2011-04-17

DVDで松本俊夫『十六歳の戦争』(1973)

十六歳の戦争 [DVD]
B000194U10
秋吉久美子が、現在(1973年)の16歳と28年前(1945年)の16歳の二役。
豊川というところにあった工場が空襲で爆発してたくさん出た死者への鎮魂という意図も込められた映画だったのかもしれないが、ともかく、かなり図式的あるいは観念的に物語を構成しているようだ。なので、28年前の16歳と現在(1973年)の16歳のどちらも秋吉久美子が演じていることから察せられるかもしれないが現在の秋吉久美子は28年前の16歳の「生まれ変わり」である可能性も込められているのだ、といった解説が付録の冊子に書かれているが、ちょっと難しい。
とか。
「物語映画」だと考えると、観念的だし不親切で説明不足が目立つ物語映画だなあ、という感想になる。

今日、5本映画見たな。
近日中に、あと『修羅』と『ドグラ・マグラ』を見る。
『修羅』は唐十郎主演だし、『ドグラ・マグラ』は映画化されたってだけですげえなと思うので、けっこう楽しみである。

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