2012-03-25

ジャクソンポロック展@東京国立近代美術館

面白い。ケージと同じ生年なので、生誕100年だったんだな。
ポロックの、あの何というか、絵画的遠近感はないが重層的な画面は面白くて好き。
でも回顧展としてある程度まとまった量を見ることで、なぜ、あんなオールオーバーな画面になっていったのか、とかが、何だか腑に落ちた、という錯覚を得られた。
ああいう画面構成を作ることで世界を手につかめる、と思ったんだろうか? だったら、Google以後のポロック、とかについて考えたら面白いのかもしれん。それは単純なカオスラウンジみたいなものではないだろうと思うし。

個人的には、初期のキュビズム・ミーツ・メキシカンアート、みたいなのが、分かりやすく面白かったです。

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