2019-11-02

メモ:顔伯鈞、安田峰俊(編訳)『「暗黒・中国」からの脱出 逃亡・逮捕・拷問・脱獄』(文春新書、2016年)

本当の民主主義がなくとも「庶民」にとっては表面的には資本主義的な生活を送れるのだから中華人民共和国の制度も問題ないのではないか、みたいな考え方がある(と安田峰俊さんも最初に書いている)が、根本的なところで平和平等人権が確保されていない社会は、ちょっとしたことで弾圧される社会でもある、ということがよく分かる。
やっぱ、嫌だなあ、と思った。これが現在進行系の中華人民共和国か。

0 件のコメント: