2015-02-14

横浜野毛シャーレで、「冨士山アネット」『Attack On Dance』を見た。

◯寝る前に気づいたこと(25:00)
「冨士山アネット」だった! 漢字が難しい!


横浜野毛シャーレで富士山アネット『Attack On Dance』。驚いた。傑作だった。
「ダンス」をメタテーマとしてとりあげつつ、身体を現前させる極めて真っ当なダンス、かつ、演劇!
 — 場所: 横浜にぎわい座

横浜野毛シャーレで富士山アネット『Attack On Dance』。驚いた。傑作だった。
「ダンス」をメタテーマとしてとりあげつつ、身体を現前させる極めて真っ当なダンス、かつ、演劇!


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以下、メモ
http://fannette.net/index.html
ダンス的演劇、というのを名乗っているようだ。

進行は以下の通り(たぶん)

1.
九人のダンサーに個人的来歴を語らせる。
:赤いセーターのコンテンポラリーダンス、バレエ、地下アイドル経験のあるコンテンポラリーダンス、ハッピーなダンス、いきものがかりPV出演経験のあるコンテンポラリーダンス、バリ舞踊、ジャグラー、舞踏白塗り、舞踊一家
(女性7、男性2だった。なんでだ?)

2.
最初の演劇的瞬間
:九人の一人語りがやっと終ったあ、ラベルのボ流れて、九全員がれぞれのジャンルのダン型的な(?)動をしながら前に出てくる瞬間

3.
その後、
ダンスに関するさまざまな質問、統計
アンケートの実演
がなされる。
:プロジェクターで1から10の数値が後ろに映し出され、質問毎に、ダンサーが移動する。
:あるいは、最初に九人が数字を言う。次に、それが何の数字か明かされる(後ろに文章がプロジェクターで映写される)。ダンスレッスンの値段とか師匠の人数とか毎週何回ダンススタジオでレッスンするかとか今まで最高額のチケットノルマとか何才でダンスし始めたかとか。本番前のメイクの時間で6分と答えた「舞踏」の白塗りの人がちょっとした笑いを誘ったり。

4.
YesNoになったりもる。あなたはダンで食べているか?あなたはダンスで生きているか? など。

時々「有名なダンスの曲」が数秒流さ、そのに九人のダンそれぞれのャンルダンスの定型的な動きをというのがアクントになっていた。

5.
この流れで、ダンスの必修科目化とかダンス規制法に言及される。この作品の文脈とも言えるし、「ダンスの定義」という話題に移行するための手段とも言える。
:2012年からダンスが必修科目となった、そこではこれこれこのように「ダンス」が定義されている、とか、そういうことが言及される。その文面が後ろに映し出され、その通りに、九人がそれぞれの流儀で体を動かす。
:また、ダンス規制法で論点になったのは、「ダンスの定義」だったらしい。
:「ダンスの定義」には、ダンスとは体を動かすものです、みたいな定義と、ダンスとは首と腕を揺らすものです、みたいな定義があるらしい。

で、その定義が、ステージ中央で腕を組んで扇をやってる出演者の体に映し出された瞬間(後ろの壁までプロジェクターの文字は届かず、ダンサーの身体に遮られたわけだ)が、とっても演劇的だった。
TPAMへの言及は、最初に、「この劇団の主催者(?)」が言及したかな? しなかったかな?

6.
最後に、ある一曲を題材に九人にダンスを創作させて、九人同時に踊らせて、お終い。
ちょっとした不満はちょっとしたものすぎるのでコメントタグで括っておこう。



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