メモ:マックス・ピカート 1964(1948) 『沈黙の世界』 佐野利勝(訳) 東京:みすず書房。
キツイポエムだった。
時代の文脈の中のものと考えるべし。高踏的でロマンティック。浪漫派的なのかどうかは知らない。
1948年の著作の翻訳(1964年)の訳者解説では「沈黙は欠如態、つまり真空ではないのである。」(訳者解説、276)と言わねばならなかったらしいし、騒音で沈黙と無関係な音楽などというものは考えられないし、そのようなものがあるとすれば、キャバレーなどで騒音となってかきたてられるジャズくらいなものらしい。
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