去年の3月に書いたものです。
Audible Culture: 学術論文あるいは2.論文たち (Audible Culture)をご参照ください。
2008年3月末に復刻(?)されて、「こわい」と評判だった「1860年の声」(これについてはここ参照)を話のきっかけに、フォノトグラフ以前と以後の音響再生産テクノロジーを取り巻くコンテクストを整理しました。
けっこう自分のための論文で、スターンのAudible Pastの一章を他の文献も参照しつつまとめたみたいな論文です。
でも、個人的に、この時期の音響テクノロジーのコンテクストをコンパクトに概観した文章が欲しかったので、この論文をパブリッシュ出来て良かったです。これで「中川2010参照」と書ける。
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久しぶりの業績です。音響テクノロジーについて論文書くの初めてだけど、FirstSounds.orgがあって良かった。
でも去年と一昨年に書いたけど発表出来なかったものを早めに全て出したいので、順調に行けば、今年は紀要論文を5本以上出せるはずです。半分はゲンダイオンガクとかサウンド・アート関連だけど。
粗製乱造で質より量だけど、特にこの一年で、僕はこういう小さなことを積み上げていけば良いと思うようになったので、これで良いと思ってます。僕は「大胆不敵に俊敏に何かの喉元に噛み付く!」みたいなアプローチはできない。
ま、できることをやっていこう、ということで。
普通の話だな、これ。
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