2017-11-12

メモ:日本近代音楽館レクチャーコンサートシリーズ VI 前衛の種子たち-「グループ音楽」の日々


レクチャーコンサート、「グループ音楽」の日々に参加。簡単なお話と座談会と合間に音源再生。前の人も観衆も、平均年齢高し。
グループ音楽とは、〈西洋芸術音楽の末裔としてのゲンダイオンガクというエクリチュールの音楽文化〉の中に生じた即興演奏グループなんだな、と思った。あと、それは〈hearがリリースして、今はubuwebにあるグループ音楽の録音〉で知られたグループ音楽とは、かなり別の意味付けをなされているものだな、と思った。
〈ふたつのグループ音楽〉が存在するそれぞれの文脈は、そんなに離れているわけでもないだろうけど、もう片方の音楽文化に関心のない人もたくさんいる。両方を見るのは面白いことだ。
コメント
中川 克志 日本近代音楽館レクチャーコンサートシリーズ VI 
前衛の種子たち-「グループ音楽」の日々
11月11日(土) 開演:14:00 (開場:13:30) 
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中川 克志 マニラで会ったシンガポールのマークが、グループ音楽にとても関心を持っていたことを思い出した。マニラで僕も少しだけグループ音楽に言及したけど、ハイコンテクストなことを簡単に説明するのには難儀した。僕らは、グループ音楽に、録音を通じてしか触れていないし。
当事者世代にとってのグループ音楽と、後世にとってのグループ音楽は別物であるようにしか感じられない。でも、同じものなんだなあ!
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中川 克志 質疑応答で。
グループ音楽の即興演奏に付けられた曲名は、hearが音源をリリースした時に岡本たかこさんが付けた、とのこと。元々の録音には日付けだけが記入されていたとのこと。
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