2011-01-04

memo-Terry Fox

1967年以降、ドローイング、彫刻、パフォーマンスに携わっていて、ドローイング、パフォーマンス、音は全部彫刻の一種で、自分は彫刻家だ、と思っているらしい。
自称/他称の「サウンド・アーティスト」は、用いる素材の中心を「サウンド」に置くか否かで分類できそうだ。
自分の音響作品はアコースティックなもので、レコードやテープなどはそれ自体自律的な作品として作っているらしい(CD作品と、自分の音響作品は別、ということだと思う)が、CDとかレコードしか「流通」しないから、テリー・フォックスはドローンでミニマルな音楽家というイメージしか流通しない。
Terry Fox / Ataraxia [CD] - Art into Lifeとか、Sound Art from Terry Foxとか。

参考:武満徹(監修) アルク出版企画(編) 1993 『MUSIC TODAY 特集 サウンド・アート』 第19号(1993) 東京:リブロポート社。



22歳で亡くなったカナダの義足のマラソンランナーではない。

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