この実演をみたいがためだけに国立新美術館までメディア芸術祭を見に来たのだが、面白かった。
棒高跳びの棒みたいのが三本で、アナラポスの缶みたいなの(特大の缶詰めの空き缶みたいなもの)を支えていて、この棒それぞれが、写真のようにセッテイングされている状態で左右に回転する。
すると、この棒と空き缶が直径10mほどの空間を縦横無尽に動き回る、という仕掛けになってる。かなりダイナミックに動く。これがロデオなら、乗ってら人は間違いなく数m先に吹っ飛ばされる。
どうみても「何かの役に立つ」代物ではないので、「技術には人間が入り込めない自律的領域があり、そこでは"技術"は人間の利害関心と無関係に動いている」という印象をもったり、「そんな風に、技術の自律的領域という虚構を演出している」という感想をもったりした。
要するに、「人間とは無縁に動く機械(×ロボット)」みたいに見えた。
なにやら音にも仕掛けがあったようだけと、棒が軋む音と、缶が地面に叩きつけられる音が、かなり良かった…。
参考
このニュースを読んで、急遽、やって来た。
http://a.excite.co.jp/News/review/20150205/E1423072026732.html
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