8月5日と9日に新港ピアでパブリック・プロジェクション作品を投影します。
また、8月8日から10日までシンポジウムを開催します。みなさま、どうぞご参加ください。
「戦争の最終的廃絶―凱旋門の彼方へ」「アートと社会参加―日常性と壊乱の戦略」「ヴォディチコと“ヒロシマ”-心の武装解除のために」というテーマの分科会が開催されます。
応募フォームです。
パブリック・プロジェクションのスケジュールです。
8月 5日(金) 20:00~21:00 新港ピア(新・港村=BankART Life III / 横トリ特別連携プログラム)
8月 9日(火) 20:00~21:00 新港ピア(新・港村=BankART Life III / 横トリ特別連携プログラム)
8月11日(木) 18:00~19:30 せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア
以下、今回の企画主催者室井先生のあいさつ文です。
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ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム
横浜市先駆的芸術活動助成事業
神奈川県文化芸術団体事業助成事業
複合的アートイベント・
『クシシュトフ・ヴォティチコ:アートと戦争』開催のお知らせ
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皆様、室井尚です。今年は第一回ヨコハマ・トリエンナーレから、そしてあの「9.11」からちょうど10年目の年となります。21世紀の最初の十年を振り返ると共に、最近我々が体験した「3.11」の大災害の記憶を胸に、北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)では、上記アートイベントを開催いたします。
来たる8月8日(月)~10日(水)の三日間ヨコハマ創造都市センター(みなとみらい線、馬車道駅1a出口)にて、ポーランド出身のアーティスト、クシシュトフ・ヴォディチコ(Krzysztof WODICZKO)と私の二人の共同企画で上記イベントを立ち上げます。
http://artandwar2011.kitanaka-school.net/
第二次世界大戦中にポーランドで生まれたアーティスト、クシシュトフ・ヴォディチコとたまたま出会い、それから京都、東京、パリ、そしてネット上での長くて熱い議論を通して、この3日間の国際会議と世界初公開となる彼の新作プロジェクション『Survival Projection 2011』を準備してきました。
『Survival Projection 2011』の公開は、横浜で8月5日、9日の二日間(20:00-21:00)、また8月11日にはせんだいメディアテーク1Fでトークショーとプロジェクションを行います(18:00-19:30)。これは、軍用車の屋根に積んだ強力なプロジェクターとスピーカーで、建物の壁に音声付きの映像を投影する野外作品で、ヴォディチコはこのタイプのアートの創始者として知られています。数々の国際美術展で活躍し、さまざまな賞を授与されてきたこの世界的アーティストの作品が横浜で世界で初めて公開される瞬間に是非立ち会っていただきたいと思います。
会議には、会田誠、大澤真幸、鎌田東二、椿昇、越前俊也、遠藤水城、大西若人、奥本京子、河本信治、津田大介、藤原徹平、坂口恭平、長坂常、やなぎみわ、吉岡洋ら30名近くの豪華メンバーが自発的に参加してくれることになっており、海外からもヴォディチコをはじめ5名が参加します(同時・逐次通訳つき)。
共催としてヨコハマ創造都市センター、特別協力として(財)国際交流基金、駐日ポーランド共和国大使館、㈱Dreamほか、協力としてアサヒビール㈱、後援としてヨコハマトリエンナーレ2011組織委員会、横浜市文化観光局などからご支援を頂いております。
この国際会議は3日間続き、その成果は出版物の形で世界中に発信されます。Ustream中継も予定されております。どなたでも参加できますので、上記ウェブサイトの「応募フォーム」からお申し込み下さい。
震災後の日本に向けてヴォディチコが発信する熱いメッセージを是非受け止めていただきたく、ご協力よろしくお願い申し上げます。
プレスリリース:
http://artandwar2011.kitanaka-school.net/PR.pdf
横浜国立大学教授/北仲スクール代表
室井 尚
MUROI Hisashi
hmuroi (at) ynu.ac.jp
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