2025-04-16

JASPMの学会誌『ポピュラー音楽研究』のvol.28で、中川克志『サウンド・アートとは何か』の書評を掲載していただきました。

評者はヲノサトルさん。ものすごくきっちり内容をまとめていただいています。恐悦至極の恐縮です。ありがとうございました。

JASPMに「サウンド・アート」の書評が掲載されるって、場違いに見えると思いますが、JASPMは僕のメイン学会のひとつです。全ての音楽は人間(people)によって聞かれるものなのだから、全ての音楽はポピュラー(popular)音楽です。なので、サウンド・アートもポピュラー音楽です(サウンド・アートは必ずしも音楽だけではありませんが)。

ヲノサトルさんに自分の本が届いて感慨深いです。たぶん京都の左京区に住んでいた頃、00年代前半に、ヲノサトルさんの『ビキニ・ムーン』(1998)、『エルニーニョ』(2003)、『マセマティカ』(2003)の3枚を同時に入手して、「ゲンダイオンガクの作曲家なのにこんなにスイートな人もいるんだな」と知ったはず。どうやってこの3枚のアルバムと出会ったのかは覚えてないのだけど、恵文社かメディアショップに置いてあったのをジャケ買いしたんじゃないだろうか。まだちゃんとお話ししたことないので、ぜひ、次のJASPM(長崎)かどこかでお会いできますように。

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