2022-12-03

メモ:「Back to 1972 50年前の現代美術へ」@西宮市大谷記念美術館

1972年に絞った展示だった。限定的なパースペクティヴを垣間見るのは楽しい。三木富雄と具体ともの派は同時期かあ、とか、そういうのを面白がった。ただし、ここには、浅間山荘事件のイメージなどはなかった。そういうのは、知識がないと分からないな。https://ja.wikipedia.org/wiki/1972年の日本


今井祝雄、倉貫徹、村岡三郎《この偶然の共同行為を一つの事件として》(1972年)のDMが展示されていた。個人蔵。これはDMでお知らせされていたのか、ということを感慨深く思った。どの程度知られていたのだろう。また、「サウンド・インスタレーション」のような意識は、どの程度あったのだろう。チューダーのRainforestのような意識は皆無だっただろう、と推察するが。今井祝雄さんの作品には、この後、plus1artでも出会う。
参考:I am alive.: メモ:村岡三郎は、1970年代前半に、日本で最初期に屋外展示のためのサウンド・インスタレーションを自覚的に作った。 https://after34.blogspot.com/2018/03/blog-post_25.html
参考:今井祝雄、倉貫徹、村岡三郎《この偶然の共同行為を一つの事件として》 https://soundcloud.com/japaneseartsoundarchive/coaction-a


具体美術協会の作品が多かった。吉原治良など。松田豊《SRU-SRU-L》という作品が目立っていた。ひし形のキャンバスの真ん中に空いた穴から、紐が垂れ下がり、それがモーターで上下にゆっくり動く、という作品だった。和歌山県立近代美術館蔵とのこと。

具体の作家は、まだ現役の人も多そうだ。


リー・ウー・ファンの作品もあった。三木富雄の《EAR》もあった。1972年11月に南画廊で個展をやったとのこと。1938年生まれの三木富雄が逝去するのは1978年。三木富雄は具体協会やもの派と同時代だったんだなあ、など。


参考:【美術館・展覧会レポ】西宮市大谷記念美術館 開館50周年記念 特別展『Back to 1972 50年前の現代美術へ』 https://nishimag.com/trip/event/60577/

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