明治維新後からWWII後まで、「帝国大学」の歴史を辿ったもの。歴史的事実の基礎的な流れは分かるが、そのことが「意味」するダイナミズムが僕にはいまいち分からないが、むしろそれこそが、研究者として目指した文章なのだろうと推察する。立花隆『天皇と東大』の副読本として参照すべし。
元は『学士會会報』の連載だったらしく、1936年生まれの著者にとって「研究者生活の締めくくり」(267)とのこと。人生の締めくくりを宣言するタイプの人生もあるのだな、と思う。
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