副反応で何もできないので、あらすじだけ読んで、テキトーに見れそうだと思ったので見たら、とても面白かった。松浦亜弥きっかけでハロプロにハマるベーシストがオタ活のなかで大事な友だちができてくる、というお話。最初の、松浦亜弥のPVを見ながら松浦亜弥の素晴らしさに魅入られていく松坂桃李のシーンあたりから、これはなかなか良い映画じゃないか、と気づき始めた。
僕はまったくアイドル文化に触れてこなかったけど、これ、今40代後半の僕ら世代にとっての20代後半から30代前半のお話なんだな。別に当時の文化風俗がフューチャーされているわけでもないけど、〈若い頃の人間関係の変化〉というテーマがノスタルジックに心に刺さってくる年齢ではある。
音の使い方が面白かった。いくつかのシーンの終わりで長めの無音があったり、楽器リハの音をそのまま次のシーンの背景音楽に使ったり。こういうのって、音楽担当の長谷川白紙さんのアイデアなのか? あるいは監督?
監督とか原作とかからして、きっと今年の2月に公開された時に話題になってたんだろうな。気づいてなかっただけで。「男の墓場」バッジしていたり、劇中のイベントにオシリペンペンズの石井モタ子さんからのお便りがあったりしたし。
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