2012-07-29
DVDで『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996)
面白かった。
伏線というか色々な問題はほとんど何一つ解決しなかったけど、そんなことはスプラッター映画にとっては些細なことだということを、絶大な説得力を持って教えてくれる映画だった。
「ジャンルが変わる映画」として有名らしい。こんなに潔くスッキリ変わってくれるなんて!
『ダークナイト・ライジング』のフラストレーションをすっ飛ばしてくれるB級映画だった。
フロム・ダスク・ティル・ドーン [DVD]
2012-07-28
映画館で『ダークナイト・ライジング』(2012)
改めて前作の凄さを知った。
見終わった後はともかく見ている最中は「すごい映像だなあ」と思わせ続けるってのもスゴイことだ。
見終わった後はともかく見ている最中は「すごい映像だなあ」と思わせ続けるってのもスゴイことだ。
ーーーーーーーーーツイートメモーーーーーーーーーーーーーー
ダークナイトライジング終了。長えよ、と思った。とりあえず「すごい特撮」やったな。話は途中でこんがらがってきた。
posted at 19:11:03
2012-07-27-オーディオテクニカギャラリー
2012-07-27-オーディオテクニカギャラリー, a set on Flickr.
2012年7月27日、オーディオ・テクニカ・ギャラリーにゼミ生たちと見学に行きました。SPレコードを再生するグラモフォンだけでなく、エジソンの初代フォノグラフや、ヴィクトローラや、レコードチェンジャー機能付きグラモフォンなども見て、しかも触らせていただけて、とてもおもしろいところでした。
◯学んだこと
オーディオ・テクニカ・ギャラリーにはJr町田駅からバスで行くべし!(Jr成瀬駅からではなく)
2012-07-27
2012-07-24
2012-07-22
DVDで『ファイトクラブ』(1999)
長かった。
デビッド・フィンチャーの特徴として、アップの映像が面白いな、と思った。
とくにその後、なぜかHDDに録画してあった『ヴィヨンの妻』(2009)を見たのでなおさら。
とはいえ、途中で二回眠ったので、僕には冗長だったようだ。そして全体のテーマがよく分からなかった。
ストーリーテリングが難しい。
なんでテロを起こそうとしたのか? エンディングはハッピーエンドじゃないよな?! とか。
→
色々深読み可能な映画らしいが、分からかった。
『ファイトクラブ』完全解読:
ファイト・クラブ (映画) - Wikipedia:
ファイト・クラブ [DVD]
先端芸術音楽創作学会
馴染みのない学会は興味深かった。
ひとつだけ。
電子音楽データベースの話で、入れるべき対象の規定が難しい云々という議論があるようだが、それは「何を芸術音楽と規定するか」という話でしかないのではないか? データベース制作者たちの何かのイデオロギーを反映するもんなんだから、客観的なものではあり得ない、というところから話を始めるべきではないか。
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ひとつだけ。
電子音楽データベースの話で、入れるべき対象の規定が難しい云々という議論があるようだが、それは「何を芸術音楽と規定するか」という話でしかないのではないか? データベース制作者たちの何かのイデオロギーを反映するもんなんだから、客観的なものではあり得ない、というところから話を始めるべきではないか。
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追記:たぶんシュトックハウゼンの電子音楽のポイントは、聴いて面白い、と感じる原因を求めて作曲家の言葉や作品の制作方法を調べても、納得の行くポイントが見つからないこと、なんだろう。
→
ツイッターメモ
RT @sumihisa: 本日13時より洗足音大にて第12回 JSSA研究会。http://t.co/YgAjzYu4 今回の目玉はマルク・バディエ氏によるスペシャライゼーションに関する講演(シュトックハウゼン《テレムジーク》の5チャンネル版上演あり!)と、電子音楽データベースに関するセッション。
posted at 13:19:21
洗足学園大学で行われている先端芸術創作音楽学会JSAAに来ている。30-40人いると思うが、半分以上がノートパソコンを広げていて、色んなmobileな電波がとびかっている。機材の数とか、前半の人たちの発表内容は、工学系だなあ。あるいは、作家が多いのか。
posted at 15:50:28
シュトックハウゼンのTelemusikを五つのスピーカーで再現する、というものを聞いた。音楽は面白い。シュトックハウゼンの音楽で面白いなと思うのは、その面白さは、その背後にある制作理論とか歴史的コンテクストを知ってもあまり説明されないように感じること、かな。
posted at 15:53:31
posted at 16:18:08
ここでは翻訳なしで英語で質疑応答が行われる。細かい話でもだいたい通じている。これくらい蜜なコミュニティだと、東アジアにおける電子音楽データベース作成、といった具体的な仕事を学会単位で進める、ということも可能だろうなあ、と思った。
posted at 16:26:37
川崎さんの報告なって、突然ぐんと親しみやすくなった。なんだろ、これは。RT @JSSA_Info: 川崎弘二先生の発表。「日本の電子音楽についてのデータベース」作成の経緯 (live at http://t.co/Q9cF4lTR)
posted at 16:27:59
RT @sumihisa: ログインするのにID、PWがいります……・@JSSA_Info データベースのリンクはこちら
posted at 16:31:05
RT @JSSA_Info: 「日本の電子音楽」でインタビューした人について。20から50年代の作曲家へインタビュー。録音時間は215時間。 (live athttp://t.co/fNPFslVr)
posted at 16:42:20
最初に質問状を作成してそうふしておくらしい。そのうえで、実際に会って、そのなかからいくつかのものを質問していく、というやり方らしい。
posted at 16:46:09
先端芸術音楽創作学会: 馴染みのない学会は興味深かった。 ひとつだけ。 電子音楽データベースの話で、入れるべき対象の規定が難しい云々という議論があるようだが、それは「何を芸術音楽と規定するか」という話でしかないの… http://t.co/xngS7fmM #Iamalive
posted at 17:46:19
2012-07-18
メモ:『百万弗大放送』について
チェックしたいのはオスカー・フィッシンガーがThe Big Broadcast of 1937 (1936)のために制作した映像だが、チェックできない。
作品制作年代などから考えるとAllegretto (1936)のような映像だったのかもしれないが、William Moritzのフィッシンガー本によると、フィッシンガーはカラーで映像を制作したのに、映画では白黒でプリントされたらしい。これがどのように白黒映画に使われたのかが分からない。あるいは使われなかったのか。
1.
