Loops . Issue Twoいつ何に登録したからかは覚えてないけど、こういう雑誌が出たって宣伝がメールでやってきた。音楽雑誌らしい。ポップな音楽に関わろうとする、面白い物書きのための雑誌らしい。けっこうニッチな気がするが、Faber and FaberとDomino Recordsが一緒に出してる雑誌らしい。
で、雑誌の目的と内容はともかく、何曲かサンプラーとしてダウンロードさせてくれる。Domino Recordsってレーベルのサンプラーみたい。で、前にダウンロードしてデスクトップにほったらかしてあったのを今聞いてるのだけど、これがまたえらくかっこいい。
これは、どうやってお金をもうけるんだろう?
「ポップな音楽に関する情報」ならまだしも「ポップな音楽に関する、面白い文章」への需要がそんなにあるとは思えないし、そもそも雑誌って、印刷された現物でもオンライン上でもそんなに売れないだろうと思うのだが。
それに、このサンプラー、けっこうかっこいいのに5曲も無料で提供してくれてる。
不思議。
広告費とかお金がかからなくなってるのかもしれないけど、Domini Recordsとやらは、広告費を削ったからといってそんたにたくさんの費用が削れるようなメジャーな音楽レーベルにも思えないのだが。全然知らんけど。
とにかく「かっこいい音楽」と出会う費用とか機会が、10年前とは全く変わってるよな。
何枚かの中から自分の数千円を使うべき対象を絞り込むために、雑誌とかネットから情報を探して、CD屋の商品紹介のポップとかから店員のお勧め具合を推し量ってとかしなくても、無料で耳に入ってくるものの中にかっこいいのがあるんだもんな。
確かに、水のようになった音楽はあるんだろう。
ただ、日本では、そしてたぶん世界中どこでも、「水のような音楽」はまだマイナーなんだろな。
でもマイナーなままかどうかは、(音楽に対する社会的身体の変化とかよりも)技術的確信が一段階進むと、すぐにメジャーになってしまう気もするな。
(技術の社会的コンテクストの変化も大事だろうけど、実際に現在進行形で変化していくパラダイムの中では、そういう社会的コンテクストの変化にはなかなか気づけないだろうし。「iPhoneの社会的コンテクスト」なんか、まだ誰も明確には言えないだろう。)
知らんし分からんけど。
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