2021-08-07

メモ:「音楽における新造形主義とイタリアの未来派騒音主義者」(1922年)

新装版が販売されていた。

モンドリアン, ピート. 2020. 新しい造形(新造形主義). Translated by 宮島久雄. 東京: 中央公論美術出版.

「音楽における新造形主義とイタリアの未来派騒音主義者」(1922年)をチェック。研究史料として把握しておくべきことは、

1.モンドリアンが〈新しい楽器〉を要請する理路

:自分の抽象絵画のような「新造形主義」を音楽においても実現するための手法

2.モンドリアンは〈音楽への憧憬〉を持たないこと

:絵画こそが一番で、そこにおいて「新造形主義」を諸芸術に援用する中で音楽に言及している

(中川:その言及の仕方を読んで思ったが、このひとはあまり音楽のことが分からなかったのではないか。なんで後に《ブロードウェイ・ブギウギ》のような楽しげな絵画を制作できるようになったのだろう?)

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

それと別に思うこと

:こういう文体ってなんなんだろう?

:つうか、100年前の文章とか、もっと読んでいかないといけないのかも。

0 件のコメント: