2015-12-25

memo:『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』 ☆注意:ネタバレあり

妻が見たがったので、Amazonビデオで見ました。
数年前に見た時は、エピソード1,2,3も続いて(あるいは先に)見たので、その特撮のひどさ(スムーズに動けば良いと思っているみたいな特撮)と比べて、4,5,6(R2D2とかC-3POの動きがガチャガチャしてとてもスリリングで、動くために新しいリアリティのレベルが開示されていくかのように思ったこと)を高く評価していたけど、今日見なおしたら、物語としてかなり無理のあるお話だなあ、と思った。
とはいえ、1977年にこの映画が公開された時はムチャクチャ衝撃的だったんだろうなあ。

特に以下の三点が気になった。

・ルークがオビ=ワン・ケノービに心酔する理由とか過程がほとんど描かれていないので、なんでルークがジェダイにシンパシーを抱くに至ったのかがさっぱり分からない。なんだか「正義に酔っ払う中学2年生」のようでもある。ほんの数日前まで田舎でおじおばの手伝いをしていてだけのルークが、最後、己の正義を信じて疑わず、しかも「故郷の星で一番の操縦士だった」という後出しジャンケン的な設定も加えられてデススター攻撃に参加する時の言動は、なんというか、第二次世界大戦時に日本の愛国少年もかくやと思わせる感じだった。
・ハン・ソロは、なぜ、最後、デススター攻撃に戻ってきたのか? ちゃんと逃げれば良いのに。
・デススターもろすぎ。

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