『百万弗大放送』という邦題で上映されたものの原題は、The Big Broadcast of 1938 (1937) で、コメディアンのボブ・ホープの出世作。これはDVDになっている(字幕版がVHSで入手できる。3000-4000円)。
2.
オスカー・フィッシンガーが1936年に渡米したのは、The Big Broadcast of 1937 (1936)のためにちょっとした作品制作を依頼されたから。これはDVDにもVHSにもなっていない。
参考:Oskar Fischinger, Allegretto, 1936, 2m34s
3.
The Big Broadcast of ... というのは、当時のラジオ・スターたちによるミュージカル映画シリーズ(パラマウント)で、他にも2つある。
The Big Broadcast (1932)はDVDになっている(が、現在入手不可能らしい)。
The Big Broadcast of 1936 (1935)はDVDにもVHSにもなっていないが、Youtubeで見ることができる(とWikiに書いてあるが、見つけられない)。
4.
100万ドル大放送【字幕版】 [VHS]
The Big Broadcast (1932)
Bing Crosby
The Big Broadcast of 1938 / College Swing Double Feature
Francis Martin
作品制作年代などから考えるとAllegretto (1936)のような映像だったのかもしれないが、William Moritzのフィッシンガー本によると、フィッシンガーはカラーで映像を制作したのに、映画では白黒でプリントされたらしい。これがどのように白黒映画に使われたのかが分からない。あるいは使われなかったのか。
1.
『百万弗大放送』という邦題で上映されたものの原題は、The Big Broadcast of 1938 (1937) で、コメディアンのボブ・ホープの出世作。これはDVDになっている(字幕版がVHSで入手できる。3000-4000円)。
2.
オスカー・フィッシンガーが1936年に渡米したのは、The Big Broadcast of 1937 (1936)のためにちょっとした作品制作を依頼されたから。これはDVDにもVHSにもなっていない。
参考:Oskar Fischinger, Allegretto, 1936, 2m34s
3.
The Big Broadcast of ... というのは、当時のラジオ・スターたちによるミュージカル映画シリーズ(パラマウント)で、他にも2つある。
The Big Broadcast (1932)はDVDになっている(が、現在入手不可能らしい)。
The Big Broadcast of 1936 (1935)はDVDにもVHSにもなっていないが、Youtubeで見ることができる(とWikiに書いてあるが、見つけられない)。
4.
100万ドル大放送【字幕版】 [VHS]
The Big Broadcast (1932)
Bing Crosby
The Big Broadcast of 1938 / College Swing Double Feature
Francis Martin
2012-07-16
2012-07-15
『具体』展@国立新美術館
面白く見た。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、見ている最中の感想。
「既成芸術へのレジスタンスとしての芸術」がまとめられると、それらは類型化できるのではないか。
抽象を志向するのはもちろんのこと、キャンバスの形態をいじったり、キャンバスを別のもので代用してみたり(田中敦子の電気服など)、泥をビニールで包んだり。大きく言えば、具体も芸術という制度を前提とするものだが、その意味では、「制度」に対する批判力はもうない。
しかし、「制度」に対する批評的効力がないからといって、つまらないわけでもない。「制度」への批評が出発点だったにせよそうでなかったにせよ、そこからスパークした想像力は今見て面白いモノも多い。だって、誰が髪の毛で絵を描こうと思うか? あるいは、誰が扉に紙を貼り付けてそれを破ろうと思うか? など。
これが芦屋中心の運動だったことも不思議だが、今まで回顧展がなかったことにも驚いた。個々の作家の回顧展しかなかったというのは何かの怠慢ではなかろうか。
とはいえしかし、僕の関心は、ここから「アヴァンギャルドの類型化」ができないものだろうか、ということである。
できんかなあ。
やっぱ無理かなあ。
ミシェル・タピエによって海外に知られることで、具体は、絵画を中心とするグループへと展開していったらしい。
これは興味深い論点/観点だ。
なるほど。
ヨシダミノルの作品だけ、他のとなんか違った。
蛍光色の物体が動いてたし、暗い一室にまとめられてたし。
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