性とか政治性が薄すぎるという批判が可能なんだろうけど、僕には分かりやすく面白いし、好みだ。
Atsushi SAGA

昨日学んだこと:カギカッコの最後には句点を打たない

らしい
論文で引用文を使うときはどうなのか? 気をつけたことがなかった。

ただ、文科省は、 。」 で終わるように指導しているらしい、という情報もあった。
そういやそう教わった。四百字詰め原稿用紙に書くとき、行の最後のマスに終わりのカギカッコが来る場合、句点と終わりのカギカッコを一つのマス目に入れること、と教わった。

2011-10-10

2011年10月号の


The Wireには、David ToopによるC.マークレイ(マークレー)に関する文章がある。
「ターンテーブル奏者として活動し始めたこと」に関係付けつつ、今回のヨコトリに来ているThe Clock (2010)とか、その次のPianorama (2011)とか、2007年のShuffleとかに言及している。が、僕は相変わらず、David Toopの文章のポイントが良く分からない。

「in another lifeではマークレイは言語学の教授だったに違いない」というのは面白かった。
確かにマークレイはあらゆる種類の言語記号に魅せられているので。

なにはともあれ、面白そうなモノを作り続けるアーティストだなあ、と思った。

2011-10-08

ジャックアンドベティで『アトムの足音が聞こえる』

アトムの足音を作った大野松雄は、70年代に知的障害者のためのドキュメンタリー映画を制作し、その後、夜逃げして関西に移り、京都大学教育学部の心理学研究室で子どもの記録映像作ったり、滋賀県の知的障害者のための寮で年に一回の演劇のための音響の仕事をしたりしていたらしい。
というドキュメンタリーで、人の人生の激動が物語られていて、なんか面白かった。
映画としてはまあ、クライマックスの設定が難しそうだったなあ…(つまり、さほど盛り上がった感はなかった)。

映画『アトムの足音が聞こえる』公式HP
大野松雄公式サイト

メモ
:アトムの足音はオープン・リールを少しだけ回転させた音、手で動かして作成。アトムの飛行音は「オープン・リールで何も録音しないまま録音状態にして生じるフィードバック」の音量調節などで、作成。
:同時代の「サウンド・デザイナー」としては、Louis and Bebe Barronがいる。
:「誰も聞いたことがない音」の欲望は「音楽的素材の拡大」の欲望のラインで考えても良いだろう。

【宣伝】11月26日(土)に黄金町の試聴室で《In C》を演奏します。

テリー・ライリー《In C》(1964)を演奏する!

宣伝文句
《In C》は、何人かのミュージシャンが何かの楽器を使って53個のフレーズをそれぞれ好きな回数ずつ繰り返す作品なので、全体的にどんな音になるか誰にも予想できないのが面白いところで、ミニマル・ミュージックの金字塔とか言われるけど、あまり難しいことを考えずに聞き流してもなかなか気持ちの良い音楽なので、音にうずもれるつもりになって聴きに来てください。

2011年11月26日(土)
開場:19:00 / 開演:19:30
料金:500円(と投げ銭)+ワンドリンク
場所:試聴室その2(京急黄金町駅近くの高架下)

アクセス
京浜急行電鉄「黄金町駅」徒歩3分;横浜市営地下鉄「阪東橋」駅徒歩8分
045-251-3979

出演者も募集中
演奏したい人は前日までに中川(nakagawa.katsushi (at) gmail.com)まで連絡ください。

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メール:

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横浜 黄金町 試聴室その2

住 所:横浜市中区黄金町2丁目7番地先 (〒231-0054)
TEL:045-251-3979(13時~18時)
営業時間:12:30~20:00
  ※イベント開催日は開場2時間前L.O.
定休日:水曜日
最寄駅:京浜急行 黄金町駅 徒歩3分
Googleマップで確認⇒


2011-10-06

伊勢佐木町のまめや

は、注文してからコーヒー豆を炒るので、予め電話で注文しておくこと。

memo:アナログレコードを部分的に切り取ってはめ込むAnalog Vinyl Sampling


Ishac Bertranという人が、レコードを部分的に切り取ってはめ込んでアナログサンプリング(音楽方丈記)してる。
Ishac Bertranのウェブサイトには、試行錯誤の過程も記されている。ワイヤー・カッターだと裏面と表面がごっちゃになることがあり、カッターだと50回くらい位無いといけなかったらしく、レーザー・カッターを使ったらスムーズに上手く切れたらしい(が、そりゃそうだろう)。
裏面からはめ込んでテープで止めてるのが不思議なヴィジュアルだ。
けっこうスムーズにサンプリングされていて、音だけ聞いてもそれが数枚のレコードを組み合わせて作られたとは分からないほどスムーズ。なのであんまし面白くはない。
このオープン・リールを使ってリアルタイムにリズムを作る動画に触発されて、やってみたらしい。

Delia Derbyshireとは、電子音楽スタジオの時代に活躍していた女性音楽家のようだが、詳しく知らない。

ミラン・ニザのBroken Musicくらいの「ブツブツ感」があるほうが面白いのだろう。この「ブツブツ感」をもう少し詳しく説明したいものだ。

2011-10-01

唐ゼミ@長野

むっちゃ入ってる。
奈良堂でお茶してる場合じゃなかったかもしれん。

奈良堂の二階

には、なぜかオープンリールがある。
長野なのに、なぜ「奈良」堂なのか?

消火器?

消火地球儀?

乳業親子像、善子さんと光子さん

という牛の像が、善光寺にいた。
薔薇に囲まれてた。

唐ゼミ@長野

テントは奈良堂のすぐそばで、奈良堂はまだ営業中だった。

長野駅

に着いた。
長野駅に来るのは初めて。