2016-09-23

psychedelic afternoonがサッカーアンセムになっていた

今日、横浜FCと長野バルセイロの試合をNHK-BSで見ていて、カズはかっこいーなー、とか、ベトネムから横浜FCに来たアインという選手は今後有名になるのかもなあ、とか思って見たのだけど、中継が終わるときに、なんだか耳馴染みのあるメロディがディストーションギターで奏でられているのに気づいた。
僕の大好きなpsychedelic afternoonのメロディだった。坂本龍一の1994年のアルバム『sweet revenge』に収録されているやつだ。僕はArto Lindsayが歌うこの曲がとても好きだったので、学部生のときにやってた3ピースのバンドでカバーしてたのだけど、今から考えれば、ダサいカバーだったと思う(実は、けっこう最近まで、このヴォーカルは坂本龍一本人だと思いこんでいたのだけど。今でも、どれがアート・リンゼイの声なのか、実はちゃんと分からない)。






ともあれ、サッカー番組で流れてきたのでとても不思議に思って、ちょろちょろ調べてみて、色々わかった。というか、あんまり調べたことなかったので、単に知らなかっただけなのだけど、びっくりした。
・この曲はそもそもDavid Byrne作詞であること(なのでDavid Byrneが歌うversionが有名であること)
・FIFAワールドカップ招致の曲として作曲された「日本サッカーの歌」という別アレンジの同一楽曲があること(これが天皇杯の入場曲として今でも使われていること)
・この「日本サッカーの歌」に甲本ヒロトが歌詞を付けた「桜のころ」というシングルがリリースされたこと
を知った。





David ByrneとArto Lindsayと甲本ヒロトは、サッカーと坂本龍一を通じて、つながっていたのかあ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スウィート・リヴェンジ
    Psychedelic Afternoon
    ポール・アレックス、アート・リンゼイのヴォーカルによるボサノバ。歌詞は元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンによるもので、内容はボクのおじいさんはヒッピーだったという、ユーモアがあって、かわいいもの。坂本によると「デビッド・バーンのここ10年の傑作」。
    同時期(1994年)に日本サッカー協会から委嘱されFIFAワールドカップ日本誘致の曲として作曲された「日本サッカーの歌[3]は別アレンジの同一楽曲で、伊藤康英編曲による吹奏楽バージョン「日本サッカーの歌/Japanese Soccer Anthem」は、現在でも天皇杯全日本サッカー選手権大会の入場曲として使われている。さらにシングル『桜のころ』がリリースされ、各種アレンジされた楽曲が収録されている。




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